第11話 ペンネーム(与方藤士朗)宛の御礼状 1

 2020年9月1日(火)。

 この日は昼からとある仕事で、夕方まで出ておりました。ただ、次の企画案を仕上げるために早めに自宅に戻ってくると、はがきにホチキスで黄色い紙が綴じられた郵便物(!?)が入っておりました。


 何かと思って見てみると、こんなことが書いてあるではありませんか。


                 お願い

                         2020年9月1日 

                          岡山中央郵便局

                          第三集配営業部

                        (電話番号・担当者印は略)


 本日、(与方)様あての郵便物を配達に伺いましたが、御不在のため、お届け先が正しいかどうか確認できず持ち帰り、当局で保管しております郵便物を正確にお届けするために添付のはがきにご記入のうえ、お近くのポストへご投函ください。

お急ぎの場合は、上記連絡先へご連絡ください。

投函日より 7 日間ご連絡がないときは、差出人様へお返しすることになりますので、ご了承願います。

                         (以上、全文引用)


 さて、指定された番号に電話をかけてみると、普通郵便なので再配達してもらうことにしました。なんでも、時間外窓口は現在19時まで(本来なら夜遅くまでやっているはずだが、おそらくコロナの影響でしょう。近く正確に確認します)で、本日中の受取は不能。だが、書留などでもないので、そのまま再配達でもよかろうということで処理しました。

 先方も、このペンネーム(通称)で郵便物が来ることもありうることが確認できたので、今後そちらにお送りするようにするとの回答をいただきました。


 そういえば、選挙などの「通称使用」には、その名義での郵便物が届いた実績があることなども考慮されるとのこと。

 よくよく考えてみれば、これはいいチャンスだ。

 実は、6月半ばにも毎年行っている郵便物転送の届を出すにあたり、この通称も書いて出そうと思っていたのですが、まあええわ、と思って、そのままにしておりました。ちなみにその転送は、以前居住していた兵庫県明石市への郵便物をこちらに転送するためのものです~政治団体の登録もあるので、必要なのですよ。ちなみに私の戸籍は、父方祖父母の養子として備前市にありましたが、まずは岡山市に「分籍」、その後この明石市の住所に「転籍」させています。


 さて、ここで問題となった郵便物はどこから来たのかということで尋ねてみたところ、先日寄贈に伺った金光図書館様からの御礼状であるとのことです。

 その点につきましては、後日、折を見てご紹介いたします。

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