ノベプラでの「無言スタンプ」、カクヨムでの「無言の★」におびえている人へ。何を恐れる必要があるのか?

 この間、ノベプラで

「スタンプだけしかくれない! 言葉による感想がほしいのに!」

 と嘆く人がいた。


 同じように、

「カクヨムで無言で★をよこす人がいる。気持ち悪い!」

 というコメントをしている人がいた。


 オレに言わせれば、

「評価されるだけありがたいと思ったほうが気楽」

 と考えられないものかと。


 あのねえ……。

「感想なんて書けないほうが普通」

 って、プロ作家でも指摘してるんやぞ。


「ここは小説投稿サイトなんだから、誰だって作品の評価を文章で表現できるはずだし、するべき」

 という発想は、金輪際捨てろ。


 その考えは、応援している人の心を殺してしまう。


 たしかに、プロを目指すなら「感想の文章化」は必要かもしれない。

 事実、アウトプットの訓練にも繋がっていく。

 自作のいいところ探しにも役立つから、推奨している人も多い。


 ただ、それは批評家志望か、プロ志望者だけでやればいいだけ。


「それを素人にまで要求するのかよ」と。


 スタンプだけでも、ひょっとすると並々ならぬ応援のパワーがこもっているかも知れない。


 その気持も汲めずに、


「サイレントマジョリティは何を考えているのかわからない!」

「ちゃんと言葉で表現してほしい!」

「無言で応援してくるやつなんていらない!」


 と考えるのは、


「ノイジーマイノリティだけほしい!」

「リアクションのある人とだけ交流したい!」


 と言っているのと一緒だ。


 応援者の気持ちも考えられないのは、ちょっと「一生アマチュア感が抜けない」かなと。




 ただ、どうしても面と向かって感想くれっていう人もいるだろう。

 

 そういう人は、「文学フリマ」に行くのはいかが?


 感想は多分もらえるし、お客と対面できるから、無言ストレスとかは解消できるかも。


 とにかく、無言でなにかしてくる人を総じて「ストーカーかな?」とか思っちゃう人は、一度対面交流なさったら?   

 まあ、人によってはそっちはそっちで地獄だけどな!



 オレは見ず知らずの客と対面するほうがストレスなので、店頭売りなんて絶対やりたくないけれど。

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