編集済
偽物には偽物の意地があるっ。
そのランテの感じているものは、たった今この場で確かな手応えをもって感じているものだし、この感情は誰にも偽物だとは言わせないっ。
そのような気迫を感じました。
偽物だと笑うベイデルハルクの方が、誇大妄想の夢の中に住む狂人だと言ってやりたくなりました。
ただベイデルハルクの言っている事を、完全否定できない自分がいまして、ぐぬぬと唸っております。
ランテの上級呪文がベイデルハルクへ通った後の、畳み掛けるような攻撃。
息をもつかせぬ攻撃とは、正にこう言う事だと思いました。
頼むこの連続攻撃で倒れてくれと、一文一文読みながら思ってしまいました。
緊張感がずっと続くので、読んでいるこちらの呼吸が浅くなり、息苦しさを感じるほどでした。
そしてこの場をお借りして、レビューを頂いた感謝をっ。
大変素晴らしいレビューを、ありがとうございました。
ずっと読んでおりました。
何度も読んでホックホクしておりました。
あまりに嬉しくて、しばらくキーボードが手に付きませんでした。
素敵なレビューを書いて頂き、ありがとうございますっ(・v・)
作者からの返信
ランテって難しいことを考えるのが好きじゃないし、考えても仕方ないことは放っておいてしまうタイプなんですけど、今回それが功を奏したようなところはあるかもしれません。当然今は気迫もすごかったのもある気はします!
ベイデルハルクの言っていることはおそらく事実なので、否定はできないんですが、否定できなかったとして、そこから何を選ぶかは本人次第ですよね。
連携としてはとても素晴らしかったんですけど、これで決着がつくかどうかは……そうあって欲しいと、誰もが願ったシーンではあると思いますが、難しいかもしれません。
緊張感があったとのこと、嬉しいです。読み手さんの心を動かせる話を書いていきたいです!
そしてレビュー、気に入っていただけたなら嬉しいです!
本当に好きな作品ですので、これからも更新楽しみにしております!
こちらこそ、コメントくださりありがとうございました!
ランテならそうだろうなぁと思ってましたし、むしろ互いに主張を言葉にできて良かったのではないかなぁと思います。
ランテの存在について自責を感じていただろうミゼにも、自分の存在意義について揺れているセトさんにも、救いの光になっていればいいなと。
ラストバトルの様相を呈して始まった対決ですが、ランテの中の女神様がめっちゃやる気で、つい顔が緩んでしまいました。ランテ個人ではまだまだ制御には至っていない力、ちゃんと使いこなせるように手渡してる!
やはり上回るには始まりの女神の力は必須ですし、良い流れに見えるのですが、あとは白女神の動き方ですよね。
終わりを予感しながら生きるというのは重いもので、王家の取ったやり方も、ベイデル氏の主張も、それぞれがやり方の一つだとは思うんですが、今この場に、人間と、人間ではなくなった者と、人間といっていいか不確かな者とが、集い息を合わせて、一つの脅威に立ち向かっていること。
これも一つの道、今出せる答えの証明なのかもな、などと思いました。
作者からの返信
ランテを信じてくださって嬉しいです。ありがとうございます。全然へこたれませんでした。こんな葛藤の全然ない主人公で大丈夫だろうかと、最近そちらが心配になっています。笑
ランテの言葉が皆への救いになっていれば、とても素敵ですよね。そうあって欲しいなと思っていますが……
女神様、闘志バリバリですよね。笑
仰るようにランテ一人だとまだまだ全然なんですけど、ここでは女神が協力的なので、結構なんとか戦えています。
始まりの女神の協力が得られてはいますが、まだまだ不安材料はたくさんで、そうです。白女神も気がかりです。
敵の存在って結構重要で、というのはよく考えます。ここについては、また後に触れることになると思いますが……
多くのものが手を取り合っていられるのは、ベイデルという共通の敵がいること、というのは大きいんですよね。
白軍だって、黒軍という敵を作り出していたし、黒軍にとってもそう……
長く続いた王国が崩壊したのは、敵がいなかったからなのかな(敵が王国そのものになってしまったからかな)とふと考えたりもして。
でも、「敵を作る」なんて協力の仕方が、成功するとは思えない。だから、皆で手を取りあえること。理由があればそれができることは証明できたから、次はその理由をどう創っていくかの段階なのかな、と思っています。
いつも読んでくださり、素敵な感想をお寄せくださって、本当に感謝で一杯です。ありがとうございます。
編集済
現実においても自分が何者であるか、実は幻であったり、誰かの夢、データーの一部かもしれないなんて考えがありますが、たとえ真実だとしても今自分を作って来た出会った人や思い出は嘘ではありませんものね。
ミゼの想いから創られ奓存在だとしても今胸にある気持ちは嘘じゃないのですから、それは存在している証明に他ならないなと思います。
ここを自分が偽者でもいいと言い切れるのは、ランテの純粋な心あってこそであり、ミゼへの想いの強さでもあるのだろうなと。
圧倒的な力と皆が連携し力を合わせ紡ぐ力のぶつかり合いは、息つく暇もありません。決着は……ついていないんでしょうね(^_^;)ベイデルハルクが次にどうくるのか……
作者からの返信
我々だって世界の在り方が詳しく分かっていないだけで、ランテたちと似たようなものじゃないかなと思うにつけて、在り方が分かってしまったからこその悲劇だったのかな、と考えたりしています。
知らない方が幸福だったってこと、結構色々ありますもんね……
そもそもが人の思いで出来上がった世界ですから、ランテの在り方だって他の人の在り方とそう大きくは変わらないですしね。
仰るようにランテは純粋で、ミゼのために何かができたらそれでいい、という気持ちが優先されるので、苦悩が生まれてきにくいのだと思います。
純粋であることって、結構な強みになるんだなと書いていてとても思いました。
決着は……はい。これではつきそうにありません。もう少し経過を見守ってやってくださると嬉しいです。
いつも本当にありがとうございます! たくさん、支えられています。
ああ、ランテさんだなあ。
今ここに生きて、生きてきたことを認めてそれで『ランテ』として生きてるんだ。
最初、記憶がなかったからこそここまでたどり着いたんだなあと。
ルノアさんも救われますよね。
ベイゼルさんを討ったかという場面で終わってますが、
まあベイゼルさんがここであっさり倒されないだろうなとも思うんですよね……。
白女神もいらっしゃるし。
作者からの返信
ランテ、ぶれないですよね。いつの間にこんなに強くなったんだろう。
物語が始まったときは、記憶のないことにすごく不安になったりしていたんですけど、仰るように最初に記憶がなかったからこそかもしれません。
一から自分を作ってきたような感覚があるのかしら。でも、そうですよね。ランテがランテらしくなってから記憶を思い出せたの、大きかったのかも。ヤケザケさんに言われて気づきました。
まあ、はい、あのベイデルですから、中々簡単には倒れてくれそうにありません……
それと、仰るように白女神もまだいますから、決して予断を許さない状況です。
いつもすぐに読みに来てくださって、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
ああ、ランテ。それでいい。
つい大きく頷いてしまいました。ランテはもうしっかりと自分を確立していますね。セトたちと出会って、ミゼと逢って、彼女を思い出して。ランテとして、懸命に生きてきたからこそ、ランテとして揺らがず、ベイデルハルクの話に悲嘆したりしない。ランテの反応は、納得のものでした。さすがです Ifさん!
ミゼは、当初はランテの向こうの『過去のランテ』を見て話しているようなこともありましたが、今はもう、『ランテ』をしっかり見てくれているんですね。嬉しいです。それもこれも、これまでのランテの、ミゼへの数々の言葉や行動があったからかなぁと思います。
ベイデルハルクに真正面から『哀れだ』と言いましたね。でも彼にはまだ響かない。完全な平行線。彼には彼なりの秩序があって、ランテとは交わらない……二人は対極にいるのですね……。
総力戦が始まって、セトとテイト、ミゼやハリアルさん、アージェたちの息の合った連携に惚れ惚れしておりました!
ランテが始まりの女神の力を借りて放った小さな曙色の光は、ベイデルハルクにどんな効果をもたらすのでしょうか。
ハリアルさんの剣が皆の連携の元、ベイデルハルクの体に。これで決着がついて欲しいところですが、そうもいかないと皆が確信に近く思うほど、ベイデルハルクは常識を逸した強敵なのですよね。うぅ、でもこのまま倒れてくれと思ってしまいます!
日々この物語を読み進めるのを楽しみにしているのですが、明日から四日間、所用のためお伺いできません( ;∀;) せっかくいいところなんですけれど……。家を離れるためPCを開けられず、感想コメントはPC打ちなもので……。また来週からお邪魔させていただきますので、よろしくお願いいたします!
作者からの返信
ランテ、ぶれなさすぎて葛藤の面白みはなかったかもしれませんが、プラスに捉えていただいてとてもよかったです!
昔から難しいことを考えて立ち止まることをよしとしてこなかったので、その気質がそのまま出たかなと。やっぱりランテはランテだったんだなって、書きながら思っていました。
ミゼも、はい、ようやく目の前のランテを受け入れることができ始めました。そうですね、今のランテがまっすぐに向き合い続けた結果です。ひとつ、報われたことになるでしょうか。
ベイデルハルクは全く話を聞く耳を持たないので、どうしても平行線です。ランテもある意味では一徹なので、道が交わることはなさそうです。交わってもやり方が違い過ぎて、相容れそうにはありませんが……
今回のこの戦闘、人数の面でちょっと私が慣れている形を大分外れてしまっているので、悪戦苦闘した覚えがあります。保紫さんは大勢での戦いを本当に上手に書かれるので、とても勉強させていただきました。固定された視点から全部を見通すことってできないんですけど、誰が何をしていたかを上手に補完しながら書けるようになりたい!
ランテやハリアルも奮闘はしていますが……敵が敵なだけあって、なかなか。
あ、すみません、ご丁寧にありがとうございます! お返事が遅くなってしまって大変申し訳ありません! いらしてくださるのを日々楽しみにはさせていただいておりますが、様々ご都合もあるかと思いますので、どうかお気になさらず!
いつも本当にありがとうございます。たくさん心を動かしながら読んでくださって、光栄の至りです。