これからは「相手の需要に沿う」のではなく、「需要を作り出す」時代!

 あなたは

「自分の作品なんて、誰も読んでくれないんだ!」

 と、思ったことはないだろうか。


 誰しも「こんな小説、見向きもされない!」と、一度は思ったことがあるに違いない。

 で、流行り物に手を出してもやはり読まれないという無限ループに落ちたり……。


 だが、それは行動経済的に間違ったアプローチだっただけかも知れない。

 


 個人Vチューバーで元小説家、イラストレーターの毘沙門天ゆるいこさんはご自身の動画にて、

「自作小説を、同人マンガの聖地である『コミティア』で売る方法」

 を公開した。


 どうやって戦略を立てて、費用はどれくらいで、どうやって完売させたのかを教えている。


 詳しくは、動画を見て欲しい。



 まとめだけいうと、


 ターゲット層がいなかろうが、売れ線でなかろうが、

・多角的にプロモーションを行って

・「なんかすごそうなもの」に見せる

 ことによってその場にいる人が『何か新しい体験できるかもしれないモノ』として売り出せる。


 とのことだ。


 これは完全に行動経済学に通じる。


 バーチャルエコノミスト千莉さんは、行動経済学の動画をいくら配信しても0~1程度しか再生されてなかったらしい。

 そこで、自身がVチューバーとなってVチューバーと行動経済学を掛け合わせた解説動画を作ってみたら、一〇万再生を上回った。

 

「自分のやっていることに需要がない」

 と考えているならば、

「需要を作ればいいだけの話」

 なのである。


「地味な女の子がただまったりとキャンプするマンガが、アニメ化も成功し大ヒットする」

 なんて、誰が想像できた?

「地味子がスーパーカブを手に入れて、仲間を増やして生活圏を広げる小説が、アニメ化までする」

 なんて、誰が予想できた?


 一昔前のアニメ業界では、考えられなかった話である。


 そこには多大な戦略があり、プロモーションがあったのだ。

 

 行動経済学を学べば、あなたの埋もれている作品も光輝くかも。

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