応援コメント

【Ⅴ】—1 証」への応援コメント

  • ああ、もう、エマレー! うぐぐ、最初あたりの、モナーダさんとエマレが話しているだけで泣けてきますわ……。これはあれですね、すぐにこの空気感に包まれてしまって、感極まってしまうからですね。

    モナーダさんの決意は固く、でもふと揺らいでしまったり、実に人間らしいと感じます。やはり人望のあるお人ですね。エマレや、他の精鋭たちからも信頼されているのがよく分かりました。
    未だ洗脳が解けていない証持ちたちも戦場に投入せねばならない、なんとも辛い戦いですよね。でも祠は守らねばならず、クレイドも倒したい。多くの屍を越えてきたモナーダさんならではの覚悟が感じられて、胸が苦しくなるほどです。

    証持ちたちが倒れ、精鋭の呪使いたちも屠られてしまって……。呪力切れの状態では、どうしようもありませんよね。そもそも疲れ切っているでしょうし……。
    それぞれの家庭事情まで把握していて、生かしてやりたかったと悔しがるモナーダさん、普段から部下たちの話をよく聞いていたのだろうなぁ。生活面で助けてあげたことがあるかもしれないし、相談に乗ったりもあったのかもと思いました。

    エマレの最期はもう本当に、彼の死を賞賛するようでこんなこと言いたくはありませんが、実に見事なものでした。何より、モナーダさんを慕って、斃れた仲間たちを代表して、ああして気持ちを伝えたのですよね。モナーダさんもそれをしっかりと受け取った……。そしてとうとうクレイドが! 身を潜めているいるシュア(キーダも一緒でしょうか?)の作戦に期待します!

    作者からの返信

    エマレ、出してから退場するまでが本当に短くて、ものすごく申し訳なく思っているんですが、感情を抱いてくださったのならよかったです。いい人だったので、できるならもっとたくさんの東条機会を渡せてあげたらよかった……

    決意はしているんですが、それでも情を捨てられはしない人なので、瞬間瞬間で感情のぶれがどうしてもできてしまうところはあるようです。それでも冷静さを失わないでいるのは、流石だなと思いながら書いていました。本当に、感情のぶれが大きい人ほど苦労するなって、この作品を書いていたらとても感じます。でもそういう人ほど人望も得られるのかな、とも思ったり。
    敵が強力過ぎて、どうしても負けがちらつく戦いだと思うんですよ。その中でどう戦うかは本当に難しいと思うんですが、よくやってくれたと思っています。証持ちの兵のことを考えると胸が苦しいですが、彼らとて覚悟の上で洗礼を受けてはいると思うので……

    モナーダは部下を本当に大事にする人で、仰るようにたくさん会話をしてきたんだと思います。一人残らず名前も背景も覚えているんじゃないかな……だからこそ辛いですよね。この方も、もしかしたら将には向いていない人なのかもしれません。でもこういう方だからこそ、やはり人望を集めたのも確か。戦いというのは本当に難しいものです。

    エマレ、本当によくやってくれました。彼は呪使いですけど、武人はかくあるべし、といったような。私は死を賛美したりはしたくないんですけど、心の方は賛美したいです。一番いいのは生き残ることではあったんですが……

    シュア、キーダ、クレイド、そしてモナーダ。この四人がこの戦いでどのような結末を迎えるか。次話で決着です。いつも丁寧に読んでくださって本当にありがとうございます!