第13話
言葉が分からないのかいきなり現れた守護竜の
剣幕に驚いた顔をする。
「触るなって言ってるから降ろしてもらえる?」
「何を言われているのか分かるのか?」
不思議そういわれると反対になにいってるんだと言わんばかりに降ろしてもらってから言う。
「でないと名前呼ぶとか津波を止めるとかお願いできないでしょ?」
「我らからは理解ができぬ言葉なんだ」
「ステラちゃん 普通に話してるけど?」
そう言うと妖精に怒られながらも話をしている獣人の少女をみる。
あり得ない光景に言葉を失くしていると紫紺はひょいと軽々と私を抱き上げる。
『御子に手をあげようとしている者を見ているだけとは・・美鈴 お前がついていながらどう言う事だ』
イラっとしながら側に、控えている妖精を見ると
軽く震えはじめる。
『違うの 私が煽り過ぎただけなのよ。お陰でここの人がどう言う人かよく理解もできたし美鈴ちゃんは悪く無いの』
むしろ煽りには半分は面白がっていたというのは
黙っておこう。
それに怪我もしてないしね。というとホッとしたよう顔をぎゅっと抱きしめる。
『ずっと会いたかった だがここにいては色々な権力に巻き込まれることばかりで異界に送ったのだ』
聖女だから?召喚?私の意思は?? @sith0707
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