編集済
このエッセイ、額縁に飾りたいです、本当に……
音楽大好きの自分としては、刺さりまくった箇所を引用しようとすると、全文コピペになってしまうので困ってます。
文章技術も、優しい視点も、人と街への愛情も、最高級品で……感服しきりです……
JALとかANAの機内雑誌に最高エッセイとして載っててほしい……
作者からの返信
伊矢祖さん、嬉しいコメントありがとうございます!音楽に携わる方にそんな風に言って頂けるとすごく光栄です……!
この道は他の通りとは別のエネルギーがあるんですよね。楽器を背負った子供達の姿がとても好きです。
伊矢祖さんの表現豊かなコメントに励まされました。ありがとうございます!
のだめ!ってなりましたが、そう言えばのだめの世界でももっと若い子が練習している描写があったなあと思いました。
しかし、フランスは音楽が盛んなのですね。文面からも素敵な音が聞こえて来るようで、羨ましくなりました。音楽の鳴る道、良いなあ。
ふとフランス出身のクラシックの作曲家は誰が居ただろうかと調べたのですが、ほとんどが革命が終わった19世紀に出て来ているのですね。なんとも面白いなあと思いました。
作者からの返信
ユトさん、コメントありがとうございます。
のだめ、ちょっとだけ知ってます。高校生までは地域のコンセルヴァトワールへ行って、そのあとプロの道へ進みたい人たちがさらに上級の音楽院へ進むのだと思います。
でも、プロにならないにしても、この歳から一流の指導者のもとで学べるのは貴重ですよね。確かにフランスは美術とか音楽とか、小さい頃から触れる機会も多くて、芸術を強く推していると思います。財産ですよね。
それから自分が調べてないことまでお調べになるとは、すごいですね。こちらこそ勉強になりました^^
音楽の鳴る道、という名前が素敵ですね。
音楽が身近にあって、興味のある子供が通いやすい環境って、いいなあって思います。子供が楽器を持って歩く姿は、柊さんが書いているように、夢や目標といった未来を感じますね。
弾きたい楽器を決めるって難しそうです。私なら、バイオリンやピアノやフルートとか、どの楽器の音色も素敵だから、どれかひとつの楽器に決めるのにすごく悩んじゃうな。
作者からの返信
そこだけ色づくみたいな感じで、いいエネルギーがあふれている通りですよ。楽器を背負っている子ってなんかかっこよくも見えますね。
公共の音楽教育に力を入れるのはすごくいいと思います。どこに隠れた才能があるか分からないですもんね。頑張れば誰にでもチャンスがあるっていうところが夢を持たせます。
好きな楽器を選べるそうなんですが、自分が好きでしかも向いている楽器に出会えるのは難しそうです。子どもってどういう視点で選ぶんでしょうね。意外と直感なんかが当たってたりするかも知れませんね。
ところでコメントがとっても「遊井そわ香」な感じで、あら?と思いました。超爽やかです。どうしたのかしら。それとも僕が違うものに慣れすぎたのかな?笑
はあ〜〜〜……いいですねえ(*´꒳`*)♡♡
公立の音楽塾……ない。そういうものはありませんこの島国には!!(笑)
芸術に重きを置く国、そういうものの必要性すら見出す気のない国。文化も伝統も違いますし、仕方ないですね……空気が音で色づく。どんなに素敵でしょう✨✨
自分の目標に向かって歩く。幾つになっても、そういう目標を心に掲げることができるのは素晴らしいことですね。自分が日々を歩く意味をしっかり噛みしめる。これほど幸せなことはないような気がします。
作者からの返信
aoiさん、コメントありがとうございます。
文化芸術は最初にお金を削られる部分なんだろうとは思います。でもそうしてしまうとただ経済を回すだけの国になってしまいますね。勿体ないです。
楽器などにはお金はかかるのでしょうが、公立の教育が受けられるだけでも全然違うでしょうね。
今はコンセルヴァトワールも閉館しているので音色が聴こえないのは淋しいです。そのうちまた生徒たちが目標に向かって頑張っている音を聴きたいですね。
1区に1つのコンセルバトワールとはすごいですね。
音楽がこうなのだから、フランスのこと、絵の学校も充実しているんでしょうね。
でもそもそもなぜ親が迎えに来るのでしょうか?やはり誘拐とかあるのでしょうか?
中国、大連では私の子供も運転手さんを頼んでいました。ま、友人なのですが、危なくて、電車などでは通学させられませんでした。
イタリアは、誘拐とか多いから親が迎えにいくと昔テレビで見たことがあります。やはりパリもそうなのでしょうか?
作者からの返信
そう仰ると改めて数が多いんだなあと思いました。フランスは公立の教育機関が多いのでそれもいいですね。絵の学校はどうなんだろう…。
親とかシッターが送り迎えするのは誘拐もそうですが交通事故もあるかも知れませんね。運転の危ないのがいるので。小学校の高学年ぐらいになれば一人で登下校できますが、それまでは保護者付きです。
そもそも学校ってだいたい家から5分ほどなんですよ。それなのにこれですからね。
僕は東京で一人で電車に乗っている小学生を見るとすごいなと思いますよ。
はー、パリの石畳の小道から音楽がこちらにまで伝わってくるようなお話でした。
日本の音楽教育はとにかくお金がかかります。
必然的に音大にいける子たちは、お嬢さんやお坊ちゃんが多くなる。
公立の教育機関があるだけでもすごいです。
今日は、「明治東京なぞとき譚」にお星さまありがとうございます。
第二章は今書いてますので、しばしお待ちください(笑)
作者からの返信
澄田さん、ありがとうございます。
そういう風に感じて頂けてとても嬉しいです。
音楽はお金かかりますね。楽器は買わなければいけないだろうし、どれぐらいそこにお金をかけられるかは家庭の状況や経済状態で違ってくると思います。それでも一応こういう「平等な」教育があるだけでも間口が広がりますよねきっと。
御作、内容の面白さだけでなく時代の雰囲気も感じて楽しませて頂いてます。執筆頑張ってください。
まるで、素敵な映画の始まりのような。終業のベルとともに飛び出してくる子供たち。未来の演奏家。いいですね。
プロの演奏はもちろん素晴らしいのですが、子供たちのたどたどしかったり、たまにすっとんきょうな音を出したりする演奏も好きです。住まいの近くに大きな公園があり、休日に高校生などが練習していたりして。とても和みます。
素敵なお話、ありがとうございました!
作者からの返信
呪文堂さん、ありがとうございます。
たどたどしく練習している音にも一生懸命なエネルギーがありますね。コンセルヴァトワールから聞こえる音はさすがに流暢なのが多いですが、家ではみんな間違えながら頑張ってるんでしょうね。
お近くにもそういう環境があるのは和みますね。音楽が聴こえるのは空間が彩られるような気がします。
こちらこそ、あたたかいご感想ありがとうございました!
編集済
素敵な街路ですね。そういうところ、やはり歴史なんでしょうね。
このエッセイ、読ませて頂くたびに、なんだか心が洗われるような気持ちになります。
こんな風景が思い浮かびました。
朝はやく、石畳には人気もなく、自分の足音だけが聞こえる。そのとき、音を調律するチェロが、ふいに、素晴らしい音を奏で、わああ、なんて気持ちになりました。
自宅の近くではフルートの音色が時々聞こえます。お隣さんはピアノ。最近は、あまり聞こえなくなったんですが、とても気分がよくなります。
作者からの返信
アメリッシュさん、ありがとうございます。
そんなお言葉をもらえるとすごく励まされます…!
朝の静謐な空気にチェロの音、映画のようなワンシーンですね。それだけで一日がいいものになりそうな。
そういえば家から聴こえてくる練習の音もありますね。気分がよくなるというのよく分かります。そういう音は生活の中に彩りをつけてくれますよね。
「音楽の鳴る道」、私も歩いてみたいです❤ コンセルヴァトワールの充実、その料金システムが画期的ですね! 小さなチェリストくんの可愛い後ろ姿が目に浮かんで、前向きに努力する音色が聴こえてくるようです♬•*¨*•.¸¸♬ 小さなチェロが歩く道に溢れるパワーが伝わってきます!
そう言えば私、チェロを弾かせてもらったことがありました。厳密には持たせてもらって、全然、弾けないのに弾けるような顔でゴウゴウいわせて記念撮影。ピアノとチェロの二重奏の会、楽しかったです🎹 チェリストさんは華奢な女性でした。あの大きな楽器を演奏会のたびに持ち歩いて調律しているのが凄いと思うのです。ピアノを弾く者には楽器を持ち歩くという感覚が無いので新鮮で、愛器といつも一緒の光景、ちょっと憧れます(^^♪
作者からの返信
ひいなさんありがとうございます。
色んな音が聴こえて楽しいです。でもレッスン厳しいんでしょうね…。この料金システムだと誰にでも(一応は)チャンスがあるし、いいと思います。
チェロの演奏スタイルがかっこいい(というか色気がある)と思うのは僕だけじゃないですよね。あと音も。あの大きな楽器を華奢な女性が弾いているとさらにかっこいいです。弦楽器ってどう音を出すのか想像がつきませんが。二重奏なんて難しそうです。色んな経験されてるんですね。
ふふ、ピアニストさんは身軽でいいですよね(^^♪
自分の愛器を持ち歩くというのは愛着と誇りを持って歩くようなものでしょうか。この小さなチェリストはそんな感じでした ^^
家族でチェロコンサートにも行きました。素敵だったなぁ♡小さい頃から頑張って練習するんですよねぇ、コンセルヴァトワールで(*´-`) そしてその音が色んな人の心を癒す。素敵な連鎖だ♡ どこかでまた男の子のチェロが聞けるといいですね♬芸術の街、いつか行きたいな♪
作者からの返信
りくさんありがとうございます。チェロの音は色っぽくていいですよね。
今プロでやってる人もコンセルヴァトワールで子どもの頃から頑張ってきたんでしょうね。本文には書かなかったんですがアジア系の男の子でした。なのでちょっと贔屓目も入ってます。これから大きくなっても続けていって欲しいですね♬
ちょっと前向きな話が書きたかったので、素敵な連鎖という言葉が嬉しいです。
あぁ、素敵です!
目を瞑って、コンセルヴァトワールから流れてくる音色に耳をすませる。
そんな環境が身近にあることが羨ましい。
小さい頃に少しだけヴァイオリンを習いましたが続きませんでした。
本当はチェロが弾きたいのに、指がまだ小さくてヴァイオリンを薦められたからです。
子供用の楽器を与えてもらえる意識の違い、やはり音楽の国だなぁと思いました!^-^
作者からの返信
サクヤさま、ありがとうございます。
その時々で聴こえる音も違って、春や夏は窓が開けてあるのでもっと聴こえます ^^
ヴァイオリン、難しそうですね。チェロもだけど…僕にはイメージができません。
音楽院は好きな楽器を選べるそうですし、自分の楽器を持つことでモチベーションも上がるでしょうね。こういう教育が身近にあるのはフランスのいいところだと思います。
こちらのエピソードは「伴奏者」の舞台にもなっている音楽院のことですよね。ゴーティエ・カプソンも5歳でチェロを始めて、パリ国立音楽院にも通ったそうです。ノートルダム大聖堂の火災の際も街頭で哀悼のチェロを演奏したのですが、その映像が私にも届き、数々の演奏シーンを視聴するようになりました。
子どもたちがアフタースクールで安い料金で学べる公立の音楽教育機関が区ごとに設置されているのは芸術の都パリならではの精神性が感じられて、素晴らしいですよね。
作者からの返信
中澤さん、コメントありがとうございます。
はい、この区立音楽院を参考にして「伴奏者」を書きました。覚えていてくださって嬉しいです^^
5才からチェロというとカプソンさんは音楽一家なんでしょうね。実際のところ、高校までこの区立音楽院で勉強しても、そのあと音楽の道を志す生徒はぐんと減ると思います。パリ国立音楽院は本気で音楽家を目指す人たちの鍛錬の場だから相当厳しいんでしょうね。
あくまで習い事だとしても、公立の値段で一流の教師につけるっていいですよね。芸術を大事にする国であり続けてほしいなと思います。