これはまたキツい展開になりましたね。ハリアルを殺すという決断をできるようになった。成長であるのに素直に喜べはしなくて、苦い感情も抱えざるを得ない。いや、セトを褒めたい気持ちはいっぱいありますけどね!ここでも頑張ったね!!
今の状態が不都合で新しい器を欲しがるってことは、このままハリアルの身体を使われたらシュアの努力も意味のないものになっちゃうってことかしら。そこも気になるところです。
あああ、セトの覚悟に強く胸を突かれました。今のセトだからこそ、できた判断だったのでしょうね。私はセトの決断は正しいものだったと思います。ハリアルさんの護ってきた全てのもの(セトも含めて)を、ハリアルさんの意志を受け継いでいるセトだからこそ理解しているのですね。それはきっと立場が逆なら、セトもそうして欲しいと願っているからかなと思います。
心と頭を分離させて、冷静に状況判断をしたセトは、見事な指揮官です。ハリアルさんの息子は、立派に育ちましたよね。
父親代わりで、心から尊敬している人を奪われたことは、セトの心にとってはすごく辛いことだと思います。
セトがハリアルさんに攻撃を向けたのは、クレイドに渡すくらいなら、という思いと、ハリアルさんの体を必要とする(本当にセトのが欲しいけれど)クレイドへの囮として使ったんですよね。うまく行けば、ハリアルさんの体もろども、クレイドを倒せる算段だった。でもやはりクレイドの方が一歩早く、怪我は負わせられたけれどもハリアルさんは奪われてしまった結果と……。
ハリアルさんを殺すつもりで風の刃を向けたセトの心を思うと、胸が張り裂けそうです。全力でそうしたことも、セトからハリアルさんへの尊敬と愛情あってのことでしょう。逃げおおせてしまったクレイドが憎たらしいですね。ハリアルさんの姿で敵対するなんて、一番堪える場面です。セトに限らず、戦意に大きく影響するでしょうし。それをどうにかすることに頭を動かし始めたセトが切ないですが……今は皆の未来がかかった状況ですものね……。でもでも、何かの奇跡が起きないかなって、願ってしまいます! クレイドの中にはシュアさんがまだいますし、ハリアルさんとシュアさんがどうにか協力とかできないかな……。
ひとまずはユウラと合流できたら……セトの心を少しでも癒してあげて欲しいです! ユウラの存在はすごく大きいですものね。
ああ、これでほぼ追いついてしまいました……。
クレイド、ものすごく強敵なわけなんですが、地味に焦ってますね。シュアが彼の体に入り込んでいることが、けっこう効いているようです。でも、これでハリアル支部長の体を手に入れてしまったらどうなるのかな? ちょっと気になるところです。
セト、ものすごく変わりました! というか以前に増して強くなりました。
今までも十分に強かったんですが、やっぱり自己犠牲が大きすぎて痛々しかったし、冷静なようで気持ちの揺らぎも大きかったですしね。
いろいろ乗り越えて、ユウラが元に戻ったこと、彼女に自分の気持ちを話せたことが大きいですね。
ユウラ、早く帰ってきて欲しい。なんなら、セトをいっぱい甘えさせてほしい。