【本能寺への道】明智光秀と私の憂鬱な日々

雨 杜和(あめ とわ)

はじめに


 こちらは、「明智光秀によろしく」の続編にあたります。


 さて、前回の作品は、天正元年(1573年)、織田信長が浅井長政を滅ぼした「小谷城の戦い」を中心に私(嫁)とオババ(姑)の活躍を書きました。今回は天正7年(1579年)頃からはじまります。


 とくに前回の物語を読まれる必要のない、独立した物語ですが……。


 ただ、もし、前作『明智光秀によろしく』をお読みいただければ、フィギュアスケートの靴をはかずに、4回転ループからのトリプルアクセルからのサルコウで華麗にフィニッシュ、両手を左右に広げ、片膝ついてドヤ顔で大喜びします。


 その、前作はこちらからになります。先ほどのフィニッシュに、さらにスピンを加えるというサービスが控えております。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054910100910/episodes/1177354054910101777


 さて、戦国時代を駆けるオババとアメは、エッセイ風小説とでも申しますか、私目線でかってな感想をいれながら書いております。


 また、史実など第一級資料を読み込む時間や、戦闘時の地図などを頭にいれる作業が必要で時間を要します。


 そもそも、どこで笑いをいれるかが、一番の難題でもあります。


 この作品は、ヨム方に笑っていただき、歴史を楽しんでいただくが主眼で、笑いをスベると非常に苦しいものがあるのです。売れないコメディアンの哀愁を感じる小説になってしまいます。


 今回の続編は「本能寺の変」の2年か3年くらい前に転移します。


 もともとは明智光秀が歴史上で活躍しはじめた天正元年(1573年)前後から、その活躍を順をおって話を進め「本能寺の変」まで書こうと思ったのですが。


 前回完結した「明智光秀によろしく」では、たった3ヶ月の出来事に16万字という長さ。これを書くに4ヶ月を必要としたのです。


 このまま書き進めると、本能寺に至るまでに単純計算で20年必要。ちと、はしょることにしました。


 では、つづきまして


【お読みになるに当たっての注意事項です】


1 仕事中あるいは、学校の授業中にはお読みにならないでください。前作で、吹き出してサボっていることがバレたとクレームがきました。


2 お食事中に読まれることは推奨しておりません。やはり、お味噌汁を吹いたとクレームが入っております。


3 電車など公共機関をお乗りの際はくれぐれもご注意ください。笑い顔が不気味で不審者として駅員に通報されたとクレームが入っております。


 申し訳ございませんが、作者は、非常に壊れやすいメンタルを持っております。各種クレームやアンチコメントには簡単に心が折れますので、どうか取り扱いには細心のご注意を謹んでお願いします。


 また、誰も読んでいない。

 アナリティクスで0人がつづくなどの事態に、発作的に1階の窓から飛び降りようとして家族に多大な迷惑をかけ続けております。


 皆さまのお優しいご忖度そんたくを切に願うしだいでございます。



【『明智光秀によろしく』の主な登場人物】


◾️2020年からの転生者


〔オババ〕私の姑。なぜかときどきラップを歌う76歳。

〔私〕アメ。歴史が好きで非常に歴史に詳しい。


◾️足軽ホ組


〔トミ〕元農民。明智光秀に仕える足軽ホ隊の頭。31歳(前回)→37歳、独身。

〔ハマ〕貧しい農民の子。13歳(前回)→19歳

〔カズ〕貧しい農民の心優しく大人しい娘。19歳(前回)→26歳

〔ヨシ〕元士族の織田に滅ぼされた家の娘。信長軍に滅ぼされレイプされた過去を持つ甲賀生まれの女、久兵衛と同郷。彼に恋心を抱くやっかいな女

〔テン〕ナイフ剣技に優れた美女、サイコパス的性格。村八分にされた家族の元に育ち、トミに助けられた過去を持つ


◾️明智家の家臣


〔古川久兵衛〕足軽小頭から足軽大将に出世して、1579年にはさらに出世している出世の鬼。足軽ホ隊を配下にした明智光秀の家来


◾️織田信長の下人


〔弥助〕織田信長が重宝していた下人、昭和初期から戦国時代に意識が入れ替わった元陸軍兵士。


◾️戦国庶民AとかB・・・戦いになると、荷物背負って逃げる人々、たぶん、たまに書いてる。


◾️足軽その1、その2など・・・私たちの活躍の影で、こっそり逃げたり、一緒に逃げたり、たまに真面目に戦ってもいる人たち。たぶん、たまに登場。


 では、戦国転生物語『明智光秀によろしく(続編)』。お楽しみいただければ本当に嬉しいです。

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