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  • 余話への応援コメント

    今回も純愛ものですね。私は好きです!さりげなく恋のキューピッドになるシャイな乾さん。

    この物語のベースとなったという聊斎志異の中のお話って何ですか?

    自分でも聊斎志異の中からリメイク(緑色のカーディガン)する程好きなんですが、どの話なのか分かりませんでした。

    しかも落語にもなっているんですよね。これまた割に知っているほうだと自負していたのですが、全く分かりませんでした(汗)

    聊斎志異の事を聞く前は古典落語をモチーフと聞いて「心眼」かな、と予想していたんですよねー。

    作者からの返信

    お読み頂き有難うございます。
    『聊斎志異』の中にあるのは、一人の美しい女郎に、貧しい書生が恋をし、たった一度だけもてなしてくれる。
    しかし女郎はその美しさから朋輩の嫉妬を買ってしまった。
    ある時彼女は店にやってきた一人の老人から顔に泥を塗られ、それが原因で醜い痣が出来てしまい、朋輩たちから追放されてしまう・・・・と言うお話です。
    タイトルははっきりと知りませんが、オチにつきましては、本作と大体同じです。
    古典落語の方は『惜しむべし』という外題で、老人が女郎に会った時、
    『惜しむべし、惜しむべし』と言いながら泥を塗る・・・・というところから来ています。
    失礼しました。
    聊斎志異に載っているのは、瑞雲というお話です。
    実は老人は仙人で『お前はあまりにも美しすぎるから、周囲の嫉妬を買ってしまう。いつか見かけだけではなく、お前の心根を理解してくれる人間が出てきたら、元に戻してやろうと思っていた』と語り、妓楼を追放されて物乞いをしていた彼女を、出世した貧乏書生が妻にした後、持っていた水で顔を洗ってやると・・・・というくだりになっています。
    いずれも子供の頃に読んだり、ラジオで聞いただけですから、正確なところははっきりとは分かりませんが、心に深く残っていたので、今回モチーフにさせて頂きました。

    編集済
  • 余話への応援コメント

    とても素敵なハッピーエンドでした(。>﹏<。)✨✨
    春美さんの、自分が康雄さんに相応しい女性になれたと確信出来るまでは、薬を飲まないという考え、本当に素敵だと思いました!
    次回作も期待してます!!

    作者からの返信

    お読み頂き、有難うございます。彼女の本当のやさしさに気づいてくれた康雄君・・・・その後どうなったんでしょう。私も気になるところです。

  • 余話への応援コメント

     もし自分の中に傲るものを見出してしまったならば、その赤いほうの薬を飲んでしまいたいですね。わりと今そんな気分ではありますが……。何を為したら白い薬を飲むことを自分に許可しましょうか。あるいは良き友に委ねるか。今回もとても素晴らしいお話でした! ありがとうございました!

    作者からの返信

    お読み頂き有難うございます。前にも記しましたが、これは中国の説話集の古典”聊斎志異”と、それを元にした古典落語の中に似た話がありましたので、それをモチーフにしてみました。
    本当は春美さんの顔が綺麗に治ったという終わり方にしても良かったんでしょうが、余韻を残したラストにした方が良いと思いましたんでね。

  • その5への応援コメント

    そんな事情があって、顔に痣が……。
    これまで本当に色々と辛かったでしょうが、春美さんは、
    自分の内面を愛してくれる人とキレイな顔を両方得るのですね。
    良かったです✨

    作者からの返信

    お読み頂き有難うございます。春美さんの父親のしたことは、悪魔の実験なのですが、娘を思う心がそうさせたんでしょう。この先どうなるか?私自身もきになるところであります。


  • 編集済

    その5への応援コメント

     はああ……。春美さんが、痣の無かった時期含めこれまでの時間を何を思って過ごしてきたのか。これまでの余分なところの無い精緻な描写から、それが十分に推し量られますし、痛切なまでに私の心に迫ってきます。そして、それが贖われる、今この時ですね。これは涙を禁じ得ませんです。杉田氏の行いは決して正しいとは言えませんが、それは大島青年の登場をもって補完されるんですね。不遇を受けてもなお人の世の善性を信じ、娘を信じていた。乾さんは淡々と、その橋渡しをする。その役割を受け持てるのは、やはり、ハードボイルドをおいて他には無いのではないでしょうか! ハードボイルドばんざい!

    作者からの返信

    お読み頂き有難うございます。杉田氏の行為は研究者としても、父親としても決して許されざるものでしょう。それは彼自身が一番良く知っていたと思います。しかし大島青年という、春美の本当の心根を理解してくれる人物が出てきてくれて、良かったと私も思っています。
    私の小説は乾の一人称形式になっていますから、その点多少無理が生じるところがありますので、幾分苦し紛れのところもありますけれど、理解者がいて下さるというのは、本当に有難いことであります。
    ハードボイルドっていうジャンルは、主人公はあくまで『狂言回し』であることを以て見つけたりというところも、多分に心がけてみました。

  • その4への応援コメント

    なんだかんだ言っても、乾さん、優しいですね(*^^*)
    次話で杉田春美さんとどんな会話が繰り広げられるのか……
    とても楽しみです✨✨

  • その4への応援コメント

    「一緒に来てください」「付き合ったことがない」「倍増しだ!」
     乾さん、ついにキレましたね!w 冷門さんの遊び心を感じました。

    作者からの返信

    お読み頂き有難うございます。
    彼は基本的に冷静な男ですから、切れるなんてことは滅多にないんですけど、毎度同じことを言われてますと、時にはこうした嫌味も口に出してしまうものであります。

  • その3への応援コメント

    痣がなかった頃があったんですね。そして今とは全くの別人だった。
    赤と白の薬瓶とは……?!
    あの痣はどうやって出来たのか、次話で分かりそうですね!
    気になる展開が続きます!

    作者からの返信

    お読み頂き有難うございます。この物語はある中国の説話集がヒントになっています。
    若いころ読んで、非常に感銘を受けたものです。
    さて、杉田春美の過去に何があったのか?その辺りをどう持ってゆくかは乾の腕の見せ所でしょうか?w

  • その3への応援コメント

     今の彼女からは想像もつかないですね。何があったんでしょう? 雰囲気たっぷりでほんとすごいです。これなんですよね、これ!

    作者からの返信

    いつもお読み頂き、有難うございます。この作品には昔の童話や、中国の伝奇説話集、そして日本の古典落語などをモチーフにしています。
    ハードボイルドとしてはいささか本道に外れるかもしれませんが、こういうお話を書くのが結構好きなんですよ。

  • その2 への応援コメント

    杉田春美さん。顔に痣があるのは気になりますが、
    うーん、とても真面目で、普通の人に見えますね……
    何かあったりするのでしょうか……

    もう普通に声をかけて告白しちゃえばいいのに、と思ったりもしますが……
    すごい秘密があったりして、とかも想像してみたり……

    次話がとても気になります!

    作者からの返信

    お読み頂き有難うございます。
    人というのは、どうしても見た目だけに捉われてしまいがちになりますね。確かに見た目も大事なんですが・・・・今回の所はその辺を追求してみたいと思い、この作品を書き始めました。
    しかしそこはやはり乾のことですからね。ただでは進まないと思います。

  • その2 への応援コメント

     物好きだな、と私も思わずにはいられませんが、はてさて……。このタイトルの意味も、まだちょっと計りかねますね……。

    作者からの返信

    お読み頂き、有難うございます。いやいや、毎度本当にご指摘有難うございます。タイトルをつけるのは、始終悩んでばかりです。
    途中で変更することもしばしばです。そうなったときに、何卒ご容赦下さいませ。

  • その1 への応援コメント

    こんなに次々と新作を発表されているのが、凄いです!
    そして今回も面白そうな出だしでわくわくしています!
    これからどう話が進んでいくのか……
    楽しみにしています(*^^*)✨✨

    作者からの返信

    お読み頂き、感謝しております。
    『小説家になりたければ、兎に角書きなさい』、ある有名な作家の言葉が私の守り本尊であります。
     幸い今のところ時間的にも余裕がありますから、出来のいい悪いは別として、兎に角毎日書くこと、これだけを日課にしております。
     プロの作家さんと違いまして、趣味としてやっている限りは、書いたものでも自由に書き直しが出来ますからね。
    今回の作品は、ハードボイルドの本道から少しばかり外れた作品になると思います。その点をご容赦下さい。

  • その1 への応援コメント

     一見、わりと普通めな依頼のように思われますが……はてさて。

    作者からの返信

    お読み頂き、有難うございます。新作を上げるたびに『書き出しをどうしよう』と悩みます。
    簡単なプロットと、後は書き出しが決まれば、本当にすいすいと書けて行きます。
    (出来が良いか悪いかは別としてw)
    私は今まで完全な意味での『バッドエンド』は殆ど書いたことがありません。
    そういう性分なんでしょうね。きっと。
    でも一度書いてみようと企んではいますけれどw
    さて、今回はどうなりますやら・・・・?