暗く小さな世界で行われた横暴に対して少年が立ち向かうのですが、暴力がクラッチを切り替えるように段々と大きくなっていくのが爽快。ロボット物というとどうしても基準となるロボットに小ささも大きさも囚われざるを得ない印象があるのですが、人間の暴力からロボットでの対決と上手くスケール感をサイズアップさせています。
時代劇である。それもとびきり荒涼としていて、凄惨で虚無感が漂う類の。舞台はどうやら遠い未来、人類は強大な科学文明を築いた後、大きな戦争によって文明レベルが後退したらしいことがわかる世界観だ。本作…続きを読む
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