霜のなかをしづかにはしる夜汽車かな

【読み】

しものなかをしづかにはしるよぎしやかな


【季語】

霜〈冬〉


【大意】

霜のふるなかを静かにはしる夜行列車よ。


【付記】

寝台車のような夜行列車は新幹線に取って代わられた。そのような時代に叙情詩などの文学作品はいかなるかたちを取ることになるだろうか。ボーイングなにがしやビートルズを対象にするくらい意欲的でありたいところだろうか。

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