タイトルは長文か短文か? うるせぇ自分で試せ! まんじ先生は試したぞ!

◆「タイトルは長い方がいいか、短い方がいいか」


 というツイートが流れてきた。



 短いタイトルでヒット作なら、故・吉野匠先生の『レイン』があるなー、と。読んだことがないが、名作だと聞いている。


 あと、『スーパーカブ』とか『薬屋のひとりごと』なども、後ろにサブタイがあるわけじゃない。



 タイトルも短くて、長いサブタイトルがあるわけでもない。

 おそらく、短いタイトルで名作言ってみろと言われたら、これを覚えておけばいいのでは?



◇ * ◇ * ◇ * ◇


◆「なんで長いタイトルになっちゃうの?」に対する仮説




 オレは、彼らは「タイトルをつけているのではない」と考えている。


 では、彼らが書いているのは何なのか?


 オレは、二つの仮説を持っている。



☆「テレビ欄の解説」説

 新聞のテレビ欄でよく目を引く、長文の解説」書いている。

 

 あれよあれ。


「豪華寝台特急で起きた大富豪殺害事件! 湯けむりに消えた美少女! 陰キャ名探偵が謎に迫る!」


「罠に落ちた刑事! 陰謀の中に潜む一五年前の因縁! カギを握るのはタイムカプセルに眠るセミのぬけ殻!」


 とかそんなの。



☆「帯」説

 

 オレね、これが一番有力と思うのね。


『友罪』とかなら

「親友が、日本を震撼させた少年Aだった」

 点を強調している。


 こんな風に、

「ネット小説では絶対に付けられない『帯』を自分で作っている」


 説を、オレは説いている。


 長くなる理由は、「目を引いてもらう必要性に迫られている」からというのは、聞いたことがある。


 

◇ * ◇ * ◇ * ◇


◆まず、タイトルをつけてみてから考える


 ぶっちゃけ

「どっちでもいいじゃん」

 と思った。


 エンジョイ勢なら、それくらいの認識でいいかも。

 タイトルなんてあとでいくらでも変えられる。

 珠玉のタイトルなんて、何百回試しても思いつかないモノなので。


 ガチ勢の場合、参考になるのが、まんじ先生のスタンスだ。


 まんじ先生は


「長文と短文のどちらのタイトルも用意して、どっちの伸びがいいかをちゃんと試した」


 のである。


 ピーピー言っているのは、結果だけを見て一喜一憂している人たちである。


 ガチ勢は、まんじ先生みたく検証を最初にやらないと。


 自分がどのタイプなのかわからないんだから。


 あと、黄金法則なんてないし、あってもすぐに廃れてしまう。

 なので、随時周囲のチェックが必要かも。


 メンタリストDaiGoさんも


「自分を信じず自分を疑わず、ただ試して確かめろ」


 と言っている。


 アイデアがあるなら、頭に留めておくのではなく、形にして試せ。

 失敗してもいいから。


 最初から成功するアイデアなんてない。

 どれだけの人たちが試して検証して、試行錯誤しているか。


 外野は結果しか見ていない。


 だが、失敗を繰り返したあなたには、結果で得た経験がある。

 これは、なにものにも代えがたい、あなただけのオリジナリティになる。




◆まとめ


・短かろうが、名作はある

・長くなる理由は、「目を引いてもらう必要性に迫られている」から

・まず仮でタイトルを付けてしまって、そこから反応を見て都度直せば?

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