2話 初戦

 すると目の前には壁に囲まれ空だけが見える空間が広がり、遠くにポツンと黒い点が見える。


 人だろうか?


 人なら“初戦の相手”という事になる。


 「お前さん。油断すると死ぬぜ」


 「・・・!!」


 瞬きをした瞬間遠くに見えていた筈の黒い点が視界から無くなり、背中に周り込まれていた。

 俺は振り返る間も無く自慢できる程のの運動神経で相手の”何か”による攻撃を避けきった。


 「はぁ、はぁ、あっ、危ねぇぇえ」


 



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能力に恵まれた者達 イザナミ @izanamipopo21356

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