編集済
読ませていただきました。
「"食べ物"に対してさえ愛情を抱ける人間って、とてもイレギュラーな存在なんだな」なんて考えていました。とても優れた視点だったと思います。
ただ、気になった点が幾つかあったので、挙げさせてもらいます。"素人"の意見なので聞き流してもらって結構です。
――まずは技法に関する話です。
①段落の行頭(会話文を除く)は一つ空けるのが基本です。何か意図があれば別ですが。
②読点(、)が少なく、読みにくい部分がありました。
③行間を活用すると、もっと読みやすくなると思います。動植物の会話文にあえて「」を使わない工夫は良いと思いますが、それをするなら行間は空けた方が良いかなと。
④「!」や「?」の後ろはスペースを空けた方が見やすいかなと思います。
……全体的に「読み手の視点」を意識された方が良いかな、と思いました。巧みな表現も見辛いと勿体無いので。
――次に気になった箇所を具体的に挙げていきます。
『まぁこの原っぱには何日経ったかなどどうでもいいのだ。――省略―― そして何の変哲も無い一日が繰り返される、そのはずだった。』
……「どうでもいい」という割には説明が長すぎるかなと。重要な情報とは思えないので。
『そう、何処って言われったってここは何の変哲も無い何処にでもある原っぱだ。――省略―― 彼らはだからここが何処であろうとあまり関係がなかった。――省略―― なっかったからかもしれない。』
……「あまり関係なかった」という割には説明が詳しすぎる気がします。あと「なっかった→なかった」ですかね?
『叢雲の隙間から鈍く蒼白い光を放つ、月が昇る。』
……「放ち」ですかね?
『もちろん風を頼りにしている麗春花たちは気が付くはずがなかっ
た。』
……「はずがなかっ」で改行ミスですかね?
『月は役目を果たしたからか、とうに沈み、オレンジ色の陽光が降り注ぐ。』
……朝になるのが急過ぎるかなと思いました。せめて間に「****」みたいなのが挟んであった方が解りやすいかなと(飽くまで一例です)。
『死んだように固まって動か無い彼女はもう、』
……「動かない」ですかね?
――以上です。
作者からの返信
読んでくださりありがとうございました。
誤字や改行を早速直させていただきました。ご指摘助かりました。
人間にとっては「どうでもいい」の中で生きる動物の世界観を表したつもりだったんですが、逆効果になってしまったのかも知れません。
自然界では変哲もない我々人間にとって必要性があまりかんじないことの繰り返しが大切である、という事を伝えたかったのですがくどかったかもしれません。
編集済
読みあい企画から拝見しました。どうやら感想を書く場所を間違えてしまったようなのでこちらにもコメントしておきます。おすすめコメントの方に長々と思ったことを書きましたので、時間があれば読んでみてください。すごくおもしろかったです。
追記:こちらこそありがとうございます。
なるほど!勉強不足でした!私の読みが浅かったことを先にお詫びさせてください。登場人物に持たせるモチーフや寓意は書かないほうが美しいと思うのですが、伝わらなければ意味がない、、、このジレンマに書き手は悩まされるのでしょうね。
同世代です!新作ができたら教えてくださいね。このような拙い評論でしたらいつでも喜んで致します。
作者からの返信
読んでくださりありがとうございました!
後ほどいわしさんの作品も読みに行かせてください!
言いたいことを理解してくださりとても嬉しかったです!今後の励みになりました。
わざわざ鬼蜘蛛にしたのは、名前の「鬼」の響きが本来は蝶に恋などしない残酷な感じが伝わるかな?と思ったことと、鬼蜘蛛の生息地がモルフォ蝶と本来は重ならない為、人間が持ってきたせいだ、ということが引き立つかなと思ったからです。後、鬼蜘蛛は夕方に巣を張り、次の日には一度畳むという特別な習性が都合が良かったからです!
そうなんです。後半と前半を繋げるのが苦労して…
ただ、雰囲気が違うのは後半を種明かしの会にしたかったのではなく、ミミズクがかつて人に飼われていたことをきわださせたかったからなんです。この話の本当の主人公はミミズクだということ。ミミズクも自分の意思を無視され人間に飼われていたこと。その記憶に苦しめられていること。本来自然界で暮らす為には全く必要のない知識を持っていることで伝えたかったんです。
書き方が難しくてなかなか伝わらなかったのですが(汗)
同世代だったんですね!こちらこそこれからもよろしくお願いします‼︎
Ps. いえいえ、絶対伝わらないだろうなって思いながら書いてました(笑)
伝えたいので書きたいですが、書いたら雰囲気が壊れてしまう。それに葛藤しています。
ありがとうございます!これからもよろしくお願いします‼︎