幕末の日本、英次郎という御家人次男坊、このあんちゃんが滅法強い。強いがゆえに、いろいろと……異国の言葉でいう「とらぶるしゅーたー」として活躍するお話です。その「とらぶる」は、あやかしのものだったり、異国のものだったりするわけですが、それぞれが「おわっ」と思ったり、「ほっこり」と感じたり、読み応えのあるものばかりです。また、時折出て来る、英次郎の母・お絹さんの作る「かすていら」のうまそうなこと、うまそうなこと……。ぜひ一度、ご賞味ください。ではではノシ