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ユウラに手を取られて振り向けないセトの心情が、言い方が適切ではないですが滅茶苦茶輝いておりました。
この掴まれた一瞬に、ギュッと何かが詰まっているように感じました。
ここからの間もたまりませんっ。
セトの心の中で、様々な感情がビリヤードの玉突きみたいに、ガンガン跳ね返っている所を想像してしまいました。
希望が見えてきたっ。これは……ユウラに感情があると思いたいっ。
と私の心が叫んでおります。
この場面に、二人の強い絆を感じてしまいます。
この奇跡シーン直前の、ランテのユウラへの話しかけにも食いついてしまいました。
何かユウラの行動の後押しを、ランテの言葉がしたのかなーと思うのです。
その後押しは、言葉に乗せたランテの気持ちがそうさせたのか、その言葉に乗せて、ランテが無意識で放った未知の力の片鱗なのか……
そういった妄想も、はかどっちゃう回でしたっ(・v・)
作者からの返信
セトってあんまり素直な行動は見せないので、こういう些細なところから感情を匂わせるしかないんですけど、しっかり感じていただけて嬉しかったです! ありがとうございます!
ビリヤードの玉突きみたいに、という表現が秀逸で……私思うんですけど、うちはとはつんさんって結構詩も向いてそうな感じがするんですよね。いつも比喩が可愛らしくて、それでいて的確で。なんだか勝手にすみません!
ユウラに感情があって欲しいし、ああなってもなお絆がありそうだし、だとしたらとても救いが見えてきますよね。
ランテみたいに、ああやって素直に動ける人もそれはそれで魅力的ですよね。
ユウラが動けたのも、仰るようにランテあってのことかもしれません。素直な心を表現していくこと、大事ですよね!
いつも読んでくださってありがとうございます! とても励みになっています。
ユウラの意思が、たぶん残ってた…!
まだどうなるかはわからないけど、でも希望が見えた気がして胸が詰まってしまいました。
自分ではどうにもできなくて、やっぱりユウラを頼りにするランテにも泣きそうになるし、ユウラとセトの共通点を見つけてセトに任せると言えるユイカにも「よく言ってくれた!」と感激してしまいました。
本当に終始気持ちが揺さぶられっぱなしの話でした。すごかったなあ。
セトはそろそろみんなの気持ちを素直に受け取れるようになってくれると信じてますよ!!
作者からの返信
少し希望が見えてきたような、そんな感じですよね!
ここのところ暗い話が続いていたので、ようやくちょっとでも明るい話を書けたことを嬉しく思っています。笑
ランテもよく頑張ってくれましたし、ユイカ、ようやく姉に会えたのにその姉を送り出そうとできるの、立派ですよね。できた妹だな……って思いながら書いておりました。
良い方に気持ちを揺さぶれたのなら嬉しいです! 悲しい話で心が動くのは、優しい読者さんならある種当たり前だと思うので、できれば明るいことで心を動かしたいんですよね。頑張って書いていきます!
皆さんセトを激励してくださる……ありがとうございますー!
こまめに読んでくださってとても嬉しいです。大変励まされています。いつもありがとうございます!
いきなりですみません💦 ちょっと確認なんですが、ランテがユウラに呼びかける直前の地の文、「モナーダとトウガを順番に視界に入れて」って書いてあるんですが、モナーダってこの場にいませんよね? もしかして、本来は「ソノとトウガを順番に視界に入れて」だったりするんじゃないかな~……?なんて。
「Rehearts」、いつも楽しく読ませてもらってまして、自分は先の展開を色々予測したりするんです。予想通りにいった楽しさもあり、予想外の展開になった楽しさもあり。
んで、思うに、ユウラの復帰ってそんなに引っ張らないんじゃないかと。メタ的なことを言って興ざめこの上ないですが、もう楽の章に入ったのに、メインキャラの一人であるユウラがいつまでも洗礼を受けたままだと、全く活躍させることができないので。エンディングまでこのままってのはさすがにないかなぁ……と。王国での最終決戦の前には復活させるんじゃないかなぁ。だって最終決戦に行く前には、またランテ、セト、ユウラ、テイトの四人がそろって「よーしみんなでベイデル倒そうぜ!」みたいに決意するシーンはさすがに入れるんじゃないかと。これまでの辛い展開も、希望に転じるカタルシスを呼び込む「溜め」のはずなので。何よりこのままじゃユウラがソニモをぶちのめせない。
これも予測なんですが、ケリをつけるべき因縁の相手っていう、いわゆるメインキャラのイベントバトルのボス的位置付けが「セト→クレイド」、「ユウラ→ソニモ」なんじゃないかと。ユウラの旅、ユウラの戦いの終着点がソニモじゃないかと今のところ思っています。
だから、信じますよ。きっともうすぐユウラが帰ってくるって!
結局、ソノの方からは、自分の兄がこの姉妹の悲劇の元凶であることをセトには言いませんでしたね。別にわざわざそれを言ったとて、セトもユイカも精神的に楽になるわけじゃないんですが、それはそれとして、こんな事態を引き起こした、そもそもの張本人は誰なんだというのを確認しとくのも大事だとは思うんですよね。「ウチの兄がすいません。デワーヌ家がすいません」って言えるのはソノだけですし。
ユイカ、強く、聡明で、聞き分けいいですよね。地獄に適応する必要性から鍛えられた強さみたいな。我慢が染みついた、諦めも混ざった強さみたいに思えます。
ユウラとユイカの再開。時に、白歴737年夏の月39日の朝――。ランテが平原で目覚めてからは47日目に相当。
ユウラがレベリアで赤いドレス姿を披露したのは夏の月15日。ステラの結婚式は半年後。Reheartsの一年は400日だから式まで約200日後。ステラはそんな前から結婚式でユウラが着る衣装のことを気にしている。どれだけ当日を楽しみにしていることか……。それまでにはユウラの洗礼が解けていないとステラが悲しむ。ユウラの親友ですから。本編登場していませんが(ユウラのことが好き過ぎてユウラの設定にも詳しくなり過ぎて我ながら気持ち悪い読者だな、と思うんですがユウラ愛を止められませんすみません)。
なんか、本編完結後の後日談とかで、ステラの結婚式でメインキャラみんな一同に会して……みたいな光景を想像してしまいます。メインキャラが冠婚葬祭での軍人としての正装で軍服姿なのにユウラだけドレス姿で恥ずかしそうにしたり、とか。式までおよそ176日ぐらい、それまでにはベイデルを倒し、心置きなく式を挙げられることを祈っております。
作者からの返信
ご指摘いただいたところ、思いっきりやらかしておりました! 人物間違い、前にユウナさんにもご指摘いただいたことがあって(これが一番やばい気がする!)割と私やらかしているみたいで! 気を付けないといけませんね!
サクットさん、本当に先のことを見通して読んでくださって、私嬉しく思っています。ありがとうございます。サクットさんは純粋に作品を愛してくださっているのが本当に伝わってきて、本当に得難い読者さんを得られたと、コメントやツイッターでのつぶやきを拝読するたびもう嬉しくて堪りません。
予想通りにいくところもあって欲しいですし、予想を裏切りたいと思うところもあるので、そのように読んでいただいていることをお伝えくださって嬉しいです。
先のことは語りにくいのはありますが、前にユウラの出て来る短編書いていたら本当に楽しくて、とてもユウラのことが恋しくなっています。笑
でも、そうですね、私は救いを書きたくて書いているのは間違いないので、仰るようにこれまで手間暇かけて「溜め」は作ってきました。割ともうおぜん立ては十分かな、という気持ちではいます。
ボスに関しては、ちょっと相手が強すぎて大変ですが、やっぱりメインメンバーの見せ場は作れればいいかな、という配置の仕方をしたいなとは思っています。頑張れみんなー!
ソノも罪悪感はとてもあると思うんですけど、ここはちょっと予想もつかなかったことが起こってしまって、あまり冷静でいられなかったんじゃないかなと思います。それでもフォローしてくれたりはしてましたけども……
仰るように、姉妹が離れるきっかけを作ってしまったのはソニモだから、その弟として謝ることをしても良かったですよね。そこまで頭回ってなかったような気がします。
ユイカは、はい、元はそんなに強い子ではなかったんですが、やはユウラの妹ですし、素養はあったのかもしれません。諦めの混ざった強さというのはそうかもな、とサクットさんのコメントを拝読して思いました。ユウラのとはちょっと性質の違う強さかも。
ユウラのことをとても思ってくださるの、私、めちゃくちゃ嬉しいです! 気持ち悪いだなんてとんでもない。キャラクターを好きになっていただけるの、本当に嬉しいんですよ。ありがとうございます。
そうなんです。彼女の親友・ステラの結婚式がある。それまでに、ユウラは元に戻っておかないと。
晴れの舞台で親友を悲しませるようなこと、しちゃいけません。ユウラ、頑張れ!
後日談で結婚式ができるような雰囲気になるといいですよね! 二次創作やっている時から、崖っぷち作者と言われているので、今後も安心はあまりできない展開が続きそうですが、最後は幸せな場所に行きつけるといいなと私も願っています。
本当に丁寧に読んでくださって、感謝が尽きません。いつも本当にありがとうございます!
心の奥底にあるユウラさんの意思だったのだろうな。
セトさんの言う強い命令じゃないと思いますね。
洗礼を受けていたとしても、どこかで繫がっているのだと、希望をかすかに感じさせました。
妹さんの、もう姉には戦ってほしくないという気持ちもよくわかります。
その妹さんの気持ちを覆すほどのユウラさんの想いが見えたような気がします。
作者からの返信
ユウラの意志によるものと信じたくなる行動ですよね。
ちょっとくらい希望を持ってくれてもいいんですけど、セトはそうしてくれない! 今参ってるからか、いつも以上に慎重になってしまっています。
そうですよね。洗礼ってかなりの心への暴力ですけど、もしかしたらそれに打ち勝てるものがあるのかもしれない、なんて思える兆候です。
これがユウラの想いの作用なら、彼女が洗礼に打ち勝つ日も近いのかもしれません。
そのときもう一度妹に会い直して、今度こそ喜びの再会を迎えて欲しいものです。
いつも追いかけてくださって本当に嬉しく思っています。ありがとうございます!
ランテの問いかけに応えたのか、自身の内なる意思だったのか。少なくともセトの言う命令の優先順位による行動ではないと感じます。
ユイカが姉を連れていって欲しいと、元に戻ったら連れて帰って欲しいと決断したのは断腸の思いだったのではないかと思います。それでも姉、ユウラの気持ちを感じたからこその決断は、希望に繋がると信じています。
今はユウラの存在が重く、見る度に自分を責めるかもしれませんが、このとき手を繋いで良かったと思える日が来ることを切に願います。
作者からの返信
セトは本当になんだろう、怖がりなんですかね。希望を持つこととか期待をかけることとか、あまりしたがりませんよね。ユウラのこの行動は、仰るように命令によるものとは違うと私も思っています。
ユイカとしては、やはり傍にいて欲しかったり、危険なことはしなかったりしていて欲しかったのでしょうけど、姉の意志を尊重したようで。妹として、立派だなと感じます。
本当に。そうしたことが良い結果に繋がってくれれば……
そう思えるように、これから先、正しく歩んでいきたいですよね。何かが変わっていくことを私も待ちながら、見守っていこうと思います。
いつも丁寧に読んでくださり、本当にありがとうございます!
何とも言い表し難いもので、胸がいっぱいになってしまいました。
ユイカが思っていたこと、セトに言ったことは、私が抱いているものと同じで、だからこそ頷ける部分もあるのですが、彼女の痛みが鮮やかで分かりやすいだけ、摩耗しきっているセトや、ユウラの空っぽさが際立つようで、どちらの様子にも悲しくなってしまうというか、擁護したくなってしまうというか、もどかしかったです。
そんな中、セトとユウラが別れてしまいそうになって、ランテが止めようとして……という流れの時は、「頼むランテ、頼む……!」とこちらまで焦ってしまいました。そうしてこぼれた「セトが行っちゃう……」の後、自発的に動いたユウラの姿に、胸中で悲鳴を上げました。もう本当に、なんて言ったらいいか分からなくて、涙がどんどん滲んでしまって、ここでこんなだったらユウラが戻ったとき大泣きするんじゃないかと危惧しております。
何だかもう、思いの丈が大きすぎて、処理に一苦労です。とりあえず機会を作ったランテに褒めとしてぶつけさせてください。ありがとうランテ、よくやってくれたランテ、本当に二人が別れなくて良かった……。
乱文になってしまってすみません。またお邪魔させていただきます!
作者からの返信
葉霜さんは、本当にセトとユウラの二人に寄り添ってくださって、私とても嬉しいです。ありがとうございます。
書き始める当初から、この二人のことは丁寧に書いていきたいと思っていましたので、そこに注目してくださるのは本当に嬉しくて。
そうなんですよね。ここ、ユイカは分かりやすく外に感情を出すんですけど、セトやユウラはそれぞれに理由があって静かで。悲しくなったり、擁護したくなったりしてくれて嬉しいです。そしてユイカの気持ちに寄り添ってくださったのも。
葉霜さんは本当に移入して読んでくださる……ありがとうございます。私もここはランテに期待をかけながら筆を運んでおりました。
ユウラが動いたシーンで涙してくださったの、本当に嬉しい……洗礼を受けた彼女がどうして動けたのかはここでは不明なんですけど、自分で選んで動いたんだって信じたいですよね。この場にいた人間も、皆がそうだと思います。
ユウラが戻るかどうかはまだお口ミッフィーにしておきますが、そういうシーンを描くときが来たら、ぜひ葉霜さんに泣いていただけるシーンを目指して頑張りたいと思います!
ランテ、よく頑張ってくれていますよね。彼が折れずに踏ん張ってくれるから、私も安心して書き続けることができます。
いやもう本当に、とっても心を傾けて読んでくださったのが伝わってきて、とても嬉しかったです。ありがとうございました!!
良かった……と言っていいのか今の時点ではわからないですが、やっぱりユウラはセトさんのそばにいるのを望んでいるのだろうと、思います。ランテの持つ力が働きかけたのか、ユウラ自身が洗礼から逃れようと戦っているのか、それらの重なりなのか……。
ユイカさんにとっても良かったんじゃないかな。二人がここまで積み重ねてきた信頼と愛情を、片鱗とはいえ見ることができて。
セトさんにとってもユイカさんの言葉は響いたんじゃないかなと、響いてくれたことを願います。
作者からの返信
一応、少しだけ光明が見えたような気がしないでもない感じかなと私は思っています。煮え切らない言葉ですみません!
そうですね。ユウラ自身は間違いなくセトの傍にいたがっていると思います。ユイカが危ない状態なら彼女の傍にいたがったかもしれませんが、一応のところ、今は安全ですしね。
洗礼を克服できたとは言えない状態なんですけど、でも「もしかしたら」って周りが思える変化が彼女にあったのは、何よりその周りのために良かったのかなと思っています。少しでも希望が持てたら、頑張れることもありますもんね。
ユイカも、仰るように、何より大事な姉自身がそういう態度を示したことで、心の中で納得できる部分があったというか……それから、姉が分かれていた間辛いだけじゃなかったかもしれないと思えたところもあって、救われる部分があった気がしています。
そうですね。実の妹の言葉ですから、セトにも何かしら影響を与えているといいなと思います。
読んでくださり、そしてコメントも寄せてくださり、嬉しいです。いつも本当にありがとうございます!
泣かされていますよ私……ユイカの言葉に。
小さな希望が確かに灯った、そう感じております。
洗礼を受けたユウラを前にしたユイカの悲しみ、もう辛いほど伝わってきました。四年ぶり、なのに、待ち望んだ再会がこれですもの。でも、セトからこれまでのことを聞けて、ユウラの生きてきた軌跡がユイカに伝わって良かったなと思いました。ソノさんのフォローは素晴らしかったです。できたお人です。セトのことも、ユイカのことも思いやっての言葉でした。本当に、この人がユイカを護っていてくれて良かったです。
ユウラを預けていくことに、確かに家族がそう望んでいて、やっぱりユウラが危ないから仕方がないよなぁと納得しようとしていたら! ユウラが自らセトを追いかけて手を取るなんて……!
これ、ランテのアレも効いているんじゃないですか。ランテの言葉が届いていたのなら、嬉しいなぁと。セトを助けて、っていうのが届いたって信じます!
ユウラがセトを想う気持ちがこれほど大きいんだって思うと、このユウラの行動がとても尊くて愛おしくて堪りません!
それに加えて、ユイカの言葉で涙腺崩壊ですよ。
「お姉ちゃんが、セトさんと一緒にいた理由が分かる気がする」
これです。
ユイカがユウラのことを心から慕っていて、大切に思っている気持ちにダイレクトアタックされてもう……!
セトの心にも、希望が灯っていればいいな、と思います。
ランテと一緒に私も祈っております!
作者からの返信
できた妹なんですよ……本当に。あんな目に遭ってきたのに、よく心をまっすぐ保ったままに……
ようやく出会えた姉。命があったとはいえ、話すことすらできず……これでは本当に再会と呼んでいいのかすら。
でも、そうですね。今までどこで何をしているかさ分からなかった姉が、ここまでどうやって生きてきたか知ることができたのは、よかった。
ソノも、やばい兄を持っていながら、まっとうな人として育ちました。持って生まれたものの違いでしょうか。この場に彼がいてくれたことを、私はとても感謝しています。
ユウラ、思いがけない行動に出ました。そうなんですよ。ランテが訴えなければなかったことだと思います。
ユウラもよく動いてくれました。彼女のセトへの想いの深さはかねてから出ている通りですが、それがこの動きを助けたのだとしたら、はい、私も尊いことだと思いますし、それほど想われている側も、思いの一端を受け取って欲しいところですよね!
ユイカの言うように、なんだかんだ似た者同士の二人です。
いつか心を取り戻して、しっかりと向き合うことができればよいのですが。
いつも心を動かしながら読んでくださって、本当に光栄です。ありがとうございます!