一緒に南仏で野菜を食べたり、登山したり、隠者の様子を窺ったり、ラベンダーと蜜蜂を眺めたりしている気分でした!
ゆったりと心地よく過ごされた(登山以外は)2週間の様子が伝わってきて、私まで心豊かな気分になれました。
それにしても野菜とパン、食べたいなあ……🤤
素敵な旅行記をありがとうございます。
作者からの返信
一緒にバカンスを体験している気分なんてすごく嬉しいです!
おととしぐらいか、また同じ場所にバカンスに行きましたが、今度は早朝にひとりで別ルートで隠者のシャペルヘ行きました。やはり道とは名ばかりのけもの道で後悔したけど、着いた時の喜びと朝の風景で疲れが帳消しになりました。
食べ物は素朴な方が飽きないかも知れませんね。地の野菜とか贅沢ですし。こちらこそお付き合い下さりありがとうございます!
とても素敵で豊かな南仏記でした。
まるで一緒に行った気分で、楽しませて頂きました。
最初はそこまで大事?って思っていたバカンスのようでしたが、十二分に満足できる旅だったようですね。
慌ただしい日常を忘れて、ゆっくりとラベンダーの花達とその周りを飛び交う蜜蜂達。
その様子をじっくりただ眺めている……そんな時間が何物にも代えがたいほど満ち足りてますね。
パリでは味わえなかった豊かな自然やそこに住む豊かな人達、瑞々しく豊かな野菜など、私も読ませて頂きながら、その豊かさを満喫しました。
柊さん、ありがとうございます✨✨
作者からの返信
南仏記にもお付き合いくださりありがとうございます。
日常のリズムと違うペースで過ごすのがこんなに貴重だと思ったのは初めてかもしれません。地の野菜も、人々の暮らしぶりも、花やミツバチと過ごす時間もぜんぶパリとは別の豊かさを味わえました。本当のバカンスの意味が分かったような気がします。
一緒に行ったような気分で満喫していただけたら書いた甲斐があります。こちらこそ、丁寧なご感想をありがとうございます✨✨
ラベンダー、香りが好きです。
でも、あまり花を見かけたことがなかったので、ああ、綺麗なのだろうなと思いを馳せました。
日本も、意外と至る所で花が咲いています。所謂、雑草も。
花は大きく分けて、三種類ほどなのだとか。
たまに散歩に出掛けては、葉っぱを見て、ああ、これはキク類。これは、バラ類と考えるのが好きです。
フランスでは、花の色はどんなふうに見えるのでしょうか。いつか、見てみたいです。
作者からの返信
ユトさん、コメントありがとうございます。
自分はラベンダーの香料がついた商品は苦手な方なんですが、本物の花は程よい香りなので気持ちいいですね。あの色が涼しそうなので目にも優しいです。
雑草でもよく見ればきれいに咲いているものですね。日常だとそういうのに気づかないなあと思います。
植物には疎いのですが、知っていればもっと楽しめるでしょうね。花の色は少し日が暮れてきた頃が一番きれいに見える気がします。
南仏記の最終話に私も後ろ髪引かれる思いです。また、ここに来たい。
花から花に飛び移る蜜蜂の動きって不思議だなあと感じます。落ち着きがないと言うよりは夢中なんだろうな、と。もっふもふのマルハナバチが好きです(*´艸`*)
植物って力強いなとよく思います。みんな光に向かって純粋で、目指す方角、生き方を見失わない。野に咲く花、山の樹木ほど、逞しく感じます。見た目の細さとのギャップもあったりで。
知らずのうちに内側に溜まっていたものが、風にさらわれて霧散するようなイメージが湧いて、南仏の地を踏んでみたい気持ちがより強固になりました。できれば、ゆったりとした日程で。
作者からの返信
蒼翠さん、南仏記にもおつきあい下さり、ありがとうございます!
蜜蜂なんてこんなに間近でじーっくり見たのは初めてかも知れません。そういえば二種類あって、小型の方が一般的なアベイユという蜜蜂で、もう一つはブルドンっていうんですが、日本語知らなくて。マルハナバチ調べたらそれでした。体じゅうふわふわもふもふですよね♡
ラベンダーだけじゃなくて植物全体がそうなのかな。自分が向くべき方向を分かっていてただそれに向かって真っすぐ伸びているような。
ここまで自然に触れることがなかったので本当に貴重でした。プラタナスもパリのそれとは全然違って相撲取りみたいにたくましいんですよ。そうかと思えば華奢な山野草がひっそりと花を咲かせたり。
溜まっていたものが霧散するようなイメージ、いいですね。自分の中を一度空にして、新鮮な何かをゆっくりと取り込むような日々でした。
短い文章に色々感じ取って下さり嬉しいです。ありがとうございます!
編集済
フランス人に疑問を抱き、山で迷い、山を歩き、隠者に会い、そして、ラベンダーの匂いを嗅ぐ。とても素敵な道中でした。
フランスは牧歌的なイメージが強く、小さな村が点在しているのを想像していたのですが、南仏はそんなイメージ通りでなんだか癒されました。
vacation中に流れるゆったりとした時間。それは柊さんが仰るようにメンテナンスの時間なんですよね。旅行というと時間に追われる感覚を持つ人もいますが、それは旅行であってvacationではないんですよね。その感覚の違いを身に染みて、匂いを記憶した柊さんはしっかりと心身を休められたのではないかと思います。僕はフランスにすら行ったことないですが、なんだかまた行きたいなと思いました。
作者からの返信
南仏記にまとめてお付き合いくださりありがとうございます。
ここは海ではなく内陸だったので、いい意味での田舎っぽさがありました。あとスーパーの店員が笑顔なんです。慣れていないので感動しました。
旅行とバカンスは別物ですね。今までは旅行しかしていなかったと思います。
こういう時間の過ごし方を知ることができてよかったです。変な風に曲がったものをゆっくりまっすぐにするような。デトックスですねこれも。たまには毒を抜かないとだめですね。
編集済
南仏滞在ゆっくりできて良かったですね。
どうしてフランスなどはバカンスが取れるのに、日本は取れないのか、昔から不思議に思ってました。
私も2週間くらいゆっくりしてみたいです。
最初の山道の話では、前途多難なのかなあと思いきや、山道を歩いて素晴らしい景色に巡り合ったり、ラベンダーに、意外なことを発見したりと、それはゆっくりしているからできることですよね。
なんで日本にはバカンスがないんだろう。
ゆっくりして、人間性を回復する時間をつくづく持ちたいですね。
作者からの返信
レネさん、南仏記にお付き合いくださりありがとうございます。
この場所は特によかったです。今までは旅といえば街ばかりで、何もないところにただ居るだけというのは初めてだったので新鮮でした。退屈すると思い込んでいたのは都会の価値観だったんでしょうね。今まで見えてなかったものや知らなかったことばかりで。ラベンダーをずっと見続けていられるなど想像もしませんでした。
フランスの人は仕事よりも生活に重点を置くので地方に移住する人も最近多いですね。都会にすんでいれば猶更、一年に一度はこういう時間が必要だと思います。そういう意味ではバカンスに罪悪感のないこの国にいてよかったと思います。
編集済
⊂( ・ω・)⊃ブーンブーン
あ、みつばちじゃないです。そわ蚊です(笑)
我が家の庭にもラベンダーあって、ポプリを作ったりします。最近暖かいんですよ。チューリップや水仙の芽がにょきにょき出て、木の芽も膨らんでいます。陽射しの中にある金色が眩しくて、すっかり春気分♪
疲労していると美しさを感じなかったり、自然を素通りしてしまいますよね。都会の人にとってバカンスとは、心や感性を取り戻す時間でもあるのかしら?
ある小説に血の好きな狂気的な女性が出てくるんです。真似しますね。
⊂二二二( ゚∀゚)二⊃そわ蚊だよブーンブーン。あなた、どんな血の色をしているのか見せてくれる?フフッ…怖がっている顔も素敵だわ。とてもいいわ……。ねぇ、お願い。血を吸わせて。首すじに痕をつけたいわ。フフッ、あなたの血の匂い、興奮するわ。……プツッ……。
あ、おかゆの味がする(笑)
血、ごちそうさまでした!大満足じゃヽ(´∀`●)ノ
作者からの返信
香が蚊になるだけでものすごいイメージチェンジですね(笑)
ご自宅の庭すごいですね。本当の庭ですね。あ、多分一軒家のおうちなんですね。だからか。気候とか分からないけど太陽がいっぱい差す地域はいいですね。
ラベンダーでポプリまで作られるとはお見それしました!
「疲労していると美しさを感じなかったり、自然を素通りしてしまいますよね。都会の人にとってバカンスとは、心や感性を取り戻す時間でもある」
まさに仰る通りです……。
気づかない間に摩耗してるんでしょうね。
あ、それから私の血はおかゆの味よりニコチンの味だと思いますよ。ごめんなさい(笑)
編集済
とっても素敵な南仏記でした!(*´꒳`*)✨
ここに描かれた柊さんの思いに、深く共感します。都会というのは、なんでもあって賑やかで、どこに行っても明るい楽しさに満ちているようで、実はとても表面的で冷酷で、ひたすら疲労を蓄積する場所なのだと、最近改めてそう感じることが多くなりました。
田舎の街には、物質そのものの量は決して多くはないけれど、その代わりに都会では決して味わえない深い豊かさがあるのですよね。ゆったりした時の流れや、美しい自然。味の濃い新鮮な食べ物。
物質的な豊かさと、心に働きかけてくる豊かさ。もしかしたら、容易には共存できないものなのかもしれませんね。
作者からの返信
そうですよね。都会は何でもあるように見えて大事なものが欠けていたり、表面的なものにばかり気を遣って疲弊したり。
何もない環境は不便ではあったけど、かえって暮らしを丁寧に振り返ることができたと思います。そして時々はこういう時間を持つのが人間には必要なのだとも思います。
共存が難しいだけに、わざわざ時間を取ることが大事なんですね。贅沢な時間だったと思います。
わぁぁ~、本当に良い時間を過ごされていましたね!シェアいただけること、感謝です✨バカンスの本当の意味を思い知らされました。休暇で遊んでいても、そんな風に立ち止まって、美しくたくましい自然の中で自分の内面と向き合う・・・今まで自分はそのような本質的な過ごし方はできていなかったように感じられます。
素晴らしい時間でしたね!ラベンダーの香り、きちんと味わったことがなかったかもしれません。夏は終わりましたが、本格的な冬が来る前に、秋の美しい紅葉をゆっくりと堪能したり、自然を感じられる時間を意識的に取りたいと思います^^
作者からの返信
バカンスの雰囲気が伝わったら嬉しいです。周りに自然しかない環境に身を置くのって、大事なんですね。気を散らすものがないというか、自ずと内面に向き合わされる気がします。
北海道もラベンダー有名ですよね。
知ってるつもりで見過ごしていたものっていっぱいあるなと思いました。旅行じゃないバカンスを過ごせてよかったです ^^
「ミツバチとラベンダー」、読ませて頂き、とても心が落ち着きました。柊さん、お若いでしょうに「療養中の老人のよう」という例えが絶妙です。
「猫背のラベンダーはいない」……寒さが増すと、つい猫背になりがちな私、ラベンダーを見習いたいものですね。
「枯れてから本領発揮」とは、大器晩成ですね(……ちょっと違うかも)。日本では「ラベンダー湯」の入浴剤が多々発売されていて、その健康促進効果は若者より高齢者に伝わり易いのですって。何だかラベンダーの一生と不思議に重なりました。
自分の内面と向き合うメンテナンスの時間、大切ですね。あっ、南仏記は最終回でしょうか? ちょっと淋しいです。もっと読みたい世界です。
作者からの返信
ひいなさん、ありがとうございます。心が落ち着いたという言葉が嬉しいです。
バカンスの直前に例の医者の往診を受けたので、実際ちょっとガタが来ていたのかも知れません。だから療養中というのはあながち間違ってはいないですね(笑)
僕も猫背になりがちなのでこのラベンダーは眩しく見えました。僕の嗅覚は怪しいですが、この時は本当に枯れた花の方が香ったので、すごく印象に残ったのです。
楽になるだけでなく、悲しくなることも含めて自分と向き合うメンテナンスの時間は大切だと思います。この時間を過ごせてよかったです。
もっと読みたい世界と言って頂けてすごく光栄です。
旅の話はたまに入れてみたいと思います。
>ラベンダーは本当に姿勢がいい。
この一文、すごく好きです。目に浮かぶよう。
柊さんがバカンスでものすごく充実した素晴らしい時間を過ごされたのが伝わってきました。
日本にもバカンスがあればいいのに。働きすぎは良くないですね。ゆったりと休憩する時間、絶対に必要です。
南仏日記、面白かったです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!伝わって嬉しいです。ラベンダーってたくさんいて分かりづらいけど、一本一本が凛としていると思いました。
人間にはリセットの時間が必要ですよね。こういう過ごし方をできてよかったと思います。日本も休暇が取りやすくなるといいのですが。
日記にお付き合い下さりありがとうございます。
次から通常営業しますw
こんにちは。
柊さんの紀行文や散策にまつわる文章、いつもとても素敵です。視点と感性の賜物ですね。ドキドキの山道と新鮮な野菜、隠修道士の佇まい、ラベンダーを見ながらゆったりとした時を過ごすさまが目前に広がり、こちらも楽しませて頂きました。
コメント欄を拝読しましたら、毎年訪れているようですね。お気に入りのバカンス先になったのですね。
作者からの返信
葵さん、こんにちは。4話続けてお読みくださり、嬉しいコメントをありがとうございます。
これを書いたときが初めての滞在だったので、自分にとっては何もかもが新鮮でした。やっぱりこういう場所で過ごすのと街をちょっと旅行するのとは全然違いますね。現実から切り離されるような、澄んだ気分になるというか。
オーナーのご夫婦がとても感じがよく、居心地がいいので何回もお世話になっています。また行きます笑