自殺を引き留めた側って、やはり責任が生まれますよね。
劇的じゃなくて、淡々と事実を確認するように「生きていていいの?」と訊く先輩、好きです。
作者からの返信
コメント頂けて、とても嬉しいです。
やはり「死ぬ」という決断も、大切な個人の想いなので、それを引き留めてしまったからには……相応の責任が生まれる、そして月路はそれを理解している、と考えました。
加奈が「もう少し生きてみる」心境になる経緯は、これまで読んできた既存の小説にない、オリジナリティが欲しいと思って書いた結果、こうなりました。
私が知らないだけで、似たストーリーは既にあるかもしれないんですが。
どうも、例の批評企画から来ました。
一晩かけて読んでしまうほどに素敵でした。「邂逅」「回想」から完全に心を掴まれた次第です。
Web上にはこれほど表現が上手い人がいるのか、と驚愕しております。
中盤の乱れ(コメディ要素が強い描写あたり)で熱が冷めかけもしましたが、ライトノベルは文学の目指すところとは異なると思うので、その描写は必要なのだと解釈します。
書籍として出版される際には、是非お声をかけてください。購入します。何なら寄贈していただくというのも(強欲)
作者からの返信
改めて、ここまでの読了、感謝いたします!
では続いて、こちらのコメントにお答えします。
例の批評企画……ラノベの話題があるので、「ラノベ作家志望者批評会」でしょうか…… それとも「女性向け小説」、「ゲスト週間」? 最近は期間の短い自主企画を渡り歩いているので、なかなか頭の中の整理も大変でして……
申し訳ありません。
「邂逅」、「回想」は他の方から、逆にすっと話に入りにくい指摘も受けて、話タイトルだけいじる突貫工事で、「大幅に直した方がいいのかな……」と少し思っていたので、スズムシさんのお言葉、とても嬉しいです。
いや、私も今の気持ちはびっくりです。ここまで誰かに褒められると、嬉しいを通り越して、驚きが勝るんですね……
ラブコメ風味については……作者の作風、精神のあり様に、普段読んでる「笑える」コンテンツが上塗りされたのだと思います。私は悲しい物語を読んでいると、どんどん悲しくなるので、読む側としては楽しい方が好きなんです。
ぜひ寄贈しますとも! 書籍になったら! 書籍化できたらいいなあ……(願望)スズムシさんのレビューで、うねりが起きればあるいは……?
レビューの文言で、ラストへのプレッシャーがさらに高まりました。ラストは書き初めに決め打ちしてあり、大きな変更の予定は今の所ないです。万人に受け入れられる結末は難しいですが、多くの人に納得していただき、かつ、あっと読者を驚かせられたら本望です。
そうそうスズムシさんのページにお邪魔したら、「文章校正」の自主企画主さんだったんですね。私も参加しようか迷いましたが、完結してないし、チキンハートなので断念しました。お恥ずかしい……
すごく長くなってしまいました。
物語の結末まで、あと少し。
ぜひお付き合い頂ければ。
では、失礼します。
感極まると、意外と人のメンタルはフラットになりますものな!
作者からの返信
そうですね。感情が高ぶり過ぎると、逆に冷静になる。
現実でも創作でも、あまた見られるシチュエーションです。
ただ、ここの加奈の心情は、興奮してるけど実は、特に興味がないというか、どこか他人事というか、体の表面はかっかと熱いけど、心の底では冷めている、そんな感じです。
だいぶ前のFragmentで「自分の問題を他人事と考えるようになった」過去があるので。
そこまで「まだ」好きになってない
いいなぁ、これw
作者からの返信
彼(私)もリアリストで、自分本位なのでしょう。
私の物語の登場人物の多くは、計算高く、自分が一番大切だと思っています。
恋愛もので、相手を引き留めるために、一時的な熱量に浮かされて「好きだ!」と発するのが、いまいち共感できずに、こんな奇妙な展開になりました。
(重大な決断時に、思考停止してない?、と思いました。捻くれてるいるか)
しっくりきたので、こう書いてよかったです。