2月 February
第31話 『田んぼと空の間には山があるのだ!』 小烏 つむぎさん
〇作品 『田んぼと空の間には山があるのだ!』
https://kakuyomu.jp/works/16816927860138892715
〇作者 小烏 つむぎさん
【作品の状態】
連載中。
【作品を見つけた経緯】
エッセイの自主企画に参加していたところ、小烏さんが当作品を読んでコメントを下さいました。「エッセイの自主企画に参加されている」ということは、きっとエッセイを書いていると思ったので訪れると、こちらの作品と出会いました。
【ざっくりと内容説明】
農家のお嫁さんから見た、田舎生活を書いたものと言ったらいいでしょうか。
ほっこりとしていて、優しいエッセイです。
【気になる人は気になるかもしれないところ】
段落の一字下げが一定ではないので、気になる方は気になるかもしれません。
でも内容は素敵なので、いつしか「作者さんが意図的にしているのかな?」と思い始めている私です(笑)
【感想】
『田んぼと空の間には山があるのだ!』という作品は、たまたま作者の方が私の作品を読んで下さり、コメントを書いて下さったことで出会えました。私は作品を探すとき、大抵知り合いの作者さんのレビューやフォローしているところから見つけることが多いので、まだカクヨムを始めたばかりの作者さんの作品に出合えたのは、偶然が重なったお陰だと思っています。
『田んぼと空の間には山があるのだ!』というタイトルの通り、田舎暮らしのお話です。作者さんは元々都会的なところに住んでいたようですが、旦那さんのリタイアを機に、旦那さんのご実家がある田舎へ引っ越されたとのこと。お店は少なく、人もちらほらと見かける程度。その上、周囲はほとんど田んぼという世界。
私が住む地域に似たような場所があるので、それだけで親近感が湧いてしまいました(笑)
この作品のいいところは、作者さんが今の生活を楽しそうに語っているところです。もちろん、田舎暮らしは大変だと思います。
田舎に来てからカレンダーが真っ白になってしまった(予定がない)話とか、先月連載が始まったばかりということもあって、雪が多くて長靴生活をしている話とか。苦労もあると思うのですが、それを感じさせないものがあります。
長靴の話、面白いですよ。雪のない地域の人が読んだら、ちょっとびっくり。一方で、雪国生活をしている人にとっては「あるある」かもしれませんね。
また切り口が作者さんならではであり、文章が落ち着いていらっしゃるのも特徴かなと、私は思っています。
きっとこれから、春、夏、秋、そして冬……と、小烏さんの季節が巡って行くことでしょう。そのなかで見えた、田舎の季節の移り変わりを小烏さんらしい言葉でこれからも綴っていって欲しいなと思います。今後も楽しみですね。
今日は『田んぼと空の間には山があるのだ!』をご紹介しました。
それでは次回、またお会いしましょう。
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