タイトル:おネエ系トリマーと、ガサツな狼女(ルー・ガルー)

「小学館文庫キャラブン」投稿予定作品。


トウロンレッドさんがネタにしていたので、触発されて書いてみた。


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内容


 世界は、人間の住む人間界と、魔物の住む魔界に分かれている。


 しかし、魔界の職は荒ゴトばかり。


 そんな就職事情に嫌気が差した半人前のルー・ガルー「セーラ・スコヤ」は、地上界で面接をする。

 だが、顔で落とされてしまった。


 ふてくされて牛丼屋で腹ごしらえしようとしたら、トリマーに呼び止められる。


「あんた、整えさせて!」


 ヒゲでおネエの男性は、トリマーの「フセ」を名乗る。


 彼に髪を整えられて、スコヤは見違えるように美しくなった。


 だが、美しいのは当然だった。

 彼女は地下国のえらいさんが、美人の妾に産ませた子だったのである……。


 


登場人物


●ジュウゾウ・フセ

 獣人専門の変態トリマー。

 人間界で獣人が普通に生活できるよう、トリミングの出来に関しては清潔さを心がけている。

 だが、熱心であるがゆえにやりすぎてしまうことも。

 

 

●セーラ・スコヤ


 スタイル抜群の狼女(ルー・ガルー)。

 

 母譲りの紅茶知識と、獣人独特のガサツさを持つ。

 

 本名「セラフィマ・アレクサンドロフスカヤ」

 実は王族の血を引いている。

 地下王国に仕えていたメイドがこっそり産んだ子。


 ジュウゾウに会って、本当の美しさを知る。


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 こんなカンジ。

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