かんなづきはどう思われてるのかについてのおしゃべり

 こんばんは、かんなづきです。



 かんなづき放送局、放課後のおしゃべり第3回。今回は放送主の「かんなづき」についてのおしゃべりをしようかなと思います。


 

 まあ、自分語りと言われればそれまでですが、世の中は自分のことでさえも言葉にできない輩で溢れかえっておりますので、たまには自分を見つめ直すのもあり寄りのありなのではないかという算段ですね。





 さて今夜も何か音楽が欲しいので、少し探しますね。まあ自分のチャンネルからになっちゃうんですけども……。



【YOASOBI】夜に駆ける 打楽器五重奏

 https://youtu.be/XUttf3pM_xE



 これで行きましょうか。みんな大好きYOASOBIさんですね。このアレンジはですね、うちのチャンネルの中でも再生回数の伸びが一番すごいんですよね。曲の人気がうかがえますね。



 若者の音楽わからんわと言うダンディーなオッサンの方々にもぜひ聴いてもらいたいですね。原曲も、原作も。



 あ、そう。YOASOBIさんって小説をもとに楽曲を作っているユニットさんなんですよね。この曲の原作は短編小説の『タナトスの誘惑』という小説です。小説好きの皆さんもはぜひ読んでみてくださいね。ネットですぐ読めますから。





 さて曲の紹介はそこらへんにしておいて、かんなづきについておしゃべりしようかなと思います。


 

 と言ってもですね。かんなづきについてラジオ一回で全部話せるわけないんですよ。なので、今回はちょっとだけ話しますね。またいずれかんなづきを題材にしたおしゃべりでもしようかなと思います。



 まず、皆さんに聞きたいんですけど、かんなづきってどんなイメージがあります?



 おそらくですが、高校生だということはいろんな人に知ってもらえていると思います。はい、その通りまあまあなガキんちょなんですけれども、「高校生」だと言うと驚かれることもあります。



 なんとなく、大人なイメージがあるのでしょうか。大人ってよりかは、「精神的にはもっと上の年齢かなと思ってた」みたいな? そんな感じなんですかね。



 リアルの方では自分の名刺とか持ってたりしますけど、まあそれは企業のセミナーなどで大人の皆さんと関わりがある際に役に立つからってだけで、別に自分にブランドがあるわけではないんですよね。一般高校生なんですよ。



 あぁ、でも通っている高校のクラスは少し特殊なんですけどね。理系のクラスなんですけど、周りの人たちはすごい人たくさんいるんですよ。起業してる人とかいますからね、普通に。それに比べればかんなづきはあんまり色のない人間かもしれませんね。そんなことないと信じたいですけど笑。





 マルチに色々やってる分、全部話すのは大変なんで、皆さんに馴染みが深いカクヨムでのかんなづきについて喋ろうかなと思います。



 かんなづきがカクヨムを始めたのが、2020年1月10日。まあこれは特に何かの記念日とかではなく、適当に面白そうなサイト見つけてアカウント作っただけなんですよね。当初はなんか適当にやろうと考えてたんですよね。



 かんなづきとして初めての長編(10万字以上を長編としますね)になったのがこの作品。



『僕らの音が、待っている。』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893999512



 これはですね、作者としては一番好きな作品なんですけど、あんまし読者さんに気付いてもらえないんですよね。ジャンルは現代ドラマです。だからかな?



 2月17日から、3月9日までの4週間の連載となりました。完結までが大体12万字くらいで、まあほとんど単行本一冊くらい?



 すごく思い入れがある作品ですね。なんか、そうですね。音楽の話なんですけど、音楽をやっている自分が読んでも、今までの音楽に対する考え方だったりとか、それ以前に生き方だったりとか、そういうものが塗り変わるような感覚を覚えるのがこの作品です。



 まだ読んでない方はぜひ。





 そしてこの作品から約2週間後に連載がスタートしたのがこれですね。



『助けた美少女JKが可哀そうすぎて同棲を始めるしかなかった』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054894884567



 かんなづきの長編作品では2作目になります。連載は3月23日から8月22日。



 これはもう、思い入れとかいうレベルじゃないですよ。自分の人生の40分の1はこの作品と歩んでるんですから、それはもうちょっと遠めの親戚よりかは一緒にいます。



 やばかったですねこの作品。なーんでこんなに伸びたのか、どこで火が付いたのかいまだにわかりません。確か4月くらいで総合日間週間月間1位を獲得してたような記憶があります。すごいですねぇ……。



 この作品がきっかけでかんなづきを知ったっていう人がほとんど。今ではアカウントのフォロワーさんが526人とかいらっしゃるんですよね。フォローありがとうございます。逆に言えばこの作品より前に知っていた人は立派な「古参」に入ると思いますよ。皆さんはどの作品で僕を知りましたか? よかったらコメントで教えてください。



 今考えたら、これ書いたとき、小説書き始めて2か月だったんですよね。当時のかんなづきは完全に頭イってますよこれは。キマってますねぇ笑。まあそれでも書いてよかったかなとは思いますけどね。





 その他にも様々な短編作品を残してます。最近で言えばカクヨム甲子園に応募した作品なんかもありますね。



 カクヨム甲子園参加作品の一覧も一応乗せておきます。



『寿命三十秒の妖精』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054897956075


『キスしようと思ったらキスされた話』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054894697518


『言葉のない屋上には二輪ふたりの百合が咲いている』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054917607095


『独白の夜 《鬻ぎ筆》』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054918201883


『◇◇❖◇❖ ◇❖◇❖ ◇❖ ❖◇ ※<言語矯正プログラムによる検閲が完了しました>※』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054918548423


『盗用感情理論』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054921125084


『ひんぎゃ』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054918687344


『ボクは店先に並んだ時、ずっと君を待っていた。』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054921645402



『女の子に生まれた男の子の話』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054894769227


『「彼女募集中」とか言ってフードひっくり返されるいたずらされてたらなんかラブコメ始まった件』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054919070677



 こんな感じですね。気になったら飛んでください。



 カクヨム甲子園って結構「現代ドラマ」と「恋愛」に偏る傾向があるみたいですね。確かに短編で言ったらこの二つが一番ストーリー組みやすいですし、まあ感動するような物語を書きたがる高校生らしさもあるのかなとは思います。



 その中だとやはりかんなづきは「変なこと」をしてますね。もちろん万人受けするような「現代ドラマ」や「恋愛」も書いてますが、「場面緘黙症×百合」であったり「盗用感情とかいう謎概念」であったり「ひんぎゃという離島の島言葉が広げる恋愛」だったり。



 万人受けでよくあるようなものだけど、多くの人が知らない要素が混じっていてすいすい読めるものではない。そもそも何なのかわからない。だからここら辺の作品はお星様はそれなりについていますがそもそものPV数は結構少ないんです。



 特に「言語矯正プログラム」に関しては作品っていうか実験ですからね。意味不明すぎて「おクスリでもキメてらっしゃる?」とかレビューで書かれたりしたんですけど。あ、それはさすがに実験に参加して真面目に解読までしてくださった方々を正当な理由なく侮辱する内容だったので削除したんですけど。そんなレビューははっきり言っていらないし、消したところで星の数そんな変わらないので。



 カクヨム甲子園に託けてかなり好き勝手やっている印象ですね。



 結局、かんなづきは何がしたいんだ。何者なんだ。なにが得意なんだ。


 

 みたいになっちゃいそうですよね。





 あ、そうそう、こういった応援コメントを頂いたんですよ。



「やはり良いストーリー書きますね。

 最近、ダークサイドに落ち勝ちで心配していましたが…完全復活かな?」



 コメントありがとうございます。これ、皆さんどう思いますか。



 僕は別に「あ?」とはならないんですけど、若干違和感を感じる人もいらっしゃるかもしれないと思ったんですよね。



「完全復活」という言葉。僕、いつの間にか闇堕ちしてたみたいな? そんな感じですかね?



 まあ確かに「盗用感情理論」や「言語矯正プログラム」はそういうなんだろう、「闇」と言うか……、感じる部分があると思うんです。でも「復活」ってことは、もともとは明るくてハッピーエンドを描くような作家ってイメージがあるのでしょうか?



 作家のイメージは客観的な意見なので、僕が決められることではないんですけど、皆さんはどんなイメージがありますか? かんなづきって言われて。



 現実的なものを書く? 

 病気が出てくる? 

 ヒロインが可哀そうな境遇にいがち?


 

 とかですか。で、ハッピーエンドというよりトゥルーエンドにつながっている。物語として完結するのではなく、読者に是非を投げるような感じがする。



 僕は別にハッピーエンド主義とか現実主義みたいな「主義」を持ってないんですよね。だから、書く作品も振れ幅があるし、ジャンルも別に決まってないと。得意不得意がないんです。



 甘々なラブコメを書くってなったら書きますし、胸が張り裂けそうな恋愛を描くって言ったらそれを書くだけなんですよね。ちょっと異世界ファンタジーは未開拓なんですけど。あれは壮大な話を作らないとやってけなさそうなので。



 フリーランスなカメラマンっていう感じ? 



 これは僕個人の感覚ですけどね。読者さんから見たら全然違うのもあり得る話ですし、それを否定するつもりなんてないですが。



 




 また、少し角度が変わりますが、こんな風なイメージが上がることもあるのではないかと思います。



 例のあの作品で有名になってからフォロワーも増えて、勘違いして舞い上がっている底辺作家。



 今回のラジオの前半、わざとこのイメージを浮かび上がらせるような喋り方をしてみたんですけど、どうでしたでしょうか……? ちょっと怖いです。



 こんなこと言われたらさすがにうなじに熱を持ちます。でもぐっと踏みとどまって考えることを辞めてはいけないなと。自分を分析してみないことには、荒唐無稽に喚き散らすネットアンチと思考が変わらないので。



 底辺作家は別に事実ですのでいいんですよね。小説家としてデビューもしてない素人ですし、まあまあ……。



 ただ「勘違いして舞い上がっている」と言われた時、「は? んなわけねだろっ!?」とならずに、「いや、自分としてはそんな認識はないけれど、もしかしたらそうなのかもしれない」と思い直してみる。



 自分は、作品が有名になったことをまるで自分の実力がそうさせたのだと勘違いをしていて、あの作品を広めてくださった読者様のことは何にも考えていないのではないかと。真摯に生きているつもりが、裏返しになっていないのかと。



 はっきり言って良い気分ではありません。でもそれは読者様も同じかもしれない。僕が「こんなものはどうだろう?」と錯誤して残した作品が、才能の見せびらかしにしか見えないと嫌悪されることもあるわけですよね。



 普遍性を求めれば求めるほど、そこからあぶりだされる人が必ず出てくるわけで、この世の芸術はどこまで行っても普遍的なものにはなり得ない。そんなものを生み出すこと、ここでは作品を残すことですよね。そういうことをしながら生きると言うのは、実はすごく気持ちの悪い生き方なのではないかと、そう考えることがあります。



 できるんだったら、適当に自分の作品を残して、非難に溺れてこの世を去ってみたいものです。とても気持ちがよさそう。憑き物が取れたような感じで。



 批判されたら、皆さんイラっとしちゃうじゃないですか。自分がいいと思ったものを否定されて、いい気分になる人はほとんどいないですよね。



 でもその批判に正当性がないのかと言ったらそれも嘘ですよね。どんなものであっても、必ず自分の成長につながる何かが含まれているんですよ。それは直接書かれていないかもしれない。なんでその批判に達したのかの過程を追いかけないと見えないものもあるかもしれません。



 結構きついですよね。自分が否定されている理由を追いかけるのって。でも必要なことなのではないかなと思っています。



 例えば、僕が「舞い上がっている」と思われたとして。なんで「舞い上がっている」と思われたのか。それは僕が残した作品に表れているかもしれない。



 Webは良くも悪くもすべてが見えません。僕が考えていることがあったとしても、別の画面からは見えないかもしれない。だから身に覚えのない印象が付いてしまうこともあると。何を見せればいいのか、ダメなのか。そういうことを考えるのが、芸術家として真摯な生き方なのかなと思います。



 謙虚って言葉があまり好きじゃないので真摯って言葉を使いますね。



 真摯に生きているつもりが、他の人から見たそれは「調子に乗っている」であって、また他の人から見れば「他の頑張っている人に失礼」な態度になるわけなんです。どれだけ僕が客観的に見ようとしても、こういった言葉に心を抉られる機会は用意されています。



 カクヨム甲子園も、ファミ通の最終選考も、選ばれなかったら「ざまぁw」って言われますからね。絶対ね絶対ね。受賞狙ってるなんて一回も言わなくてもですよ? 勝手にそう思われてるんですよね。



 もしかしたら、周りが持ち上げているから印象をそういった印象を付けられている可能性もなくはないですけどね。



 誰かに嫌われる覚悟がない。



 大人なら分別がつけられるのかもしれませんが、高校生でこの覚悟を持つなんてのは、至難の業でしょう。誰だって自分のことは大切にしたいですもんね。



 僕のあの作品で注目を集めてしまった限り、僕のことを嫌う絶対数のことは頭に置きながら活動をしなければなりません。その絶対数は僕がどんな作品を残そうが僕のことを嫌いでいる人たちですから。



 僕に温かい言葉をくださる人たちもいますよ。結構、たくさん。そういう人たちのことを大切にしたいという気持ちもありますが、100人のファンよりも1人の非難者に目が行ってしまうのが人間の嫌なところです。





 何がどうであれ、僕にはまだ、勉強が足りません。



 人よりも多くのことを経験したつもりですし、自分だから見えるものをさらに追い求めようという気概もありますが、世の中の「高校生」という身分は、若者の間引きをして気持ちよくなりたい大人たちの格好の餌食。



 どこまで行っても、何である前にも、「学生」なんですよね。



 大人になんて、なりたくないのかもしれません。



 真摯に生きることを辞めずに、いつかその時が来たら、大切な人の隣で死にたいです。それが人間として、幸せな生き方の一つなのかなって思います。





 ちょっと眠くなってきたので続きはまたどこかで。僕の音楽活動のほうのお話もしてみたいですね。



 そうだ。今回から「人生の二択」という企画をしてみたいと思います。



 ラジオの最後に「なんだこれ……」っていう二択の選択肢を提示しますので、それぞれ考えてみてください。別にコメントに書いてもらっても構いません。またTwitterでも同じ内容でアンケートを取ったりしてるのでもしよかったらどうぞ。





 かんなづきはカクヨムの他にYouTubeでも活動しています。

 https://www.youtube.com/channel/UC-FMy74f2qCN2Yl5K_L6YHw



 よかったら見に来てください。



 Twitterはこちら↓

 https://twitter.com/OctobeSS




◆今回の人生の二択はこちら!◆


「どっちかっていうと、どっち?」

 


・誰かを傷つけずに生きたい。


・誰かを守りながら生きたい。






 それではまたどこかでお会いしましょう。おやすみなさい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る