応援コメント

【Ⅲ】—1 任命」への応援コメント

  • セトの立派な司令塔ぶり、格好良いです。ユウラがこの場にいたら、惚れ直していたんじゃないかな。
    大勢の前で話すって慣れもあるでしょうけど、意識して話さないといけないことがありますよね。声が届くように、聞き取れるように、意図がしっかり伝わるように。それに、これからという時なので、皆の気持ちも鼓舞しないといけませんし、皆に信頼してもらわねばなりませんし。うわーやっぱり大変だ……。

    セトの話、というか、もうセトボイスが勝手に流れてくるんですが、それはもうしっかりと、理想的な喋り方をしているんですよ。きっとIfさんの言葉選びと、皆の反応を見る『間』とか、とてもうまいからだろうなと思います。

    デリヤに後を任せる、というの、良い選択だと思いました。セトが言ったように、中央での身分はけっこう活用できるところだと思いますし、何より冷静に、俯瞰して物事を見られるところがデリヤにはある気がします。言いにくいことを、言いにくい相手にも言えそうですし。笑 
    過去のスパイ疑惑をきっちりと「過ち」だったと公言したことは、セトにとってもデリヤにとってもケジメになったのかもしれないですね。デリヤが冤罪だったと皆が知って、私も嬉しいです。デリヤにしたら、司令塔として皆に信頼してもらわなきゃいけないところなのに、過去の過ちを話すなんて馬鹿な奴だなぁってことだったんでしょうけど、その反面、これがセトなんだよなって気持ちもあったように思います。そしてそんなセトだからこそ、皆の信頼も得られているんですよね。
    皆とデリヤの溝も少し埋まるかもしれませんね。どうしてもデリヤと話すことも多くなるでしょうし! これもセトの狙いの一つかな。一番は、適任だからですけど、セトは色々と考えていそうです。

    ああ、そうですよね。祈りでできた世界だから、祈りの力は無力じゃない。私も皆の無事を祈っております!

    作者からの返信

    本当はトップに立つよりサブリーダー的なポジションが向いていると私は思っているセトですが、器用なのでやろうと思えばなんでもできちゃう感じはあります。頑張っていますね。
    ユウラが傍にいたら、そうですね、惚れ直しもするでしょうし、ちょっと誇らしげな顔をしていそうです。笑 「どう? あたしたちの副長は頼りがいあるでしょ」って顔で。「あたしは知ってたけど」とも思いつつ。

    セトはハリアルを手本にしているのでしょうけど、彼自身の気質として主観がそれほど強くなく、その分多方面から色んなことを考えるタイプなので、それが反映されて外から求められていることには大体応えられる部分はあるかもしれません。強みなんでしょうけど、苦労する所以でもありますね。笑

    セトボイスが流れてくる、というところ、とても嬉しかったです! 誰かが話しているシーンって一番流れに任せていることが多いので、よく方向性が迷子になりますけど、時々意外性があったりして書いている方も楽しいんですよ。私自身の言葉の選び方というか、やっぱセトの力かな? と思います。いやまあ私の分身みたいなものではあるんですけど!

    ちなみに彼視点で書いてると、四六時中色んな事考え過ぎていて、ほんとーーーーーに進みが遅くなるんですよね。地の文が厚くなっちゃって。ランテって主人公として優秀だなっていっつも思います。笑

    デリヤは政治、上手にやると思います。頭も回りますし、仰るように俯瞰もできる方ですし、仰るようにいざというときの押しも強い。我というか軸が確立されている点でも、向いている気がしています。

    せっかくの優秀な人材です。デリヤの力を遺憾なく発揮できるようにしなくてはなりません。ちゃんとけじめをつけられたのは良かったですよね。
    確かに、これから皆を引っ張る立場で自分の過ちを露呈させるのってまずいかもしれないんですけど(デリヤの「馬鹿」の意味は汲み取ってくださった通りです!)、そうなんですよ、セトらしいやり方だと思います。セトの場合完全に純粋な気持ちからというランテとは違って、多少の打算はしているでしょうけど、ここは結構気持ちに引っ張られた行いかなあ、と思います。
    そうですね、北は結束が強みですし、デリヤと周りの溝も埋めていきたいという気持ちと狙いも、絶対にあると思います。

    祈られてできた存在の祈りは、元の祈りよりは効力は強くないかもしれませんが、無力ではないかもしれない。願いが力に変えられるなら、それって本当に素敵な世界ですよね。

    いつも丁寧に読んでくださり、本当にありがとうございます!