完結おめでとうございます。
なろうアンチのファンタジーと言いながら、最後には家族愛の話になるとは。
魔王戦で兄の姿に打ち勝った経験が、現実で活かせて良い家族関係になるだろうと願ってます。
作者からの返信
ありがとうございますー!!!😂
あとがきで書いてありますが、キャッチコピーの半分詐欺部分です(笑)。そもそもなろうアンチとして書いたものではないのを、読者受けするかなと思ってなろうアンチに寄せたものですから。
本当に描きたかった部分をしっかり読み取ってくださって嬉しいです!
読者の皆さんに応援してもらった隆広くんは、日本に帰ってから強く生きていくと思います!
ロイの謎を色々考えてしまいますが
読み終えて、月明かりの下での
祈りの言葉、素敵ですね
タカヒロが
扉を叩くノックに
ふたたび帰っていくとしたら
ロイ、あなたはどうなるというのか?
いやもしや、ロイ、君は?
いろいろ考えてしまいますが、
素直な祈りの読後感に今は浸っていたいとおもいます。
作者からの返信
『祈り』という謎タイトルをきちんと回収でき、みなさまの心に残せるものがあったようで、本当に嬉しく思います。
「扉を叩くノック」という言葉にハッとさせられました。扉を開けて出迎えた弟が今まで知っている弟ではないことに、兄は驚くでしょうね。そこからどんな会話がなされるのでしょう。想像が膨らみます。
(ただ、現実世界でも三日という同じ月日が流れているかもしれませんが)
お、そこに気づいちゃいました?(^^)
あとがきでツッコもうと思っていました。
その辺も読者の皆さんの想像にお任せです♪
完結おめでとうございます。終始、バトルシーンがお上手だなと感じておりました(^^) もう終わりかぁ💦と寂しく思いましたが黒井くんの少年らしい考え方、一生懸命さ、少年漫画のような雰囲気のストーリー面白かったです♪
そうですね、お兄さんも理由がある訳だから話し合いたいですね。黒井くんの人生もまだまだこれから。異世界での経験でたくさん成長出来ました。精神的にも強くなり色んなことに向き合っていけるでしょうね(^^) 執筆お疲れ様でした♪
作者からの返信
黒井くんというキャラクターが多くの読者の方に愛され、応援され、作者としてとても嬉しく思います。彼はこの経験を宝として、まずは兄や家族と向き合っていき、自ら動き環境を変えていく力を得ることでしょう。
そうして歩む人生のどこかでこの三日間を振り返り、イナとカーロに思いを馳せているかもしれませんね♪
ぼく「シェリーさん、魔王を討伐するまで応援ありがとうございました! おかげで頑張れました!」
編集済
読み返し企画から来ました
呪文が初めて英語由来になりましたね。あの有名な『指輪物語』も最後は故郷の村に帰るらしいですね。主人公が元の世界に帰るのも、そうしたファンタジーの流れを汲んでいるんですね。
この経験を通じて、また一段階成長する。そして、この世界で成果の恩恵を享受して生きていくのではなく、元の世界に帰ってまた新しい戦いに挑む(人生は戦いです!)私の好きなタイプのエンディングですね。
僕は普段異世界系はあまり読まないし、書かないのですが、「俺ならこう書く」ってのを作ろうかな……
作者さんの人間ドラマを重視する姿勢僕も好きです。僕も作品ではそうした部分を重視して書いているつもりです。キャラクターの深堀ができていないと、行動原理が曖昧になったり、共感できない部分が出てきますものね。
この企画を機に私も人間ドラマの面など感想いただけるとありがたいです。(今、お忙しいようなので手が空いた時にでも!)
連載お疲れさまでした。
追記:まったくの未定なので、プロットだけ書いて消える可能性もありますが……
また、動きあればお伝えさせていただきます。
私は方向性として、逆にチートや最強の力をもらった主人公がその力の責任に苦しむそんな作品を描こうかな。「大いなる力には、大いなる責任が伴う」いい言葉です。
作者からの返信
祈りの言葉のテキトー感。最後の最後で手を抜きました(笑)。
ええ、ここまでが王道だと解釈しています。現実に立ち向かうための異世界転移ですから。登場人物の背景をうまく描きこめていたのなら、こんなに嬉しいことはありません。本作の「異世界で主人公が成長する」という人間ドラマも、テンプレなろう系に対するアンチテーゼでございます。
「俺ならこう書く」……書けたら教えてください! 『祈り』のあとがきに載せて宣伝させていただきます!
完結おめでとうございます!
いやー、最後の3行の終わり方、好きだな〜!笑
一人称の地の文も含めて、『転生=元の人格を引き継ぐ』ということを常に意識しながら書きてるんだろうな、と思いながら読んでました。
そこに加えて、人格だけじゃなく因果も引き継ぐという所が本作の面白さだったなと。
あともう一つ、もし自分が親で小学校低学年くらいの子どもがいたら、薦めたいなって思いました!
読みやすい文体とか現代の子どもの年相応の感情表現とか、『正義の門』とは違った魅力があったな〜。
まなさんの幅の広さを感じました。
とにかくまずは、連載お疲れ様でした〜!(^^)
作者からの返信
私も、その三行、好き♡(自画自賛(笑))
過去のストック作品で転移・転生モノはこれ一本だったのですが、もう一度書くとしても、転移前の主人公の生き方や価値観をメインストーリーに組み込むと思います。今回は、「兄」に転移してしまった点(十八の体に十三歳の精神、最後の敵が兄自身)を踏まえ、魔王討伐=コンプレックスに立ち向かう、という図式ができあがりました。最初に比べ、主人公の語り口調も成長していたりして(^^)
小学校低学年の子に読ませたい、というお言葉、すごく嬉しいです! 暴力描写をすぐに書き直さなきゃ!(笑)
『正義の門』とはまるで違いますね。向こうの文体に慣れた状態で『祈り』をリライトするのは結構大変でした(本作は昔書いた過去原稿です)。
これからは純文学やギャグや、いっそのことテンプレものにも手を出して、どんどん幅を広げていきたいです!(`・ω・´)
連載お疲れさまでした。最後は帰ることを選んだわけですね。
平和な世界に残るより元の世界での関係修復をするというのは魔王を討伐するより大変な道かもしれませんね。
それでも一歩前進する隆弘くんを応援したくなります(p`・ω・´q)
本作を読んで楽しい時間が過ごせたことに改めてお礼を言わせてください。朝斗まな様、ありがとうございました。
作者からの返信
はい、こちらを選びました。功野さんの予想と合っていましたでしょうか?
今回の異世界転移がなければ、隆広は、家族環境に心を侵されていき、兄と同じように闇に落ちていってしまったかもしれません。魔王に立ち向かったときに見せた勇気が、日本に帰ってからの隆広に力を与えてくれるのだと思います。
楽しい時間を過ごしていただいて、こちらこそ感謝しかありません。作品をお読みくださり、ありがとうございました。
くー、すごい!
私も朝斗さんと同じように、流行りのライトな、リアリティの無い異世界ファンタジーではなく、より文芸としてのスタイルを持った異世界ファンタジーを書いたのですが、これがすごく難しかったです。
その経験があるだけに、この作品のクオリティの高さには参りました。
異世界って、一から空間を作らなければならないので、それを文字だけで伝えるのは、かなり工夫しなければ、説明文章になってしまいますが、この作品では説明感は(ツッコミを除いて)ほとんど感じません。
少年の心理描写が的確で、無理がなく、共感しやすかったのが、この作品最大の特徴だと思います。それから、魔王の存在が物理的な強さではなく、トラウマ的な、心理的に最大の敵となるように設定している点も、上記の強みをさらに増幅しています。
ただ、一方でファンタジーの世界観は一般的だと言えるでしょう。
そのため、情景描写があまりなくても読者が、画を浮かべやすかった、という利点はあります。四万字というサイズに収めたかったとあとがきにもありましたので、この設定は成功していると思えます。
難癖付けるとすれば、情景描写が少ないことぐらいでしょうか。いえ、少なくはないですね。カクヨム内ではもっと少ないもの(ほとんどないと言ってもいいもの多い)もあるので、少ないとは言えません。魔法の描写やカーロの傷についてなどは想像しやすく書かれていました。
少ないな、と思ったのは景色についてです。
景色を文字で描いてあると、もっといい作品になるかもしれません。しかし、心理描写があまりにレベルが高いので、そのレベルに釣り合うだけの情景描写でないのならば、作品の質を下げることにもなるかも?
いろいろ言いましたが、あえて難癖つけるなら、です。
今のままでも、十分素晴らしい作品でした。
最後に、この度は企画に参加していただきありがとうございました。
作者からの返信
一人称という制約があったので、説明できていない世界観もあります。洞窟のドラゴンとか、イナの魔法の詠唱とかですね。実は、イナは魔術語みたいなもので難しい呪文を唱えているのですが、ガイアのかけた意思疎通の魔法のおかげで主人公には理解できてしまっているのです。
ただ本人が違和感をもっていない部分について、読者に分かりやすく伝えるのって難しいですね……洞窟のドラゴンはツッコミに救われました💦
魔王の強さは自分でも迷いましたが、物理的に強い魔王だったら隆広は敵わなかったと思います。結果的にラスボスにしてはだいぶ弱い敵キャラになってしまいましたが、ストーリー的には成功しているようでよかったです。
情景描写の件、指摘してくださってありがとうございます。自分でも足りない部分だと思いますので、これから身に着けていきたい分野です。本作は「中二病風刺作品」に対するオマージュとして書いたものなので、オーソドックスな異世界、という枠をそのまま読者さんに押し付けてしまっていました。
リアリティって大事ですよね。今後自分が転生系書くことがあるかは分かりませんが、一番大事にするのはその部分かなあと思います。
こちらこそ、企画に参加させていただきありがとうございました。