■018――旅の合間の冒険者修行

 俺は手に入れたばかりの神アイテム・スクリーバ――コピー機を色々試してみた。

 スクリーバの見た目は両手で持ち上げられるくらいの複合機だった。前面に小さなディスプレイと操作盤が付いている。

 魔石を背面のスロットにセットすると、ライフゲージの様なバーが虹色に点灯した。銀貨を投入口に一枚入れるとディスプレイの紙残数が“5000”になった。

 蓋を持ち上げてガラス面にナスコさんが書いたゲンマの絵(中立地帯の記念式典での正装姿。美化百五十パーセントくらい)を置いて蓋を閉じ大きいボタンを押した。光が走査して紙が排出される。カウントは一減って魔石バーは一ミリくらい減った。

「ふーん、ちゃんとコピーできてるなぁ。紙も和紙並みにしっかりしてるし。相変わらず物理法則ガン無視で気持ち悪いけど」

 俺はモジュローの鑑定を思い返した。

 確か、『文書の複製を生み出す』だったな。

 インベントリから森川に貰ったエンチャント付与の巻物を取り出す。

 これも文書と言えるのか?試しに二部コピーしてみよう。

 セットしてボタンを押すと普通のコピーより時間をかけて巻物が二枚排出された。カウントは二減って、魔石バーは十ミリくらい減った。

 俺は出てきたコピー巻物一枚をもう一枚の方に使った《 クエリエリ 》。

 “エンチャントスクロール【クエリエリ】簡易アイテム鑑定が一回だけできる”、とメッセージが表示され、使用したコピー巻物はパーティクルと共に消失した。

「これヤバいんじゃないか……?」

「へぇー……なかなか面白いねぇ」

 いつの間にかゲンブが顎に手を当てて背後に立っていた。

「魔石の補給は龍王国で何とかするとして……使い方次第では凶悪だね」

 ゲンブはテーブルに置いてあったナスコさんの絵を手に取って苦笑した。

「これがゲンマ?君らにはこう見えてるの?あんまり似てないと思うけど?」

 紙をヒラヒラさせて呆れ気味に言った。

 俺は紙を取り上げた。

「ローラお嬢さんに頼まれたんだよ。二百部必要なんだと」

「何に使うんだろうね?」

「さぁ」

 どっちかというと知りたくないな。多分布教活動だろうが。



「まぁまぁ、こんなに早く複製画が大量に作れるなんて……!有難うございますわ」

 俺からコピー二百部を受け取ったローラはにっこり微笑んだ。

「先生――!!」

 ナスコさんは俺の足元にフライング土下座からのスライディング五体投地する勢いで飛び込んだ。

「うわっ!」

 俺は人知を超えたありえないモーションに後ずさる。

「どうか!どうか!!私がサメイション商会龍王国支店出張の暁には!その神アイテムを使わせてください!お願いします!何でもしますから!!」

 ん?今、何でもするって……いや、このネタはやめよう。いろんな意味で不適切だ。しかしなー、どうしよっかなー?悩むなぁ。

「使わせてあげればいいじゃないですか?何を悩んでいるのですか?」

 モジュローは呑気に言っているが……お前も餌食になる可能性も高いんだぞ。

「え、え、え、餌食なんて、やだなー、そ、そ、そそんな訳ある筈な、な、ないですよー」

「何を動揺しているのですか?」

 お前は知らんでいい、モジュロー。ちびっこは知らなくていいんだ。そして出来れば餌食にするのはゲンマだけにしてくれ。

「何の話なのさ……」

 ゲンブは不穏な空気に不吉なものを感じ取ったようだが多分手遅れだ。生贄となってくれ、はっはっはっ。

 俺はナスコさんに向き合って言った。

「真面目な話、スクリーバの管理は森川に一任する予定なんだ」

「……げっ」

「森川にはよーく話をしておくから、それでいいなら実費でどうぞ」

「ぐぬぬ……」



 ゲンブはイテレータの館に出かけた。

 会談が行われ何かの協定が結ばれるのだろう。


 それとレイドがやってきてモジュローの奴隷身分解除の手続きをしてくれた。

 これで彼も基本憲章のもとに行動の自由が認められる。

 レイドはゲットの件で連絡が遅れた事を謝ってくれたが、俺の詰めが甘かっただけなので気にしてないと伝えた。

 ゲットは麻痺の状態異常を付与した上で拘束したまま、南部にあるブレークの鉱山に移送したようだ。到着には二、三週間かかるだろう。


 俺はサメイション商会の厨房を借りてゲンブのリクエストのプリンを作っている。

 ゲンブは柔らか濃厚プリンを希望したので多めに作る。どうせみんな食べるだろうし。

 卵白が大量に余ったのでついでにラングドシャも作っておく。こういう焼き菓子は暇な時に作っておくと後々便利なんだよな。

 俺が作業する傍らでは料理人が血眼でメモを取っていた。

「召喚者って料理できる者が少ないんで助かりますよ……そのくせ味にうるさいのが多くて……はぁー」

 苦労してるな。料理の経験者でも道具や材料が異なれば同じように調理するのはスキル持ちでなければ困難だろう。

 そもそもレシピを正確に覚えている者がどれだけいることか。

 恐らくだが、俺は“記憶”のスキルの恩恵で作ったことのある料理のレシピは簡単に思い出せたし、ジョイスの所で働いた経験で、この地の料理道具はなんとか扱えた。特にお菓子系はレシピの分量を正確に計量する事を求められるので碌な準備もなしで来たものには再現は困難だろう。

 地球にいた時、暇つぶしで料理のライブ配信をした経験がこんなところで生きるとは。人生わからないな……いや、わかるかよこんなの。



 数時間後、何事もなくゲンブは戻ってきた。

「実りの多い会談だったよ」

 俺の作った濃厚プリンに満足げに舌鼓を打ちつつそれだけ言った。

 それ以上は国家機密なのだろう。

「カンナヅキ、何故テル・ムーサとゲンブ様は二人分で私は一人分なのですか?」

 モジュローは恨めしげに食べ終わったプリンの容器越しにこちらを睨みつつ抗議した。

「甘い物は好きじゃないみたいなこと言ってなかったっけ?」

「言ってません」

「お菓子を食べすぎると晩御飯が入らなくなくなるぞ」

「……子供扱いされるのは不快なのですが」

「おやつのライバルが増えてきましたね……私はいつでもバケツプリンでよろしいですよ?先生」

「ゲンブ様!これは料理人に研究させますので是非今後に期待してくださいね!」

「う、うん」

「は、はう〜プリンだよ〜〜文明の味がするよ〜う」

「……どうやって森川さんを丸め込もう……」

 なんかカオスだな。あと、森川の懐柔は諦めろ。



 出発の日、エモートの街外れまでアイサムとその部下二人が護衛に付いて来てくれた。

「人間領域程ではないが、都市の外は治安がいいとは言い難い。どうかお気をつけて……」

「うん、有難う。イテレータにもよろしく言ってね」

「はい、ゲンブ様……それと、カンナヅキ殿、イテレータ様が其方に感謝をしておられた」

「ん?なんでだ?」

「『自分が成し遂げたことがちゃんと評価されたのは嬉しかった。その事をすっかり忘れていた』との事だ……私からも礼を言いたい。あの方は過小評価されていると常々思っていたのだが私には適切な言葉を紡ぐことが出来なかった」

 あー、いや、別にいいよ。なんだかんだ言っても保身でやったことだし。しかもあんな素晴らしいアイテムをタダでくれちゃうなんて本当、太っ腹ないい人だよな。

「……あのー、自分もいいっスか?」

 アイサムの部下のバズが頭を掻きながら近寄ってきた。

「モリカワに会うことがあったら、バーナード・ペタロイドがすまなかった、と言ってたと伝えて欲しいっス」

「俺は謝らないからな!!」

 アイサムの二人の部下の一人、ヒズこと氷頭三志郎は頑なな態度を崩さなかった。

「いや、あれは謝ったほうがいいっスよ……」

「絶対嫌だ!アイツちょっと才能あるからって図に乗って俺らを見下した上にイノちゃんにワガママ言いまくって泣かせたんだぞ!俺は悪くない!」

 ああ……これは森川に同情するかな。

「大体アイツは高卒の分際で生意気なんだよ!大卒の俺の言う事にいちいち小馬鹿にした顔して……ちくしょう!俺に魔法の才能があれば!イノちゃんとイチャイチャできるのに!クソォ!!」

 森川は高専卒で高卒ではないのだが……それを指摘しても不毛な気がするのでスルーする。つーか異世界に来て結構経ってるはずなのに学歴コンプって、こじらせすぎだろう。

 こんなのに絡まれるなんて、俺以上にコミュ障の森川にしてみれば暴走トラックに衝突された上に対向車に轢かれたような災難だろう。

 そもそも森川は女性の好みは結構厳しい印象だ。

 サリシスのように自分の職業を持って役目を果たしている人や、テルさんのように制服姿で有能な人には敬意を持って接するが、自堕落で怠惰な人や露出の多い格好の女性には露骨に冷たく、嫌悪の表情を隠そうともしない。

 イノのように可愛さだけで万事乗り切ってきたような努力しないタイプは到底受け入れがたいのだろう。

「ああ、イノちゃん……今、どこにいるんだ……俺なら君を幸せにしてあげるのに!」

 見た目、黒光りツーブロックゴリラのヒズは涙で潤ませた目で幻想の中のイノを見つめて手を差し伸べる。

 アイサムとバズはその姿を見て若干引いていた。

 そしてゲンブはこの一連の有様に対して微妙に目が泳いで冷や汗をかいている。

「あー、うん、じゃあ、そろそろ行こうか。ここまでありがとうね」

「はい、賢者ゲンブ様も御達者で。旅の無事をお祈りしております」

 アイサムとバズは丁重に礼をした。

「イノちゃ――ん」

 ヒズはまだ幻想から帰ってこないようだ。



 エモートからゴトーまでは船で行った方が断然早く着くのだが、ゲンブの提案で陸路で冒険者ギルドの簡単な依頼をこなしながら行くことになった。

 はじめはギルド内での事務作業から始まった。

 テルさんは受付業務をテキパキとこなし、ゲンブとモジュローはアイテム鑑定で重宝された。俺は雑務全般の手伝いに回され日が沈む頃にはへとへとになった。

 次のギルド支部では郊外の森で素材の採取活動をした。

 半日かけて集めた材料を窓口に持っていくとインベントリの容量の大きさに驚かれた。

 移動中に野宿した夜に賞金稼ぎに寝込みを襲われたが、ゲンブとモジュローの二人がかりの結界に阻まれた上にトラップに引っかかり各種状態異常でボロボロになってテルさんに叩きのめされた。輩は俺が朝方に目が覚めた時には簀巻きで木に吊るされていた。

 次の支部では村の畑を荒らす害獣退治の依頼を受け、寝ずの番で待ち構えて野良ドードー鳥の群れを駆除した。翌日、村人に感謝の言葉ととれたての作物を沢山受け取った。



「まぁ、これが本番といってもいいかもね」

 次の依頼は……山奥にある盗賊集団のアジトを複数パーティで殲滅するというものだった。

「山賊のボスは人間領域からやってきた戦士ではぐれ者を集めてここら辺一帯を荒らし回っているんだ。罪状は強盗、殺人、放火、略奪、誘拐、人身売買、と同情の余地がない悪党だね」

 山賊フルコースだな。本番ってのはどういう意味だ?

「これからボク達は戦争する予定だけどさ、君って対人戦の経験ほとんどないでしょ。ちょっと心配でね」

 あー、はいはい。そういうことね。

「この依頼は対象の生死を問わない条件で、ざっと見た所障害になりうる強敵はボス以外いないから、練習としてちょうどいいかな」

「で、作戦はあるのか?」

「現地にギルドから派遣された他の冒険者パーティが待機しているからその内容を聞いてから作戦を立てるよ」


 現地に到着してアジトの詳しい情報を斥候から聞いたゲンブは他のリーダーと話し合って各人の配置を決めた。

 もっとも俺はこの手の依頼が初という事で後詰に回される。脱出口とみられる隠し通路の出口で待機することになった。

 出てきた盗賊に投降を勧告し抵抗したら斬る、そういう任務だ。

 脱出口は複数あるとのことで、ここに来るとは限らないよなぁと思っていたのだが……。


「引き上げようとしていた所に、ちょうどいい土産が向こうからやってくるとはなぁ」

 俺たちは盗賊団のボスとその幹部、それと敵に買収された冒険者に囲まれていた。

「見た所、女子供と弱っちそうな野郎じゃねーか、楽勝、楽勝!」

「おい、ゲンブ……」

「ま、こういうこともあるさ。よくあるよくある」

 ピンチを冒険者あるあるで済ませんなよ。どうなってるんだ、冒険者ギルドは。

「全員ぶっとばせばよろしいのでは?先生はお休みしててください」

 お、おう。テルさんはやる気まんまんのようなので、俺は無言でソウルモンガーを抜いた。

 魔剣の歌声で半数以上は力が抜けてその場に崩れ落ちた。

「ぐ……力が……入らんっ」

「う、歌う魔剣なんて聞いてないぞ!」

 テルさんは残像を残しつつ高速で立っている者を次々に気絶させていき、それをゲンブは魔法で拘束していった。

「くっそぉー、タダで捕まってたまるかっ!!」

 孤立してやけになったボスがこちらに向かって突進してきた。

 奴がターゲットに選んだのは一番小柄なモジュローだった。

 あぶない、そう思った時には体が勝手に動き、俺は魔剣を水平に薙ぎ払い、ボスの首を切り落としていた。



 そこから後の事はよく思い出せない。

 ただ、つぐみが『了ちゃんってさー、冷たい人よねー』と言っている姿が繰り返し脳裏に思い浮かんでいた。

 相手が悪人だったからか、事前に想像していたほどショックではなかったが、その事自体が衝撃だった。

 ぼんやりと宿屋の窓から夜空を見上げていたら、背中に何か触れる感触があった。

「大丈夫ですか?先生?」

 テルさんが心配そうにこちらを見ている。

「あー、うん、大丈夫……多分……もう少しだけ気持ちの整理がしたい。明日の朝までには立ち直るよ」

「あまり、ご無理はなさらないでください……」

 テルさんには心配かけているけど、自力で立ち直らないといけない事なんだろうな。

 ふと気づくと、俺の手をモジュローが握っていた。

「……若様も初陣の後に、そのように思い悩んでました」

「そうか……。優しい男だったんだな、エンダーは」

「ええ……あの方は……優しすぎたのかもしれません」

 俺は二人に頼んで一人にしてもらった。今はもう少し頭を空っぽにしていたかった。


「別にほっといても良かったのにさ」

 俺はその軽い口調に心底うんざりした。声の主ゲンブは気配を殺して部屋の隅に佇んでいた。

「幻獣と神獣なんて一体でも一個師団に対抗できる力があるんだから、山賊相手に過剰戦力もいい所だったんだよ」

「仕方ないだろ。体が自然に動いたんだ」

「へぇ……エンダー・ル・フィンは余程あの神獣モドキを大事にしていたみたいだね」

 お前から見てモジュローはどう見えてるんだよ……。

「自然摂理に反したいびつなエルダーエルスに神獣フェンリルを強引に接着剤でくっつけた怪物。アレをただの子供として扱ってる君もどうかと思うよ」

 辛辣だな、お前だって人外だろうに。

「ひどいなぁ……それにしてもそんなに大事なのに何で離れていたんだろうねー?」

「ひどいのはそっちじゃないのか?お前の仕込みだったんだろ」

 ゲンブは「ほう」と片眉を上げた。

「どう考えてもあっさりボスと遭遇するなんて偶然にしては都合良すぎるからな。お前が手引きしたんだろ」

「ははは、ボクはそんな足がつくようなことはしないよ。ちょっとした種を撒いただけさ。負債が嵩んで後がない冒険者に君のことをほのめかす程度のね」

「どういうつもりなんだよ……」

「言ったでしょ。これから戦争なんだよ。しかも老獪な戦略家と憎しみを抱えた死霊使いが相手なんだ。土壇場になって怖気付いてもらっちゃ困るからね」

「人殺しに馴れろってか。これでご満足か?」

「そこまでは言ってないよ……今日はもうゆっくり休みなよ。ゴトーでは休暇を楽しむといいさ」



 その後、何事もなく目的地であるゴトーに到着した。

 ゴトーはエモートほどではないが大きい都市でエルスの東の玄関口として活気のある街だった。

 宿屋に到着した時は既に夜で、俺はベランダから周囲の繁華街の様子を眺めていると、眼下で歩いている派手な格好の遊女がこちらを見て手を振ってきたので思わず振り返した。

 久しぶりの都市らしい浮ついた空気に触れて自然に笑みがこぼれた。

 が、何故か刺すような視線を感じる。

「……」

 いつの間にか横にモジュローがいて俺を睨んでいる。

「若様の美貌を悪用して花街で遊ぶつもりでしょう!」

 んなことするか!俺にはサリシスという大事な存在がいるんだぞ。

「ちょっとまってください!誰ですかそれは!」

 言ってなかったか?治療師の女の子で俺とは相思相愛と言っても過言ではないな。

「若様の体で勝手な事をしないでください!何をやってるんですか!」

 俺はここでカチンと来てしまった。

「何が勝手だよ……」

 自分の中で溜め込んだ感情に火が付くのを感じた。

「いきなり瀕死でこんな狂った世界に放り込まれたんだぞ!訳も分からず命を狙われてるんだぞ!死にかけてた俺を必死に看病してくれたひとを好きになって何が悪いんだ!」

 突然の感情の爆発に俺は今まで蓄積したフラストレーションの大きさに自分でも戸惑った。怒りがゆっくり醒めるとモジュローの表情の変化に気がつきハッとする。

 その顔から人らしく取り繕っていたメッキが剥がれ、ゲンブのいう怪物としての素顔が――虚無の表情があらわになっていた。

「……ごめんなさい」

 俺の顔を無表情で眺めていた彼は打ちのめされたように囁き俯いた。

「……こういう事を言ってしまうから、エルス族は傲慢と言われるのでしょうね……」

 暗い目で独り言のような自嘲をつぶやいた。

「……いいよ、別に。それにもう寝るから、心配する必要はないよ」

 俺はさっさと寝仕度をして寝床に潜って目を瞑った。


 ……もう何も考えたくはなかった。

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