人の悪口には付き合うな!

◆まだ人の悪口で消耗してるの?


「ラノベはバカが書くもの!」

「なろうにハマっている人は満たされていない!」


 など、様々な悪口がどこかしこに転がっている。


 だが、

「悪口をいったところで、またはのっかったところで、何も変わらないよ、むしろあなたの精神が悪化するよ」

 と、専門家はおっしゃっている。

 

 心がかき乱される。

 脳のパフォーマンスも落ちる。


 悪口をいったところで、いいことはなにもない。


 


◆人の悪口を言うと不幸になる


 精神科医 樺沢紫苑先生は、

「人の悪口を言うと不幸になる」

 と断言している。


 自己肯定感の低い人ほど、悪口を止められないという。



◆人の悪口が止められない人 三タイプ


 人の悪口をやめない人のパターンは、だいたい以下の三種類のタイプが考えられる。


・アフィカス

・ドーパミン中毒

・悪口と思っていない正義マン 



◯アフィカスだった場合


 人は「ネガティブな情報にすぐ反応してしまう」という習性を持つ。


 アフィカスは人の怒りをコントロールして、広告を貼ったサイトに誘導しようとするという。


 実際、「在日〇〇国民だが、ウハウハな生活を送っている」という投稿サイトのかき込みに対し、多くの読者が攻撃的な反論を

返した。

 が、

「実はただのアフィカスだった」

 というオチが付いた。


 この商法で有名なのが、Twitterのアルゴリズムだという。


 Twitterの開発スタッフは、

「怒りは金になる」

 ことを発見し、

「正義感を震え上がらせるように」

 ツイートを誘導しているという。


 こういった書き込みに対する対処法は、「無視すること」だ。


「Twitter自体をやる頻度を減らす」

「悪意にいちいち反応しない」


 これに限る。


◯ドーパミン中毒


 実は、悪口を止められない人のパターンは、


「脳内麻薬【ドーパミン】中毒者である」


 との研究結果がある。


 悪口を言うと、「やる気や快楽に関与する」ドーパミンが放出されて、楽しい気分になるのだ。


 しかし、ドーパミンは依存度が高く、一度出てしまうとさらなる刺激を求めてしまう。より強い刺激を得ないと効果も出ないという。

 これはアルコール依存症や、薬物依存症と同じ原理だ。


 さらに、悪口を言うとコルチゾールという物質も分泌される。

 これは「ストレスを誘発する」ホルモンだという。



 悪口はストレス発散どころか「より悪化してしまう」のだ。



 対処法としては、「自分を褒めること」だという。


 自己肯定感が高まれば、自然と悪口からは遠ざかれるそうだ。


 見方を変えて、ネガティブな印象をポジティブに受け止めてみるのが効果的だそうな。



◯正義マン


 正義マンの場合、自分は悪口を言っていると思っていない」可能性がある。


 客観的に自分を見れていないのだ。


 この場合「正す」のではなく「受け流す」ことが大事だそうだ。

 

 多くの専門家が

「他人は変えられない。世間は変えられない」

 と断言している。

 

 いくら注意しても、相手をイラつかせるだけ。

 変わらない世の中に怒ったところで、結局何も変わらない。


 ではどうするか。

「自分の認識を改める」

 だけ。


 故ビリー・ヘリントン氏も、妖精哲学の三信の中で、

【「仕方ないね」という許容の心】

 を説いている。


 何かいらつくことが起きたとしても、それは「仕方ない」のだ。


 あなたの出る幕ではない。



◆まとめ


・悪口を言う人は、アフィカス、ドーパミン中毒、正義マンの可能性大

・悪口に反応しても、ストレスが溜まるだけ

・「仕方ないねの許容の心」で取り組む 

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