あとがき

 はいどうも。ここまでお読みいただきありがとうございます。作者です。『メモ記紀っ!』シリーズ第一弾、『勇者様の魔王討伐するための大冒険!』はこれにて完結です。あとがき書きたかったので完結できたのはうれしいですね。


 お気づきの方も多いでしょうが、このシリーズは一弾ごとに全く別の小説を載せる、短編小説集のような形で掲載していくつもりです。第二弾では、今回とは関係のないキャラやお話を書く感じ。文体とかを統一していく感じになるんじゃないかな、多分ね。


 読んでいて、描写の少なさに眩暈を覚えた方もいるかと思います。あとはセリフの後ろに名前とか。書きたくないことを書かず、情報の穴埋めをするとあんな感じになります。私にとってはベストですね。キャラ設定考えるときに読みやすい。


 設定というのは、私が小説を書く理由の一つです。キャラ設定を増やしたり、舞台設定を考えたり、設定を考えている間というのはとても楽しいものです。おまけのキャラ設定も、本当は全アイテム書きたかったんですよ。今週中に全話公開したいから妥協したけどね。あとで書き足すかもしれません。とにかく設定を考えるのは楽しいのですよ。


 逆に楽しくないのが、ストーリーですね。今回、最初に『勇者が魔王を倒す』『四天王を出す』という2つだけの条件で書き始めたんですよ。そしたら途中で「街の数は最低3つは出すべきかな」とか「ザコ戦を中盤と終盤に1回ずつ挟んだ方がバランスがいいかな」とか「ライバル戦は何回か入れよう」とか、追加条件が頭に浮かびやがるんですよ。


 そんなもの入れなきゃもっと短くて済むのにね。ここばかりは反省するべき点だと思います。書きたいシーンを1つ増やすと、その導入と結末という面倒なシーンが2つ増えるんですよ。魔王がいつまで経っても倒せないわけです。しかも読み終わると、ストーリーなんかまったく頭に残らない。辛いですね。キャラ設定を増やす材料にはなったから、そこまで損ではないはずなのですけど。


 第二弾では、ある程度大筋の決まってるやつを書くつもりなので、気をつけたいですね。ストーリーに余計な条件追加をすれば、間違いなく終わりませんし。第一弾が、超絶シンプルな魔王討伐話の予定なのに手間取ったくらいですから。


 というわけで、あとがきで書きたかったことを書けました。ストーリーとキャラ設定の下りですね。満足したのでこれにてあとがきは終わりです。ここまで読み進めていただき、ありがとうございましたー。

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メモ記紀っ!『勇者様の魔王討伐するための大冒険!』 神離人 @sinrinin

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