この2人のやり取りはなるほど確かに、今の日本を表しているかもしれません。
彼女らにしても文句はいうけれど、実際に行動はしていない。誰かがやるだろう。或いは、誰かがやってくれ。そして私を救ってくれないか。
怒りを共有する同胞を見つけても、明日も昨日と同じような日常を生きる。
自分自身にも大概うんざりしますが、これを含めて国民性なのかもしれないですね。
あまり物語の本題とは関係なさそうですけれど。
作者からの返信
最新話までの読了、コメント、そして「私の小説への投稿で間違いないよね……?」と疑ってしまうくらい、光栄なレビューを本当にありがとうございます。
出かけ前にコメントに気づいていたのですが、急いで書くのも忍びない、もったいないと思い、帰宅後に頭を冷静にして、丁寧に返信しています。
遅れて申し訳ありません。
ここでは直近のコメントに対して、お答えします。
と言っても、詳しく語ると未読の人へのネタバレになるので、簡単に言うと、スズムシさんの考える通りです。一応、この後二人は「行動」を起こしますが、加奈はただ「口実」が欲しかったのです。
彼ら(主に彼女)が語った不満は、私の普段感じることで、多少の問題提議になればと思いましたが、物語の本筋からは少しそれるかもしれません。
ナチスの様な『社会主義』政党が障害者に何をしたかを先輩が知っていれば…
作者からの返信
ただいま帰還しました!
たくさんの応援コメント、ありがとうございます。
順番にお返事していきますね。
ナチスは悪ですね。(断言)
ただ、社会主義が悪とは私は言い切りにくいです。
(勉強不足なだけかもしれませんが)、正しい志の人が、客観的な意見を取り入れそのつど軌道修正、自分以外の利益をきちんと追い求めれば、社会主義もあるいは……。
そんな性根の存在は、もはや人間ではないですかね……?