ついにご対面ですね。お偉方二人の前からみぜさんを連れ出した勇気は大したものだと思いつつ、このことがきっかけでランテに何かが起きるんじゃないかと戦々恐々です。ランテ、行動力ありますよね。みぜさんも嬉しかっただろうな。
それにしても、なかなか最新まで追いつけないな……早くみんなには救われてほしいのにー……! 笑
作者からの返信
本当にランテってなんだか大胆ですよね。マイペースだからこそなせる業かな……笑
ランテは全然後のことを考えていないのがあるので、こんなに目立つことしちゃうと問題にはなっちゃいそうですよね。どうにもならなければいいんですが……
でも、はい、ミゼはこの行動に救われたのは確かだと思います!
すみません、本当に長い話で……ここまで追いついてくださってとても嬉しいですが、負担になっていないかは心配です。まったり気が向いたときに読んでくださると嬉しいです。本当に、いつもありがとうございます!
お話の流れとして、ルノアのランテに対する苛立ちを理解していたつもりでした。
ですがこうして具体的な過去エピソードを知っていくと、その理解に実感が伴っていく感じといいますか、腑に落ちるといいますか、そんな思いに今なっています。
改めてルノアは、今どういう気持ちなのだろうと考えてしまいます。
過去の二人の結末は悲劇で終わりますが、それを踏まえて今現在、ルノアはどういう気持ちで現在のランテと話しているのだろう?
もし私がルノアの立場だったら、どう感じるだろうかと。
ランテの記憶も消えて過去は取り戻せないけれど、今はこうしてまた会うことができて話すことができる。
それ以上の事はできませんが、過去の悲劇が重ければ重いほど、それだけでもう充分に、ありがたいと感じているのではないかなと思ってしまいます。
ランテに記憶が無くても、そのままでいて欲しい。
今のこの状況が、もう充分にありがた過ぎるから。
「今ごろ何言ってんだ、うちはとはつん」と自分で思いますが、本当に今ごろになってそう感じていたりします(・v・)
作者からの返信
どうして、どうして、が積み重なった後に、「なるほど!」となる瞬間が好きで、そういう瞬間を創り出せないかなと四苦八苦しながら物語を書いています。少しでもそういう感覚を味わっていただけていたら嬉しいです!
ルノアの心境は本当に複雑なものだと思います。一言では言い表せないだろうなと、私も彼女について考えるときは感じます。
ランテには幸せに生きていて欲しい、自分に関わらずに穏やかな一生を歩んで欲しいと思う自分と、それと同じくらい、どこかで彼との思い出をもっと積み上げていきたいと願う自分もいたりするんじゃないかなって……そんな自分を罪深く思ってしまうでしょうから、とても辛いだろうな、と。
基本的には、思ってくださったように「今この状況が、もう十分にありがた過ぎる」とルノアは思っていると思います。それでも、もっとを望んでしまう気持ちは、拭えないでしょうけど……
過去が分かった今だからこそ、ルノアの心境がより分かると思うんです。改めて彼女について考えてくださって嬉しいです。ありがとうございます!
過去編のランテ、ミゼを連れていくシーン、感慨深かったです。あの二人を相手に一歩も退かず。こんぐらいの胆力と勇気と行動力はある奴なんだなぁ。今はデリヤに馬鹿にされてばかりでどうしても鈍臭くて機転がきかないように見えるけど、それは現在の地理や世情が全くないのが大きいわけで。
もし過去編にデリヤがいたら、「騎士見習いのくせにシュレムザード家跡取りや騎士長に逆らうなんて正気の沙汰じゃないね」とか、いかにも言いそうなんだけど、意外と大穴で「本気なら姫を君の手で連れ出せばいい。見習いでも君は騎士だ。主君のために何が一番良いか。何を迷っているんだい」みたいなこと言うんじゃないかと思ってます。
作者からの返信
そうなんですよね。ランテって意外と強かというか、気が強いところはあります。
どっちかっていうと後先考えずまず行動から! というところはあるので、危なっかしいところはありますが、動けないよりはいいかもしれないな、なんて思いもします。
デリヤが言うところが正しくもあるので(もうちょっと考えろという部分は)、逆のタイプのデリヤが傍にいたことは良かったと思います。仰るように、世情や地理を理解してくれているという点においても!
過去編にデリヤがいたら、どっちになるか私も考えてみたんですけど、多分サクットさんが仰ってるの両方言うかもしれません。
正気の沙汰ではないけど、考えるだけで何もやれないなら意味はないとも言いそうで。なんだかんだ、デリヤも上流貴族の跡取りだったんですけど、おうち飛び出してきていますから、最後にはやりたいことを優先させる行動力を持っています。その辺で、ランテと通じるところもあるにはありますね。
さすがサクットさん、キャラクターの理解が深い……口調も完全にデリヤで、毎度ながら「おお」となります。いつも本当に、愛を持って作品に接してくださって、ありがとうございます。
あの先輩騎士さんたちはきっと、異形に変わっても王都を守ろうとしていた、あの方たちだったんだろうなぁ、と。しみじみ切なく思いながら読んでましたら、ちょっと待って。銀の髪に緑の目の騎士団長ってもしや……!?
ついに黒幕ズの過去ver.が登場して、まだ婚約段階で結婚まで三ヶ月ほどあるというのに、ぞわぞわしてなりません。なぜミゼが母君と対立することになったのか、女神の力、王国の終わり……まだ謎はありますが、きっと悲しい真相なんだろうなぁと。
貧民街はどこもひどいものなのでしょうが、中央(というか富裕層)の無関心さが殊更現れて、なんとも言えないですよね。
そして、ここで再登場なのか……あの日の少年! もしや神教関係者なのでしょうか。考えすぎかな。
いよいよですね。セトさんがやらかさないか心配ですし、中央に見つかったら色々台無しになっちゃいますし、緊張感増してきましたが、何だろう。やっぱり期待してしまいます。良い流れがきますように!
作者からの返信
この先輩騎士は、実は過去編でまだ出番がありまして。そのとき名前も出てくるのですが、ランテにとっては騎士団の中では一番係わりが深かったかもしれない人です。そして騎士団長は、そうですね! おそらくご推察の通りかなと思います。この頃からランテと付き合いがありました。
黒幕ズという表現に笑ってしまいました。笑
過去編は実はもうかなり大詰めに近いところまで来ておりまして。もう少ししたら過去編のクライマックスになるかなと思います。真相全てをお話しできるかは分かりませんが、そこでかなりのことが明らかになるかなと。
中央の御方々は、基本自分さえよければそれでいい、という感じでしょうから、他人に関心なんて持てないんでしょうね……
少年ようやく現れました。この子は、王都侵入前に出会ったあの盗賊の方々の一味です。神教の人々と繋がりもあるかもしれません。
はい、ここからです。ランテたちには頑張ってもらわなければ。セトも何かやらかさないといいんですがね……
期待を、ありがとうございます。皆で良い流れを引き寄せられるように、頑張ってもらいます!
いつも本当に、じっくり読んでくださって、感謝が尽きません。ありがとうございます!
ランテを思えばこそ、ミゼも避けていたのでしょうね。ミゼと話せなくなってその沈んだ表情に気付き、なんとかしたいと思うランテ。
叱られてでも話したい! その気持ちがなにか、までは気付いていないのでしょうか。
婚約相手のことを調べ、ミゼが幸せになれるか必死に考える姿が目に浮かびます。そして騎士長とベイデルハルクからミゼを引き離すシーンは、ランテの男らしい一面を見た気がします。
以前ミゼが言った、またランテの家に連れていってくれる? そう聞いたときに意図を読んでいれば! っと過去を悔やんでも仕方ありません。
今起きている現実の問題に目を向けてないといけませんね。
目の前の小さな行動を起こすより、根元を正した方が解決の近道である。そう分かっていても実際に悲惨な状況を見ると、手を差し伸べてしまうランテの優しさ。
ここで小さく謝罪したこと、きっと無駄にはならないはず!!
作者からの返信
ミゼの方も、これ以上関わるとランテの前で本音を零してしまいそうで、そうなるとランテを巻き込んでしまうことが分かっていたから、避けていたんだと思います。仰るように、ランテを思えばこそ、ですね……
ランテが自分の気持ちにどれくらい気づいているのかはこの時点では明らかになっていませんが、もう少し待ってくだされば!
そうなんですよね、ランテは自分が隣にいられなくても、ベイデルハルクがいい人なら彼女の幸せを託したかもしれません。でも評判は良くてもどこか信じきれないところがあったんじゃないかな……
あ、ありがとうございます! そこは私もちょっと思って。この瞬間のランテ、いつもより格好いいじゃないかと!笑
今もこの時の男気を取り戻して欲しいものです。笑
そうなんですよねー! あのときの言葉で動けていれば、もっと事態は良くなっていたのかもしれませんけれど、なかなか……仰るように、もうこれからをどうにかしていかないといけないんですけども。
ランテは割きりができない人ですからね。傍にデリヤがいてくれてよかったと思います。いなかったら、延々人助けをしようとして時間を使っていたでしょうし……それでも救いきれないことに気づいて、もっと心を痛めていたでしょう。
なんだかんだ、やはりランテは導かれていますよね、いつも。彼の周囲には、優しい厳しさを持てる人が多い。
いつも丁寧に読んでくださって、本当にありがとうございます! とても嬉しいです……
ルノアさん、結婚した身だからランテさんに会うのは気まずいし、心が折れそうなんだろうな。
身分が違うとわかっていても、ルノアさんのことを想うランテさんが素敵。
ベイデルハルクからそのまま連れ去って欲しい。
にしても、ベイデルハルクは何か王家の秘密でも探っているんだろうな。武器とか宝とか?
手配書がまわりにあるとわかっているのに、堂々としているデリヤさんはすごいなあ。私だったら挙動不審になりそう。
デリヤさんの言うとおり、文字が読めない人ばかりなら余計にしっかりした方がいいんでしょうね。身なりからして、デリヤさんとランテさんは貧民街にいそうな恰好をしていないでしょうから。
作者からの返信
そうですね、多分ルノアはランテに会うと、心が揺れちゃうのが分かっているんだと思います。だから一生懸命距離を取ろうとしているのではないかと……それもまた切ないんですけど。
ランテは、そうですね。それでもやっぱりルノアの現状をどうにかしたいと思っている。
本当に。ベイデルハルクのところから連れ出して、ルノアを守って欲しいんですけど、なかなか一歩を踏み出せずにいます。
彼らが探っていることについては、もうちょっと後になりそうです(七月くらいかな?)その頃にはストックが死滅していそう……笑
デリヤはそうですね、ちょっと自信家なところもあるので、自然と堂々とできちゃうところはありそうな。笑
服装のことは、はい、平原を渡って来たので多少汚れてはいるでしょうけど、それでもやはりここにいる人たちとは違うでしょうから、気をつけておかないと。剣一つ持ってるだけでも違いそうですし……
丁寧なご感想をありがとうございます! いつも追いかけてくださって幸せです。
ミゼに詰め寄っていた騎士長は、ベイデルハルクにもう尻尾を振っていたのでしょうか……。何を聞き出そうとしていたのか気になりますね。しかも強引に。
嘘だと見抜かれながらもミゼをその場から連れ出したランテ、やりますね( *´艸`)!
デリヤとランテの掛け合いは相変わらず面白いです! 特にデリヤの返しが辛辣で( *´艸`)クフフ でも会話を続けているところから、親しみも感じますよデリヤ……!
貧民街の人を放っておけないランテは本当に優しいですね。対してデリヤは合理的。やっぱりランテ一人でなくて正解でした。肝も据わっていますね。他人のことを気にする余裕のある人間はいない、という一文に納得です。生きる執念すら失っているような人たちに見えますから……。
っと、ここであの時の少年が登場とは、思っていませんでした! 確か身のこなしがすごかった気がします。これは期待できそうですね!
作者からの返信
騎士長氏はかなり早い段階でベイデルハルクについていた想定です。悪い奴です。
ランテの行動力は見上げたもので、ミゼもとても救われたと思います。ミゼにランテがいてくれてよかった、と思います。
ランテが全く気にしないので、デリヤの辛辣さも威力が落ちて見えるというか……笑
でもそうなんですよ、デリヤもデリヤでランテとの会話を楽しんでいる節は間違いなくあります。だから構っちゃうんですよね。笑
ランテが一人だったら、目の前のことに夢中になってしまって、動けなくなっていたでしょうから……はい、デリヤがいてくれてよかったです。ここは前に進むしかありません。根本を変えなきゃ、本当に目の前の人しか救えませんからね……
一度出て来たキャラを何度か使う、っていうのはポリシーにしているんですが、皆さん覚えてくださっていなかったりするんです。でも保紫さんはしっかり細部まで覚えてくださっていて、書き手冥利につきます。ありがとうございます!
丁寧に読んでくださっているのが本当にコメントの節々から伝わってきます。ありがたいです。