第36話 『佐賀県。気球をくくり付けて空を飛ぶ』 無月兄さん
〇作品 『佐賀県。気球をくくり付けて空を飛ぶ』
https://kakuyomu.jp/works/16816927862076857973
〇作者 無月兄さん
【作品の状態】
短編。完結済。
【作品を見つけた経緯】
カクヨムでお世話になっている肥前ロンズさんのレビュー一覧で発見しました。「佐賀県」と肥前さんのレビュータイトル「イイハナシダナ!!!?」が上手く結びつかなくて(どんな内容か想像がつきませんでした)、逆に読んでみたくなりました。
【ざっくりと内容説明】
魅力度ランキングで常に最下位の佐賀県が、バルーン(気球)を使って魅力度アップを図るお話です。
【感想】
まず一言。カクヨムで活動されている佐賀県にお住まいの方は、どうしてそんなに出身県に対して自虐的なのでしょう(作者さんが佐賀県出身ではなかったら私の勘違いです。すみません)。魅力度ないとは聞きますが、少なくとも私は佐賀県の農作物でお世話になっています。(え? そういうことじゃないですか?)
このお話は、魅力度ランキングで常に下位の佐賀県が、毎年11月に行われるバルーンフェスタ(熱気球大会)にあやかり、バルーンを使って魅力度をアップさせるという佐賀県庁の職員たちのお話です。それを使ってどうやって魅力度をアップさせるのかについては、実際に読んでいただきたいと思いますが、これが突飛な発想なので最初は受け入れるのに数秒要しました(笑)
それで、佐賀県はそのバルーンを使って何とかしようとしたわけですが、折角考えて実行した計画は上手くいかず、佐賀県は認知されなくなるところまで陥ってしまうのです。
「悲しいかな……」と思ったのも束の間、その事実を告げる青年とそれを受ける職員の人の対応が面白くて、思わず笑ってしまいました。
最初から最後まで、佐賀県庁の突飛なアイディアと自虐的なツッコミ(?)に笑わされっぱなしのお話ですが、佐賀県に住んでいらっしゃる人たちは、きっと佐賀県が好きなのだろうなぁ、と思うお話です。
ちなみに私はカクヨムさんで佐賀出身の方が、佐賀の面白い話をして下さるので、スーパーなどの品物で「佐賀県産」が目に入り易くなりました(笑) 佐賀産の海苔も美味しいです。
今日は『佐賀県。気球をくくり付けて空を飛ぶ』をご紹介しました。
それでは次回、またお会いしましょう。
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