第3話 数十年ぶりの岡山市立図書館

 岡山県立図書館に郷土資料の含みで3冊寄贈して3日後の、2020年8月12日(水)。

 昼までは動けませんでしたが、必要な用事も終わらせることができました。

 早速次の仕事にかかろうと、自宅に帰って冷房をかけ、水シャワーを浴びます。それこそ天覧試合前の水原茂監督(巨人・1959年当時)じゃないですけど、これで「水垢離」がわりとしました。

 それから、おもむろにインターネット回線をつなげ、岡山県内の図書館の位置確認などなどに取掛かりました。


 まずは、岡山市立図書館に電話し、寄贈の件で担当者につないでいただきました。

 こちらもやはり、岡山市内の養護施設が舞台であるとのことから、「郷土資料」としての扱いが出来たらありがたい、本館で貸出用と郷土資料の棚用、それに書庫用の3冊があればありがたい、とのこと。さらには、市内にはいくつか分館があるが、もしよければ幸町図書館、ここはもともと中央図書館だった場所ですが、こちらの貸出用にあればなおいいかと思えたので、結果、4冊を持っていくことになりました。


 それから、ことのついでに津山市立図書館と倉敷市立図書館にも電話し、寄贈の件について連絡を取りました。


 一通りの電話連絡が終わったので、いよいよ、寄贈に出発。

 私の自宅から一番近いのは街中の幸町図書館。こちらにことづけるということで、十日市という少し町はずれにある中央図書館の職員と話がついておりますので、さっそく、その近くの田町温泉(確かに、田町という地名の付く場所にある)という街中の銭湯に入るついでに、まずは図書館へと自転車で出発。自転車をこぐこと約10分ほどで、幸町図書館に到着。

 この岡山市立幸町図書館、かつて高校時代にはよく通っていましたが、大学を出てしばらくしてからほとんど行っておらず、実質的には数十年ぶりに入ることになりました。この隣に当時あった岡山市立出石小学校は、すでに廃校になって久しく、D51型蒸気機関車が整体保存されている隣接の公園は、その小学校の跡地にも広がり、図書館はすでに建替えられて新しくなっています。

 その新しくなった図書館の1階で寄贈の旨を述べると、2階に行ってくれと言われましたので、早速、エレベーターで2階へ。

 2階のカウンターにいた職員にはすでに話が伝わっていて、そこで拙著4冊と著述業の名刺をことづけ、図書館を足早に後にし、銭湯に飛び込みました。


 風呂に入って岡山駅前に出て、一杯飲んで自宅へと戻ったのは、19時前。

 まだ明るい時間帯でした。

 インターネットのサイトで、翌日の宿泊予約を入れました。

 

 翌8月13日、私は津山に行くことに。かつての農協の跡地に近日開店したルートインホテルで、このあと2泊しました。当初は1泊の予定でしたが、どうも帰るのがしんどいなということで、もう1泊、翌日に追加したのです。

 

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