素敵な俳句を読んで、こちらに立ち寄りたくなって参りました♪
>花だけに鼻で
これはまさか……ダジャレ……!?
フランス語にもダジャレってあるのかなあと、にわかに気になりました!
(ダ・ジャレとか書くとフランス語っぽくないですか)
夜桜の妖艶な美しさ、わかるわかる!と首がもげます。誰に注目されるでもなく、突然道の先に現れて、一本でたわわに花を咲かせているのがいいんですよね。
ちょうど硬水と軟水について考えていたので、フランスの桜が明るいのは硬い水を吸い上げているからではないか……などと考えました。お料理は味が全然変わっちゃうみたいですし、植物の発色などにも違いが出るのだろうか。
桜に水辺が似合うのは、江戸時代に堤防を固めるために桜を植えて花見で人寄せをして、人間の足で土を踏み固めてもらった……という歴史的由来が大いに関係しているのだと思います。やっぱり桜は川とセットですよね!
長くなってすみません;
桜でいろいろ発想を楽しませていただきました(*^▽^*)
作者からの返信
鐘古さん、コメントありがとうございます!俳句の方も(俳句と言っていいのか?)読んで下さって過分な星をいただき、またこちらにもお越し下さって嬉しいです!
ダジャレフランス語にもありますよ。どの言葉にもあるのかな。聞いてる方がイラっとするところまで一緒ですね。
夜桜は日本ならではというか、この妖しげな感じは健康的なフランスの桜にはないかなと思います。
僕は硬水も軟水もあまり違いが分からない鈍い人間で(笑)でも水の性質で植物の色とか変わってくるのはあるでしょうね。土も違ってきそうですし。
桜と水辺にはそんな由来があったんですね。なんというかとても賢い工事の方法ですね。でも水に映る桜は絵になるし、うまくしたものだなあと感心します。
丁寧なコメントくださり嬉しいです。ありがとうございます!
編集済
>深夜の東京で道に一本だけ咲いている八重桜を見たことがある。ちょうど満開だった。ライトアップしてもらうわけでもなく、忘れられたように立っていた。桜は街灯が照らす仄暗い片隅に、濃い色の花びらをたっぷりと実らせていた。その姿はエロティックで美しかった。
東京(日本?)はゴタゴタしたコンクリートジャングルなのに、なぜかそういうじっとりした湿気た風情がある気がします。どこか闇が粘ってて、暗いというか。
それが桜に合っているのかも……なんて
私語りで恐縮ですが、ニューヨークで桜を見たことがあります。
日本が友好の証として送ったソメイヨシノらしく、白く儚く、綺麗だったのですが、どこか爽やかな印象を受けました。
どこか、ガーデン感があったんですよね、たぶん……
>日本に限らず、アジア人の血の中には花見をしなければならないDNAがあるんだろうか。
海外でお味噌汁飲んで、自分でも驚くくらいホッとしてしまったことを思い出しました。
異国生活慣れたわ!みたいにイキってたのに、DNAからは逃れられないことを胃で分からされました……笑
作者からの返信
伊矢祖さん、コメントありがとうございます。
まさにそれですね。粘り気のある闇というか湿った夜の空気というか、それが桜を引き立たせている感じがしますね。だからなんだか色っぽく感じるのだと思います。ヨーロッパだとどうも乾燥していてその湿り気がないんですね。日本の桜は夜も起きてるけどフランスの桜は夜は眠ってしまっているように感じます。
たくさん咲いていると華やかですが、なぜこんなところに、という場所に孤独に立ってたりするのが好きです。
外国だと見せるのを前提にきれいにしつらえてあるのでどうしてもガーデン感が出るのでしょうかね。
今ちょうどこちらでも咲いているんですが、今週末なんかはアジア人と日本好きフランス人で混みそうです。残念ながら今年も見に行けそうになくて、すでにやり残した感があります……
フランスにも桜があることを知りませんでした。きっと美しいのでしょうね。
桜漬けにして食べることもあるのでしょうか?
桜への対抗心、そういう発想があるのか!と目から鱗でした。日本では花の方を引き立たせるため、敢えて控えめな色や柄の着物を着るなんていう考え方もあるようです。同じものを見ても国や人によって楽しみ方が違うのもまた面白いですね。
フランスには行ったことがありませんので、エッセイを通して楽しく想像を膨らませています。柊さんの言葉に温かみと趣を感じ、読んでいて心が包まれるようでした。
作者からの返信
花邦さん、コメントをありがとうございます。
フランスの桜は濃い八重桜って感じですね。桜漬けっていう発想はこちらにはないようです。
なるほど、桜を引き立てるための服装とは、なんとも日本人らしい奥ゆかさ!それは考えてもみませんでした。フランスの桜は派手なので、お花見の情緒よりもピクニック気分で賑やかに楽しんでいるように見えます。
嬉しいお言葉、ありがとうございます。フランスの生活を切り取ったようなエッセイで、華々しい内容ではないんですが、少しでも空気を感じ取っていただけたら何よりです。
柊圭介様
桜はやはり日本人にとって心の花ですよね。春の訪れと共に満開になって、ハラハラと舞い散る様は美しくも儚げで、私も大好きな花です。
花見のルーツは古いようで、昔は神様への祈りをあげる行事として行われていたみたいですね。
外国でも見れると嬉しいけれど、やはりその土地その土地の趣が違っていて、見え方が変わるのでしょうね。
柊様の心に残る妖艶な桜、私も出会ってみたいです。
作者からの返信
日本関係のポスターを見るとかならず桜がモチーフになってますけどw、こればかりはどの国よりも日本が似合うと思いますよ。
花見はそういう意味もあったんですね。ならなおさら精神的に大事にされているのが分かります。
フランスだと色の濃い八重桜が多くて、春の始まりを派手に感じさせてくれるので、気分が上がるんですよね。冬が長い場所にとってはこれも貴重ですね。
一本だけ咲いていた夜桜、いかにも日本的な妖艶さでとても美しかったです。
花見の名所……というか、よく人々が観桜するような場所には私は行かないですね。以前行ったら、人がごった返している上に、周囲がアルコール臭くて花見どころではありませんでした(^^;
花見をして、お酒を飲んで、親しい人たちとわいわいやるのが好きなひとはいいですが、私はそういうのが苦手なので人が集まらないようなところの桜を、こそこそと見に行きます(笑)
近年の夜桜は、ライトの種類が変わったお陰か、随分と綺麗な演出がされるようになりました。都心部や花見で有名な場所だと、お金を掛けた演出がされていてすごいなと思います。
作者からの返信
こちらにもコメント下さりありがとうございます。
そうですね、東京だと上野や井の頭公園とか、にぎやかですよね。自分も酒の匂いの方が勝っているような場所はちょっと嫌です。こっそりと穴場のように咲いている桜の方が雰囲気がありますよね。
個人的には太陽の下の健康的な桜より、暗いところの妖しい桜が好きです。さすが日本は夜桜も進化してるんですね。
海外で桜を見かけると嬉しくなりますが、間違いなく日本を思い出すし、開けた川沿いで、桜の樹を眺めながら散歩出来る短い期間は特別感があります。
光が及びきらない場所で丸々と膨らむ八重桜のお話、とても素敵でした。
光が当たるだけが美しさではないし、誰も見ていないところで静かに背筋を伸ばしているものもいます。見習いたいなあと思いました。
作者からの返信
蒼翠さん、コメントをありがとうございます。
どうしても桜には色気が欲しいなと思ってしまいます。フランスの桜は健康的なんですよ。それもいいんですけど、日本で見た八重桜がずっと頭に残っています。闇とか影があるから光の当たる部分が余計艶やかに見えるんですね。
一本だけ背筋を伸ばしている桜、強さを感じますね。
見習いたいです。
日本の学校の4月に始まり3月に終わる学年にも、日本の桜は影響を受けている気がします。別れの卒業式、そして出会いの入学式の時期。桜の開花は毎年ズレるので、一概には言えませんが、桜が背景にある頃の行事に、何だかしみじみしてしまうのです。
桜は咲き、そして散っていく。私達の人生も、何かが終わり、何かが始まる。もう、次の年の桜に思いを馳せながら。
作者からの返信
日本では桜に並々ならぬ思い入れがありますね。節目の時期を盛り上げるモチーフのような印象があります。ヨーロッパだと春に咲く花の一つ、みたいな感じでしょうか。日本的な情緒とは縁遠い気がします。ちょっと色気に欠けますね。
ちなみに春といえばリラの花が個人的にいいなと思います。こちらの方がヨーロッパ的かなあと…。
川べりの桜並木や、お城が桜で霞む様が好きです。雷で幹が二つに切り裂かれても花を咲かせている桜の木があって、その生命力に感動したことあります。
あのですねぇ。麻婆豆腐作り過ぎちゃったので、おすそわけに持ってきました。べ、べつに柊さんのために作ったとかじゃないです!勘違いしないでください。ただ……麻婆豆腐食べたいって、小耳に挟んだから…もにょもにょ(///ω///)美味しくなかったら捨てていいですし!むしろ捨ててください。どうせいろんな女の子から麻婆豆腐もらっているんでしょう。
え?美味しい?辛さがちょうどよい?
あ……(///ω///)♪そう…ふーん。別に嬉しくないですぅ。柊さんに誉められたからって、喜んだりなんてしませんからねっ!
もう帰ります。……イタッ!
べ、べつにドアに頭をぶつけたのは、完食してもらえて嬉しかったとか、今度は何を作ってこようか考えていたからとか、そんなんじゃないですから!……でも、あの、何か食べたいものありますか?
あ、分かりました。今度作って来ます。では。
作者からの返信
遊井さんおはようございます。
麻婆豆腐(笑)ごちそうさまでした、美味しく頂戴しました。これはツンデレバージョンですね。臨場感あふれる独り言笑ってしまいました。ソフィーネちゃんっぽいです。あ、あのモデルは遊井さんかしら?
桜の話に戻しますと(笑)その雷で割れた木が花を咲かせているって、すごいですね。見てみたいです。桜ってがっしりと黒くていかついのにあの花が咲くというギャップがまたいいですね。
風景にはちゃんと似合うもの同士が設定。本当にそうですね。
そして、夜桜は私も大好きです。
作者からの返信
それぞれの場所に似合うもの同士が組み合わさっている時に人はその風景をきれいだと思うんじゃないでしょうかね。
夜にみる桜は非常に艶めかしいですね。日本的だと思います。
編集済
日本人が桜を好きなのは、桜に並々ならぬ複雑な感情を投影するからでは無いかと思います。儚く短くちりゆく命、孤独、ほのかに染まる頬…。桜を見ると切なくなります。
ピンクのあの人が桜を見ているイケメンカップルを見たらそのまま付いてってどこか行っちゃいそうで心配だよねって、話しましたね。この春のことなのにもう凄く昔の事のように思えます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
たくさんで咲いていると豪勢だけど、一つ一つの花は小さくて脆いですよね。多分こっちの人は桜に切なさは感じないと思います。そういう複雑な感情を持つのは日本人(あるいはアジア人)独特の感性かも知れません。
ピンクのお方はイケメンカップルに反応されてましたね。覚えてますよ。ご本人が桜のような方でしたね、みんなに愛されて。
またピンク一色のページにお目にかかれたら……沢山お礼を言いたいです。
編集済
近所の河津桜の蕾が少しずつ膨らみ始めているのを見かける今日この頃ですが、桜にまつわる光景を振り返ってみると家族や友人たちとの心温かなひとときが蘇ってくる一方で、桜が咲く頃は年度変わりや卒入学シーズンなので、出会いと別れも入り混じった複雑な心境も不意によぎります。
いろいろと思い浮かぶのですが、春休み中に小学校の校庭に咲いていた白い八重桜が子どもたちが新学期に登校する日を静かに待っているようで、美しいな〜と一頻り立ち止まって観賞したことがあったことをこちらの八重桜のエピソードに連想してお伝えしておきます。
私は桜については詩歌集に書き残していますが、日本三大桜をまだ見たことがなくて、いつか見に行きたいな〜と思ってます。パリも桜の名所で満開の頃はとても素敵な光景に出会えるようで、今から春が待ち遠しいですね。
作者からの返信
中澤さん、コメントありがとうございます。
日本だと卒業や入学など、人生の節目が春なので桜との思い出もより強まりそうですね。しかも絵になる風景で情緒があります。日本人が桜に感情を込めやすいのはそういう出会いと別れが重なるからでしょうね。
フランスの八重桜は自己主張が強いというか、ぽってりとして色が濃いので壮観です。ただ情緒があるかというとすこし違うんですよね。さみしさとか慎ましさはあまり感じません。お花見というよりもピクニック、という言葉が似合いそうな無邪気な感じです。
三大桜というのも知りませんでした。きっと趣が違うんでしょうね。ぜひ実現されるといいですね。