佐藤健さんのクイズ番組で、ミステリモノの盛り上げ方を学ぶ
みなさんは、この間の
「佐藤健&千鳥ノブよ!この謎を解いてみろ!☆第3弾~ハテナ島からの脱出~☆」
を見ただろうか?
「佐藤健さんと千鳥モブさんのクイズ番組」
である。
謎の秘密結社に捕らえられた仲間を救い出して、クイズに支配された島から脱出する企画である。
クイズと行ってもリドル、つまり「パズルゲーム」が大半だった。
デスゲーム要素があって、クイズの回答に失敗すると一人を退場させなければならない。
実際、二名ほど脱落した。
救済措置はあったが。
で、その中で「霜降り明星 せいやさんが好きすぎる人」が出ていた。
その人は第二回戦に「ミリオネア形式のクイズのライフライン」として活躍した。
しかし、せいやさんに不用意に近づきすぎて、秘密結社の工作員によって電流を浴びて死んでしまう。
その後、ゾンビとして復活。
で、「せいやさんの居場所は、どこにいてもわかる」と言って、執拗にせいやさんを追い回す。
ぶっちゃけメンヘラキャラにしかならない、この設定。
しかし、これが「ラスボスに近づくヒント」だと気づく。
どこにいるかわからないラスボスの居場所を突き止めるため、せいやさんは、
「わざと敵に捕まる」
暴挙に出る。
つまり、「せいやさんの居場所ならどこにいてもわかるゾンビ」に、ラスボスの居場所まで連れて行ってもらうのだ。
せいやさんが捕まれば、必ずラスボスの部屋まで連れて行かれるから。
(実際、そのような描写が事前にあった)
作戦は成功し、メンバーは無事ラスボスのいる部屋にたどり着く。
そこからも面白い。
最終決戦は、すごろくだ。
この解き方も見事だった。
この内容はまだTVERで見られるので、確認してもらいたい。
このラスボスの負けムーブが最高なんよ!
ミステリって、ここまで盛り上げたら面白くなるのか、と思える。
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