憑依・(第漆拾肆弾)
お!時間ピッタリだな、おはよ
とりあえずコーヒーでも飲むか?
ミルク・ティーでもいいぜ、今日の日当だよ
ぶぁは、止せよ
日当とか、そんなツモリじゃないから
あ、けど仕込みとか手伝えるコトがあるなら云ってよ
何んかするコトある?
大丈夫だよ、先に来て開店時間前に準備は全部済ましてるからよ
キミはオーナーが来るまでの間、居てくれるだけで良いんだよ
オーナー、申し訳なさそうだったぜ
キミのオカゲで4連休貰えたのに休み明けに自分が遅刻するからって、またキミに店に来て貰っちまってってさ、恐縮してたぜ
いや、全然良いよ!まだ春休みだしね
そもそも俺等の所為って気もするし
それにしても昨日は盛り上がったよね、マジで楽しかったよ
タトゥーの予約を1回跳ばしたの正解だったよね
丸1日ココで、遊んでた様な気しかしないよ
オーナーもビックリしてたもんな、昨日の売り上げ
朝からBLTドッグの大喰い競争とか始めるからさ、まさか店の在庫が空になるまで平らげるとは思わなかったぜ
1個でも充分ボリュームあるよなぁ?
キミもサッキーも次々にお代わりして、2人の喰いっぷりは見てて気持ちよかったぜ
まさか酒巻が「第2回戦!」とか「3回戦!」とか云い出すとは思わなかったしね
後から来たタケシは2個半でギブアップしちゃってさ、俺と酒巻はコレが3回戦目で、既に朝から大量に喰ってるって聞いてひっくり返るくらいビックリしてたよね
タケシが3個目のBLTドッグを半分残して山口にあげた時にさ、酒巻の彼女の「はぁ?あなた、男でしょ?」って云った顔とか、今思い出しても笑えるよね
なんか、彼女の意外な一面も見れたし
彼女にも楽しんで貰えたっぽいよね
そうそう!香織さんがさ、だんだん遠慮とかがなくなってきてウチ等との距離が縮まって来てるみてぇで嬉しかったぜ
香織さんの方からしてみたら5コ下のガキんチョ集団だもんな
サッキーが冗談で「第2回戦!」って云った時に、丁度良いハンデだから香織さんも参戦するとか云い出してな、サッキーもキミも退くに退けなくなっちゃってさ、めっちゃ笑ったな
結局香織さん3つ平らげたんだよな?
そりゃ2個半しか喰えねぇタケシくんに「男でしょ?」って云うわぁなぁ
2回戦目で優勝した彼女が「優勝者には何をしていただけるのかしらん?」って云った時にさ、酒巻がすかさず「BLTドッグ!」とか云ってさ
彼女も意地になって唐揚げとかポテトとか揚げ物を片っ端から注文し始めちゃって、紗枝も絡まれてたよね
「店員さぁん?私のオゴリじゃ食べられないとでも?」とか云っちゃってさ
あははは!
あたしさぁ、香織さんに絡まれるの、何んだか嬉しいわぁ
ふざけてあんな云い方してたけどよ、他のみんながタラフク喰って楽しんでんのにあたしだけ店員だから喰えねぇからって気ぃ遣ってくれてたんだよなアレ
そー云うトコでオトナを見せ付けられちゃうんだよな
やっぱ5年の歳の差はデケぇわ
しかも水商売とかしてるから5年分以上の差があるんだろーな
とにかく香織さんの気配りみてぇな力ぁ凄げぇわ
あたし、香織さん好きだわ
そか、彼女の方も紗枝のコト好きなんだと思うよ
最初に話した時だったかな、紗枝のコトをお洒落だって云ってたから
ほら昨日もさ、第一印象を大事にするって云ってたじゃん?
顔中のピアスとか、普通ならビビるトコなんだろうけどソコを「お洒落」って思えるってコトは相性みたいのも良いんじゃないかな、紗枝と彼女
だろ?あたしもそー思うぜ
大抵はあたしの顔とか服装を見るとギョっとした顔すんのが普通なのによ、香織さんはそー云うのがなかったんだよな
まぁ、香織さんの場合はあたしと直接会う前からサッキーからあたしの話とか聞いてたみてぇだからさ、ビックリはしなかったのかも知んねぇけどな
けどさ、サッキーがタトゥーを入れるって話になって自分もタトゥーを入れるって香織さんから云い出したんだろ?
元々香織さんってこっち側の人間なんじゃねぇかな
こっちとかあっちとかよく分かんねーけどさ、なんか近けぇ気がすんだよな
その感覚は分かるよ、親近感みたいな感じでしょ?
俺ん家は普通とかマトモであるコトが正しいみたいな育てられ方されて来ちゃってるけど
何んて云うかさ、そう云う色眼鏡無しでちゃんとありのままの紗枝を真っ直ぐに見てるって感じね
偏見とかが無いんだろうね
それってさぁ、やっぱさぁ、水商売やってんのとかと関係してんじゃねぇ?
昼間に建前とか使って働いてるオヤジ連中が夜に酒ぇ飲んで本性を現したトコを香織さんは相手してるワケじゃん?
なんか、世の中の裏と表を見てるんじゃねぇかなぁ
裏と表って云うよりは裏側の本音の部分を見てんだろぉな
きっと香織さんは知りもしねぇ客の職場の愚痴とか自慢話とか散々聞かされて、表向きの世の中以上にその裏の裏まで見えてんじゃねーのかな
人間の本質的な部分みてぇな?
そっかぁ、本質ねぇ
たぶんね、ウチの親父はね、肩書きだとかステータスで生きてる人間だからさ
ウチの親父から見たら香織さんみたいな人はただの飲み屋の姉ちゃんで、親父の思い描いてる階層で云うなら自分は上の方に居て水商売の姉ちゃんなんて最下層だって認識なんだと思うんだ
けど、アレだね
仮にウチの親父が香織さんの店で呑みでもしたら全部バレちゃうんだろうね
実は親父の方が空っぽな人間で会社の看板や肩書きにしがみついてしか生きてられない、自分を持ってないヤツなんだってさ
まさに価値観の違いだな
その価値観の違いを逆手に取って商売してんだから、あたしに云わせりゃ水商売の方が全然上だぜ
あ、ゴメン
別にキミのお父さんのコトを下だとか云ってるワケじゃねぇよ
ただ香織さんの仕事を凄げぇなって云いたかっただけだぜ
いや、いいんだ、紗枝に悪気がないのは分かってるよ
俺も今話をしてて水商売って凄いなって思ったし、元々親父のコトは空っぽな人間だって気付いてもいたし
ホントのコトを云ったら結果的に上下になったんだから仕方ないよソレ
けどさ、上とか下とか云い出したの俺なんだけどね
そんな階層をイメージして上とか下とかって思ってるのって、親父みたいなタイプの人間の方だけで、香織さんとか水商売の人達って、そんな階層みたいのすらくだらなくて考えても無さそうだよね?
もうね、なんかそれだけでもウチの親父とかが最下層のちっぽけな人間にしか見えてこなくなるよ
親父の自慢話とか聞いても「そんなコトが嬉しいんだ」って俺は冷めた目でしか見れないのに、家族でも何んでもないオヤジ達の自慢話に「すごいわね」って云えちゃうのが水商売の人なんだよね?
全然器の大きさが違うよね
「俺は偉いんだ!」って云いながら、自分が見下してる階層の人にあやされてるんだよねソレって
ぶぁは!
「あやす」とか、云い方ヒド過ぎねぇ?
云ってる意味は分かるけどな
何?またお父さんと何んかあったの?モメたか?
あたしが聞いてやるからぁ、何んでも話せよ
いや?え?何?何んにもないよ
ま、俺が親父の話をするとどうしても愚痴みたいになっちゃうけどね、特に何があったとかじゃないんだ
お気遣いありがと、何んかあったら愚痴るから、その時はよろしく
おう!
ところでよ、ちょっと気になってたんだけどさ
先週ボディー・アート屋に入った時の店長の台詞、不思議じゃなかった?
何?店長って予知能力でも持ってんの?
キミも敦子ちゃんも普通に受け応えしてるからさ
ん?藤城さんの虎のタトゥー、俺が彫る為に瞳だけ彫らずに残しておいたって話?
あれは冗談でしょ?
先に目を彫っちゃうと俺の描いたデザインの虎に睨まれちゃって続きが彫れなくなっちゃうとか云ってたヤツでしょ?
たぶん俺がデザインした虎なんだから最後の瞳だけでも彫ったらどうだって云う拓巳さんなりの配慮みたいな感じじゃないかな
実際、最後の最後で瞳を彫らせて貰って自分がデザインした虎のタトゥーの完成を見れたのは嬉しかったしね
いや、ほら、ウチ等はさぁ、あわよくば田沢さんと挨拶出来るかも知んねぇなって理由でたまたま早目にボディー・アート屋に入ったんじゃん?
けど店長はさ、藤城ちゃんにキミが早目に来るからキミに最後の仕上げで瞳を彫って貰おうって云ってたらしいじゃん?
で、瞳だけ彫らずに残してたワケで、事実ウチ等は早目に入ったじゃん?
カフェの窓から外を見てたのもたまたまだし田沢さんが運転手だって気付いたのもたまたまだろ?
早目にボディー・アート屋に入ろうって話になったのなんてたまたまのたまたまの更にたまたまじゃんかぁ?
店長が藤城ちゃんにウチ等が早目に入ってくるって云った根拠が分かんねぇんだよな
あははは!
それはノリでしょ?たまたま俺等が早く来たから冗談でそう云っただけなんじゃないかなぁ?
もしもホントに藤城さんに俺等が早く入って来るって云ってたとしても、それは藤城さんを引き留めて待ってて貰う為にそんな云い方しただけなんじゃないかなぁ
で、たまたま俺等が早く来たから冗談で「ほらね?」って感じの云い方したんだと思うよ、特に疑問は感じなかったけどなぁ
そうかなぁ?
店長、冗談云ってる風には見えなかったけどな
藤城ちゃんも「あ、ホントに早目に来た!」って顔してたじゃん?
キミと居ると、何んかそー云うの多い気がすんだよな
何んだったかなぁ、最近他にも何んかあったんだよ、不思議な力がキミに味方してんだなって思える様なコトがよ
うーん、云われてみれば
そうだね、俺は先週が藤城さんのタトゥーの完成だなんて知らなかったのにあの虎のタトゥーのデザインをした本人だから最終日に完成を見届けに早く来るのは当然だみたいな云い方してたもんね
今思えばなんだけどね、拓巳さんが俺等が早目に来たのは予定通りみたいな云い方した時は何故か俺も「そっか、拓巳さんは今日俺等が早目に来るのを知ってたんだ」って云う様な理由のない納得みたいのがあったなぁ
なんか、狐に鼻をつままれた様な感じでさ、今紗枝に云われて魔法が解けたみたいな感じで「そう云えば不思議だね」って思い始めたよ
俺があの虎のタトゥーをデザインしたから早く来る義務があるって云い方じゃなくて、運命とか宿命とか、自然と不思議に早く来ちゃうのが当り前だみたいな云い方だったよね
俺が虎の目を彫る為に当然早目に来るからって云う自信があって、その証拠に虎の瞳だけ彫らずに残してたんだもんね
店長さぁ、あの虎のデザインに籠ってる魂みてぇなモンと話ぃしてたんじゃね?
あの虎本人に目ん玉はキミに彫らせろって云われてたって感じでさ
キミは自分のデザインに魂とか籠めてねぇって云うけどよ、あたしでさえキミのデザインにゃ何んか感じるモンあるしな
あ、思い出したぜ!クローバーだよ!
キミは花言葉の続きとか知らずにクローバーを描いたんだろ?
けどキミ本人も知らなかった「復讐」って花言葉のオカゲでさ、香織さんだけじゃなくサッキーまでクローバーを追加してくれてさ
何んかその流れ全体がな、キミがデザインにクローバーを選ぶべくして選んだって云うか、見えない力にクローバーを選ばされたって云うかさ
偶然とか運とかじゃねーと思うんだ
あ、その感覚は解るかも!
コレも今紗枝に云われてみればって感じなんだけどね、紗枝のクロスのタトゥーを描いた辺りからかなぁ
うん、そうだね他人様の為に絵を描くって云うのが紗枝のタトゥーが初めてだったからかも知れない
あのね、紗枝の腕に十字架を彫ったとしてってイメージして十字架を描くじゃん?
そうするとね、「未だだ」って声が聞こえる様な感覚があったんだよ
どう見ても未完成でしょコレ!みたいな?
で、紗枝の腕にクロス以外に何が描き足されるベキなのかって考えるとね
まぁ、格好良く云えば上から降りて来るんだよね
イメージでは鳩でもカラスでもなく天使の翼だったんだよ
そのイメージの翼がデザインを描いてる紙に浮かび上がって来る様な感じ
ただソレをなぞる様にして描き上げたのが紗枝のクロスのタトゥーに付いてる羽根なんだけどね
思ってたのは白い翼だったのに黒い翼に見えちゃうな、失敗だなって思ったんだ
けどね、そこから何も足したり引いたり出来なくなっちゃってさ、筆か止まっちゃったんだよ
また声に例えるなら「はい!終了!」とか、そんな感じ?
マジかぁ!
今すんげぇ納得したわマジで
だってよ、あたしのこのタトゥー、完璧だもんな!
あたしはキミみてぇに絵心が有るワケじゃねーんだけどよ、あたしの腕に彫られるタトゥーのデザインとして完璧過ぎるんだよ
逆に云うとさ、このタトゥーはキミ以外のヤツが同じ絵を描いてもあたし以外のヤツが背負っても意味がねーんだよな
そー云う意味で、あたしが背負うのに完璧なデザインなんだよ
香織さんのデザインもそんな感じだったんだろ?
やっぱり上から降りて来たんだろ?
何んか憑依して描いたって云うか、描かされたんだろ?
うん、そうだね
酒巻のバッファローの左の角の折れた先ってリクエストでさ、とりあえず酒巻の右の折れてない方の角をリフレクト・コピーしたんだ
彼女からの依頼内容としてはソレでオッケーなハズなのにね、その左向きに反転した角を見たらさ、終了じゃなくてスタートだって感覚にしかならなかったんだよね
さぁ、彼女の為に何を描くんだ?って問われた様な
凄げぇわ!やっぱキミって凄げぇんだな!
今までキミのコトは天才だと思ってたんだけどよ、ソレ以上だよな
あたしは今、凄げぇ貴重な話を特別に聞かせて貰っちゃってるって感じだぜ
めっちゃ得してる気ぃしかしねーよ!
キミのマネージャーやらせて貰っててホント良かったぜ
キミのその感覚、あたしが独り占めしてぇよ
うん、紗枝が独り占めしててよ
こんな話は他に話せる様な人居ないしね
彼女の左の角を眺めてたらさ、ハートが降りて来てね
正直、バッファローの角にハートは合わないなと思ったんだよ、女性だからハートって云うのも安易でベタだなってね
けどその閃きみたいなのに従ってハートを描いてみたんだよね
あー、コレはただのハートじゃないなって思ったんだ
目に見えてるのはただのハートなのに、ハートの中に何かが見え隠れしてて
おー!そっからボクシング・グローブの発想が降りて来たんだな
けどボクシング・グローブなんてそこら辺に転がってるモンでもねぇし、キミ、よく描けたな
もしかしてスポーツ用品店にでも行って見て来たの?
人知れずそんな努力とかもしてたり?
いや、転がってたんだな
酒巻が入院する前まで俺さ、酒巻のボクシング・ジムに付き合って見学したりもしてたじゃんか?
その時に酒巻がグローブを着けたり外したりしてるのを見ながら、モデリングって云ってるんだけどね、頭の中で360度回転させられるくらい立体的にボクシング・グローブの形状を脳内に記憶してたんだ
だから、ボクシング・グローブはスポーツ用品店に見に行かなくっても俺の脳内に転がってたんだ
で、左右のボクシング・グローブを脳内で重ねながらクルクル回して輪郭がハート型になる角度を探ってたら先に紙に描いたハートに浮かび上がって来たボクシング・グローブとバッチリ合致する角度が見付かって、大急ぎでボクシング・グローブを描いたわ
すげぇぇぇ!
んで、ボクシング・グローブまでは探り当てたものの、それでも「未だだ!」だったんだな
クローバーはすんなり降りて来たのか?
てか、そんな経緯で上から降りて来たクローバーだったんだな
あたしが不思議に感じてたの、合ってたんじゃん!って感じだな
そうだね、手前側のグローブの手で云うと手の甲の部分、スペースが空いちゃっててバランスが悪いなって思った瞬間に以前たまたまラジオで聞いてた四つ葉のクローバーの花言葉が思い浮かんでさ
試しにって感じでさグローブにクローバーを描いてみた途端、終了の合図
もうソコからは何も描いたり消したり出来ない感じ
紗枝にクロスのデザインを見せた時もそうだったんだけどね、彼女のデザインも決して自分で納得してたり、ましてや自信作でもなくてね
云ってみれば幼馴染の紗枝にだけなら見せれるかなぁ?ってレベルだったんだよね
紗枝のクロスも実際に紗枝の腕に彫るって程の自信もなかったし彼女のデザインも彼女本人に見せるのを躊躇うレベルでさ、けどせっかく描いたんだし紗枝には見て欲しいなって思って
なるほどな、キミが描くベキ物は予めキミの頭ん中に準備されてんだな
何んだか上手く説明は出来ねぇんだけどよ、何かがあたしん中で確信に変わっていってるぜ
デザインをする時は勿論クライアントさんのコトを考えて、そのクライアントさんが何を背負うベキかって指標でデザインするんだけどね
モチベーションの元は間違いなく紗枝なんだよね
紗枝が喜んでくれたり「凄げぇ!」とか云ってくれるのを励みに頑張ってる感じはあるし、出来上がったデザインも大概自信が無いんだけど、紗枝に見せるコトで実現して来てると思ってるんだ
紗枝の目を通すコトが俺のデザインの登竜門とか試金石みたいな役割になってるんだ
ありがてぇ
何んだか凄げぇありがてぇな
そんな風に云って貰えんの、マジでありがてぇよ!
あ、店長がさ、あたしの居ない時に敦子ちゃんには無くてあたしには在るモンが有るって云ってたんだろ?
それが何んなのか、なんとなく見えて来た気がするぜ
なんとなくだけどな
あ、今店の前に車停まったね
オーナーさんの軽トラックじゃないかな?
今朝買い出しに行ったベーコンとレタスとトマトって、どのくらいの量なんだろ?
きっと降ろすのを手伝った方が良いよね
ああ、結構な量だと思うぜ
昨日キミ達が平らげた量だよ
あたし、ちょっと行って見てくるわ
あ、待って!俺も行くよ
荷物を降ろすの手伝うよ!
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