>光を注ぐ価値なしとも言いたげに、月光は何かに遮られ、やがて姿が見えなくなった。
このメタファーいいですね。
そのあとに出会いが来るのもいい。明暗の使い分け、さすがです。
前世の記憶を持って生まれるのが当然の世界。息苦しそうです。
これはリアルカースト制度ですね。前世で悪いことをしたから下流階級になる。
この考えは自分にもあって、「前世差別反対」と言うワードを作品に出したこともあるくらいです。なのでこの作品がどんなアンサーを出すのか、個人的にめちゃくちゃ興味が出て来ました。
主人公の最悪な状況と、光明が差すような出会い。素晴らしいスタートだと思います。
作者からの返信
ありがとうございます!(メタファーとか明暗の使い分けとかは意識してなかった……笑)
前世の記憶を持つのが当たり前の世界になったら、きっと社会の仕組みもこんな感じになるんだろうな〜と考えながら書きました。
現実でも、犯罪者が社会復帰するのが難しいみたいに、前世でやらかした人は社会に爪弾きにされるんだろうなあ、と。
ぜひぜひ!続きも楽しみにしていてください!
わわぁ……はじめまして。
あらすじの1文目に惹かれてやってきました。もう凄いとしか言えない……1話目しか読んでないけど、一気に引き込まれてしまいました。
前世の記憶、あったらいいなと思った事はありますが、この主人公のように苦しむことになるかも知れないとは一ミリも思った事がなかったので目から鱗でした。
傷付きどうしようもなくなると、人はこうして宗教に縋ってしまうものなんだなぁと……またその辺りの描写も凄くリアルで、心にずしんと響くものがありました。
続き、ゆっくりですが読み進めさせて頂きますね。彼らの行く末が気になります!
作者からの返信
ありがとうございます!!
そうなんですよね、「前世の記憶があるぞ!」っていうのは夢のように思えて、実の所怖かったりするんだろうなあと思ってます。そんな思いで書き始めた長編です( ˇωˇ )笑
ぜひぜひ!続きもよろしくお願いします!
徐々ににじり寄ってくるような物語。
自分の前世が殺人鬼とか怖すぎる……。
前世のことを覚えていられるというのは大抵幸せなことのように書かれている場合が多いけど、たぶん誰しも幸せという訳にはいかないのかもしれない。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます!
異世界転生ものが流行っている昨今ですけれども、記憶を引き継いで再度生きるというのは存外辛いのでは……と思っています。記憶というのは幸せなものばかりではないですから( ˘ω˘ )
主人公と関係者が前世の記憶持ちというのは今までありましたが、全ての人というものを読んだことはありませんでした。
その発想はなかったです。