エロの借りをエロで返したい!
「うすい」さん主催の
Lil Sour Clubプロジェクト (U)
に、「アダルト作家」として、ちょっとした一歩を踏み出すことにした。
その代わり、ノベプラやカクヨムでの活動はしばらく停滞するかも。
ノベプラの「冬マラソン」は参加する。
実は、この重大なプロジェクトに参加したのはワケがある。
オレは10年以上前、アダルト系の仕事で穴を開けたことがあった。
エロラノベを書いてもらいたいと勘違いして、ガチ官能系の作品を要求されて大失敗。
結局書くことができなくて、原稿を落とした。
プロ作家からのお誘いだったので、完全に「認められた!」と舞い上がっていたのである。
結果「全然実力不足」による大ボツを食らう。
なんというか
「クライアントが求めている内容のよさを、全く理解できない」
という、生まれて初めての経験をしたのね。
クライアントの要求が、まったくもって全然オレの性癖に刺さらない。
「オレは人をいたぶる系の作品は、一切書けねえんだな」
とわかった瞬間だった。
結果、「書けません」と降ろしてもらった。
オレにとって最大の汚点であり、学びを得た時間だった。
誤解のないように言うと、編集さんもプロ作家さんも本当によくしてくれた。
最大級のフォローをくださった。なので未だに感謝している。
できなかったのは、完全に未熟だったオレのせい。
この体験以降以降、オレはどれだけ一次選考でボツられてもくじけなくなった。
メンタルは、この経験のおかげで培われている。
それだけ、学びが多かったのだ。
ただ、ときどき自分に厳しい意見を言うのは、そのせいかも。
プロへの道も、この時点でちょっとあきらめていた。
実力も、当時以上についたかどうかも謎だし。
なにより、環境が変わってしまった。
出版不況のあおりで、学校卒業した先輩作家さんは愚痴ばっか言うし。
講師のプロ作家も同様に、しんどいという。
他の稼ぎ方を模索しないとなーと、オレは数年前から目標を「書籍化」から「収益化」にシフトした。
カクヨムで通算1万5千円ほど稼げている。
年収ではないが。
オレの作家収入なんて、月に100円あるかないかである。
それも、アマゾンギフト券に変換して本代で消えていく。
そこへ、チャンスが舞い込んだのである。
10年経って、その雪辱を晴らすチャンスを、うすいさんは与えてくださった。
なので、このチャンスを逃したくない。
また、この企画は「健全版」も募集中である。
もし興味があるなら、ぜひぜひご参加願いたい。
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