ないものねだりと天邪鬼

必死になって,何かに打ち込んでいる人たち。

故意か否か,流されて真剣にがんばる人たち。


全部,反吐が出そうだ。


そう思ってた。

今も,ちょっと拒絶したくなる。


ただ,手元にはなにもなくて。

後悔はないし,戻りたくないと思うくらいには生きてきた。


苦しかった。

曲げられなかった。


どこかでは未来をわかってた。

今の自分を,許してあげられない。


きっと,なにもない人はいっぱいいて。

そう思ってるのは自分だけだったりするんだろう。


だけどどうして,持ってないものしか欲しがれない。

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ある日 夏永遊楽 @yura_hassenka

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