第109話 窓辺に立つレグルス

それからトランプに興じてると


小さなレグルスは窓に近くに行き夜の窓辺でお星さまを見つめてました


「あ・・流れ星・・あれ・・?」

窓ガラスに映る女性・・後ろを振り返ると


微笑んで立っていたのは・・白銀の髪ときらびやかな鎧を身につけた女性の

半人半馬・・美しきケンタウロス・・レグルス・・。


大きなレグルスは小さなレグルスを見つめ 

頭を撫ぜて


小さなレグルスに 大きなレグルスはしっ!とウインクしながら

口元に人差し指をあてて他の人には黙ってて・・と合図しました


トランプに興じて 楽しそうに笑い微笑む・・

リアン アーシュ エイル ・・わん子達を微笑みながら見つめてました


そして


「あれ!」

小さなレグルスがもう一度見上げて見ると


その女性の立っていた場所に

カゴに入った林檎やベリーの一種・・などの

幾つかの果実にワイン


スコーンなどのお菓子が沢山・・それに


硝子で出来た丸い小さな綺麗なオルゴールが一つ 

中には硝子製の小さな子馬


まるで贈り物のように置かれてました

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

白銀のケンタウロス のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます @nono1

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画