一言で行ってしまえば表題のとおりではありますが、二人の男が二人共に壮絶な過去を持ち、そのために異世界に来ることになっています。話の筋にこれ以上触れるわけには行きませんが、それがこの長くないお話にハードボイルドな雰囲気を与え、最期まで一気に読ませる世界観を作り出しています。一読をお勧めします。