何かに停滞あるいは挫折して立ち止まっている主人公が自責の念から救われ、新しい何かに踏み出す物語です。私が今とあることで停滞してしまっているというのもあるので主観的なコメントになってしまいますが、主人公の心情にとても共感できました。太陽や外の光、他人の顔を見たり声を聞くことを疎ましく思ったり。読むと久しぶりに親と話がしてみたくなる、素敵なお話でした!