大切な人ほど巻き込みたくないから、やっぱり手放そうと思っちゃいますよね。
ルノアもそうやって記憶を封印して手放してしまったのでしょうか。
今回のセトとルノアのやりとりは結構重要なシーンだと感じました。
ランテがルノアのことを思い出す日はくるのでしょうか。
楽しみに読み進めていきたいと思います(^^*
作者からの返信
そうなんですよね。大事な人には幸せに生きていて欲しいって思うと、つい危険なところには連れて行きたくない、という気持ちが先に立ってしまう……
ルノアの考えもセトの考えも、とても良く分かります。
でも実際はどうなんだろう。本当のところは、傍にいて欲しかったりするものじゃないのかなあ、なんて、私は二人を見ていたら思います。自制心やら理性やらが強すぎて、それが本音だと思い込んでいるところもあるのかもしれません。
はい、この辺りは重要なところになってきます。
いつかはきっと……ランテは思い出してくれるはず……笑
いつも来てくださってありがとうございます! とても嬉しく思っています。
編集済
同族嫌悪の会話を、楽しませて頂きました。
終始会話に漂う冷たさは、相手が得体の知れない者だからというよりも、まさに同タイプ同士の嫌悪って感じでした。
お互いの立ち位置を入れ替えても、違和感ない会話だなと思ってしまいます。
ルノアの「私はいいんです」は、まさにセトの言葉みたいと思ってしまいました。
そんな中で、セトがもう一人の自分に、ガッツリとその無謀さを説いているのが好きです。
もし気絶しているユウラが聞いたら、どんな顔をするのだろうと想像してしまいます。
ルノアの最期の問いかけ。
優しさを感じるのですが、ここにルノアの、もう一人の自分に対しての同族嫌悪を一番感じてしまいました。
もう一人の自分が、こう聞かれたらどう答えるのか?
同族に対しての苛立ち(嫌い)と、期待(好き)を込めながら、聞いている気がしてしまいました。
二人の距離感が素敵っ(・v・)
作者からの返信
この二人、最初は似ていると思っていなかったんですけど、書いているうちに「似ているな……」となっていった二人です。
そうですね。お互い警戒する気持ちがゼロではなかったでしょうけど、話しているうちに相手の考えていることがかなり分かるようになってしまって、同属嫌悪に繋がっていったのだと思います。
どちらも背負い込みすぎる傾向があるので、本当に、この二人は似てますね。台詞を入れ替えても割と違和感ない、というのはその通りで私もちょっとびっくりしてしまいました。笑
ね。セトも本当は分かっているんでしょうけどね……他人を見るときは冷静になれても、自分を見るときはどこか見えなくなってしまうところがあるのだろうと思います。
ユウラが聞いていたら……その場では口を閉ざしていたような気がしますが、後からセトに何かしらのアプローチをしていた気はします。
ルノアもセトも、自分が好きではなくて仕方ないので、同属嫌悪覚えやすい気質な気はします。
ルノアとセトについて思いをはせてくださってありがとうございます。いつも丁寧に感想を書いてくださって、大変嬉しいです。ありがとうございました!
わたくし、レビューを間違えていました!
完全にユウラとルノアの名前がごっちゃになっていました。謎の美女はルノアですよね。大変失礼いたしました。
さて、少しずつ謎が明かされてきましたが……。ランテは『特別』で、中央はランテを欲しがってる。さらに謎深まる……(>o<")
でも謎こそが先を読み進めたいエネルギーになります!いつかランテが自分が何者なのか思い出すときが、読者にも謎が解き明かされるときかしら?
そのときを楽しみに、これからも読み進めてまいります。
作者からの返信
お気になさらないでください! 登場人物が多いお話なので、つい頭の中でごっちゃになったりはあると思います。むしろ、紛らわしくてごめんなさい。
ランテがどう特別なのかは、やっぱりじわじわとしか情報が出ませんが、少しずつ明るみに出て行くかなと思います。
謎がエネルギーになると仰っていただけるのはとても嬉しいです! まだまだ話を膨らませている途中なので、これからもしばらく謎は出続けるかもしれませんが、追いかけてくださると嬉しいです。
いつもありがとうございます!
ランテさん、中央から狙われているのか。
居場所を知られたら大変なことになりそう。
北に西に中央に。国の内情がごたごたしてそうな。
今まで黒軍がでていなかったので、どんな感じなのか楽しみではあります。
記憶を消してしまう。
その誘いは甘いですね。一人だけで立ち向かえば、犠牲は一人で済む。
ただ、一人でなんとかなることなのか。
ユウラはセトを心配していただけに、記憶を消して欲しくないと思いますが。
次を待ってます。
作者からの返信
中央は理由があって、ランテが喉から手が出るほど欲しいんです。
もう北の面々と一緒にいることはばれてしまってので、ここからが大変ですね。ランテは逃げ切れるでしょうか……
ちょっとややこしくなってきて、読者の皆さんを混乱させてしまわないかが心配です。今白軍は、黒軍相手というより中身のごだごだで手が一杯ですから、できれば黒軍には大人しくしていていただきたいものですが。
ユウラの立場に立ったら、勝手にそんなことをされたらたまらないとはおもいます。セトもそれは分かっているんでしょうけど、それでも安全な場所にいてくれるなら……という思いは拭えない。何を選ぶべきか、難しい決断になりそうです。
いつも丁寧に読んでくださってありがとうございます!
ルノアの事をもっと知ってから読むと、この時のルノアの心情がより深く理解出来ますね。
本当に性格がセトに似てるから、会話こそ噛み合っているようでありながら、まるで磁石の同極のように反発している様が伝わってきます。
(気の所為かもしれません)
この二人が手を取り会わないときっと聖者という名の悪魔の思うツボになっていくのでしょうから、ランテという繋ぎはとても大事な存在だと言うことを改めて感じさせられます。
ただやっぱりセトもユウラも、いつもやられていて、よく殉職しないなと思うくらいダメージ受けてますね💦
多分ここまでの話で二人が無傷だった事なかったのでは?と思います(これまた気の所為かもしれません)
ともあれ、この時点でセトから西支部の情報を仕入れたルノアの心の内を読み解くのも楽しいと思いますし、記憶を取り戻したランテとどう聖者たちと向き合っていくのか今一度追体験させていただきます♪