あぁ、またとても手強いお方が。セトさんが無事だったことを喜びたいのに、Ifさんがそれを許してくれない……!
でも、そうなんです。死んでしまったらそこで終わりだから。たとえこのあとどうなるとしても、セトさんがテイトさんを生かしたこの選択は間違っていないはず。テイトさんも、きっと分かってくれるはず。
最近コメントが感情的になっている気がするなぁ笑
作者からの返信
ここで彼の無事が明らかになるんですけど、そうなんです、全然喜べない状況で! そういうことばっかり書くので、昔よく崖っぷち作者と言われていました。笑
はい。セトはおそらく自身が癒し手ゆえに、死をとても重く受け止めて、可能な限り避けようとするんですよね。だからここでテイトを死なせることはできなかったんですけど……テイトのあのセリフもセトと北支部を思ってのことでしたから、本心からではないはずですし、きっとまた分かり合えるはずです。
心のこもったホットなコメント、とても嬉しいです!
長い物語なのに、ここまで追いかけてくださって本当に嬉しいです。ありがとうございます!
これはしんどい展開ですね。
セトさんなら自分がいくら傷つけられようと耐えるような気がしていましたが、仲間を目の前で傷つけられるのは耐えられない苦痛でしょう。
テイトさんもそれを分かっていたからできる限りセトさんの負担にならないように必死に…
二人の感情がとても切なくて、胸が絞めつけられました。
作者からの返信
この辺り、一番落ちるところで、辛いところを読ませてしまってすみません。
でも、また来てくださって嬉しいです。ありがとうございます。
そうなんですよ……セト自身はむしろ自分を傷つけて情報を吐かせようとするなら、時間稼ぎがいくらでもできてありがたい話なんですけど、敵もやっぱりその辺は賢かったというか。
生死を天秤にかけられたら、屈してしまいますよね。テイトも仰るように分かっていて、だからこそ普段使わないような言葉も使ったんですけど……
捕虜組は本当に何もできない八方塞がりな状況で、どうしていいか。ただ耐えて救いを待つだけしかない状態なのは、本人たちも辛いと思います。
読んでくださり、ありがとうございます!
そうだよなぁ。セトは判ってても見逃せない。見捨てられない。
生きていれば何か、どんな小さな確率でも生き延びてまた戦うことができるかもしれない、という思いもあるだろうな。
作者からの返信
優しいのか甘いのか……とにかく上に立つ人の気質としては、間違いなく苦労するし、向いていない性格でもあるんだと思います。
そうですね。死んでしまえばそれで助かる可能性がなくなってしまうし、生きていれば、という希望が捨てきれなかったんだと思います。
ただ生かす、ということは、これからも死なせないようにしないといけないわけで。そう考えると、自他をより苦しくする選択でもあるのかもしれないな、とも思います。
いつも読んでくださってありがとうございます!
中央のやり方は汚いのですが、用いる方法がセトさんを真似ている辺り、因果のようなものも感じます。テイトさん自身は二度目の瀕死、セトさん以前のことも思い出してしまうでしょうし……。
しかしやっぱり、中央は北を支援するつもりも二人を返すつもりもないんでしょうね。テイトさんだけでなくユウラさんも人質にされてるようなものですから、活路見出すにはランテが外から揺さぶるしかないのでしょうけど、エルティも危機ですし……!
誰かへの非道はいずれ自らに返ってくるものですが、セトさんとしても、それが仲間に返るとまでは思わなかったでしょうね。
彼の心境思えばやるせないし居た堪れないんですが、犠牲を前提に策を練る考え方が少しは変わるといいなぁ、なんて思ったりもします。
とにかくも、今はこのピンチを何とか切り抜けられますように!
作者からの返信
そうなんですよね。実はちょっと因果応報ではあります。
セトとてあれをやりたくてやったわけではないのでしょうけど、やっぱり自分のやったことはいつか自分に返ってきてしまうんでしょうね(今回犠牲になったのはテイトですけど、その方がよりセトは辛いでしょう……)
ランテにはランテでやるべきこと(やりたいこと)が山積みで、本当に、これからが大変な局面になってきています。
ランテが頼りなんだ! というと、ちょっと頼りないような気もして心配ですけど、今はやってくれると信じるしかありません!
本当に。犠牲なんてなくても乗り切る方法を考えてくれるようになればいいな、とは私お思っています。
今回のこの一件、とてもとても辛いことになってしまいましたけど、これが結果的にはプラスになるようになればいいな、って。
温かい祈りをありがとうございます。いつも励まされています!
読んでいて胸が苦しいです。お互いを思う気持ちが強いが故に辛い気持ちも強くなってしまうのかなと。
テイトもセトのことをよく知っているから喋るのは分かっていたでしょう。むしろテイトとしてはセトに苦しみを与え喋るきっかけを作った自分が許せないのではないかと思います。
セトは癒し手であり人体の構造をよく知っていて人の死を回避する方法を知っていますし、自分がいつでも死ぬ覚悟を持ってこのような場面でも一人なら自決を考え確実に死ぬイメージを持っているからこそ、目の前のテイトの死が迫っているのが分かり過ぎて焦る。
全てが悪い方向に出ている感じがより絶望感を与えてくれて辛すぎます。
セトも言っていますがここで喋っても一時的な延命に過ぎなくもっと酷いことも……でも、生きていればなんとかなる! 外ではランテたちがいるから。それだけが今の希望です。
作者からの返信
そうですね……互いが互いを何とも思っていなければ、もっと理的な判断ができたのかもしれませんが、そういうわけでもありませんから……
はい。テイトもきっと、このままではセトが話してしまうのは分かっていたでしょうし、自分がこう言ったところで……というのも、きっとどこかで理解していたような気がします。でも、それでも言わないではいられなかった。迷惑をかけたくなかったから……後で目覚めたときに、きっと悔いるんじゃないかなと思います。
そうなんですよね。癒し手だったからこそ、テイトの死をリアルに感じてしまって、屈してしまった部分もある気がします。
本当にこの辺り、書いている私も辛くて辛くて。もともと明るい話ではないんですけど(暗い話を書こうとしている訳でもないんですけど!)、ついこういう展開が多くなってしまって……
そうですね。もう今は、ランテたちの行動にかけるしかありません。頑張れ主人公!
いつも丁寧に読んでくださって、ありがとうございます。短編も読んでくださって、本当に感謝が尽きません。
うっ。(Ifさんの明るい短編を読んだ後で余計にショックを受けた)
中央のやり方汚い……。
自分の命はどうでもいいと思っていても、仲間の命を大事に思っているセトさんがこんなの耐えられるわけないじゃないか。
テイトさんがセトさんに懇願しているのが本当に苦しい。
呪封じが一時的に外されることで、反撃のチャンスとならないだろうか。
(相手が二人では難しいかあ(;_;))
作者からの返信
すみません! いやもう本当に最近辛い展開が続きすぎていて……誰だこんな話を書いているのは!
私もちょっと連載が今厳しところなので、短編ではつい楽しい話を書きたくなってしまっています。
そうなんですよね。セトには一番効くやり方だったかなと思います。
そしておそらくテイトにも……彼も彼で、セトに迷惑をかけるのは本意じゃないですから……
二人とも、本当に辛かったと思います。
中央のやり方は本当に汚いんですけど、やはり効果的なやり方を知っているな、という感じですね……
セトが万全なら、多分脱出を目論んだんじゃないかなと思うんですけど、今は身体もろくに動かないし、思い切った行動には出られないような気はします。
早く助けが来てくれたら……
いつも読んでくださってありがとうございます! 早く明るくしたい……
わあああ°(৹˃̵﹏˂̵৹)° つ、ツライ。ツライですけど、セト、ありがとうと言いたいです。
セトが喋れるようになっていて、すごく嬉しい。でも状況はまだまだ悪い方向へ向かっていて、ハラハラしながら見ています。
呪封じの輪って相当に厄介ですね。呪力の揺らぎから気持ちを読まれるだなんて、嫌な措置です。
それに、シュア。上品な喋り方で優雅な所作のようですが、なんとなく底意地が悪いような気がしてしまいます。呪の実力はセトより上ですか……ここから抜け出すには、どうしたらよいのでしょう。もはや八方塞がりな気がして! ランテとデリヤを待つしかないのでしょうか……。
テイトも辛いですよね。自分が質になってしまうなんて。
謝るテイトの声が悲しいです。
でも、でもやっぱり、テイトを見殺しになんてできない。そんなセトの気持ちが嬉しかったです。
作者からの返信
セトは仲間の命を守る選択を取りました。一時的だったにせよ……私も同じ立場なら、そうしてしまっていたような気がします。
喋れる程度には回復できたようで、そこはまず喜ばしいことですよね。ただ……はい、かなりまずい状態であるのは変わりません。
気持ちが偽れないことって、本当に危機感がありますよね。嘘も駆け引きも何もかも通用しなくなってしまう。
セトはそれらを武器にするタイプなので、ますますやりづらさを感じていることと思います。
シュアは、中央で生きている人間はどこかしら黒い部分を持っているので、底意地が悪いというのは正しい形容です。そうでないと生きられなかった、という前提はあるかもしれませんが……
抜け出す。かなり絶望的な状況です。やはりどこかから救いの手がなければなかなか……
テイトは、はい、自分たちが捕まっていなければ……と思っていますが、多分これ逆にも当てはまって、テイトたちが捕まっていなければセトの方が殺されていたかもしれない。
だからなんだかんだ、命を守るという観点に立つなら、三人が捕まっていて良かったのかも、なんて言うと彼らに悪いかもしれませんが、実際その側面はありそうです。
ひとまず、誰も死なずに済みました。それ自体は、喜ぶべきことなのかもしれません。
彼らの命があったことを喜んでいただけて嬉しかったです。ありがとうございます!