応援コメント

その5」への応援コメント

  • そんな事情があって、顔に痣が……。
    これまで本当に色々と辛かったでしょうが、春美さんは、
    自分の内面を愛してくれる人とキレイな顔を両方得るのですね。
    良かったです✨

    作者からの返信

    お読み頂き有難うございます。春美さんの父親のしたことは、悪魔の実験なのですが、娘を思う心がそうさせたんでしょう。この先どうなるか?私自身もきになるところであります。


  • 編集済

     はああ……。春美さんが、痣の無かった時期含めこれまでの時間を何を思って過ごしてきたのか。これまでの余分なところの無い精緻な描写から、それが十分に推し量られますし、痛切なまでに私の心に迫ってきます。そして、それが贖われる、今この時ですね。これは涙を禁じ得ませんです。杉田氏の行いは決して正しいとは言えませんが、それは大島青年の登場をもって補完されるんですね。不遇を受けてもなお人の世の善性を信じ、娘を信じていた。乾さんは淡々と、その橋渡しをする。その役割を受け持てるのは、やはり、ハードボイルドをおいて他には無いのではないでしょうか! ハードボイルドばんざい!

    作者からの返信

    お読み頂き有難うございます。杉田氏の行為は研究者としても、父親としても決して許されざるものでしょう。それは彼自身が一番良く知っていたと思います。しかし大島青年という、春美の本当の心根を理解してくれる人物が出てきてくれて、良かったと私も思っています。
    私の小説は乾の一人称形式になっていますから、その点多少無理が生じるところがありますので、幾分苦し紛れのところもありますけれど、理解者がいて下さるというのは、本当に有難いことであります。
    ハードボイルドっていうジャンルは、主人公はあくまで『狂言回し』であることを以て見つけたりというところも、多分に心がけてみました。