寡黙にてあればすずしき美人かな
【読み】
くわもくにてあればすずしきびじんかな
【季語】
すずし(涼し)〈夏〉
【大意】
黙っていればすずしげな美人(=クールビューティー)なのだがなあ(口のついていることが玉に瑕である)。
【附記】
容姿はすぐれているが性格に難がある人物は昨今の創作物にしばしば見える。
余談だが、わたしはこどものころ「玉に瑕」を「偶に瑕」と思っていた。
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