赤と黄にきはまりぬべし花さうび
【読み】
あかときにきはまりぬべしはなさうび
【季語】
さうび(薔薇)〈夏〉
【大意】
さうび――①バラ。バラの花。しょうび。②襲(かさね)の色目の名。表は紅、裏は紫。
[デジタル大辞泉]
【大意】
最後には赤と黄にきわまるにちがいない。バラの花は。
【付記】
その色をもって花に優劣をつけるのは無粋かもしれない。ただ、わたしが赤と黄のバラが咲いているのをみて、この胸を打たれたまでのことである。
なお、「あかつき」は古くは「あかとき」であったと言う。ここではそこまで思慮を巡らさくても良いだろう。
【例句】
黄菊白菊
君が春
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