舞台は「天使」たちの襲撃を受けた「日本」。
他の国々が壊滅する中、「日本」だけがそれを免れた。
その理由は「この国があらゆる神様の保養所」だから。
そんな理由から人々は、親日派の神魔たちと共生することを選びます。主人公の秋葉さんは、文字通り「親日派悪魔との初めの接触者」として外交官として働いています。
ありとあらゆる悪魔や神様と過ごす「日常」は、ツッコミどころも満載ですが、いつも楽しくどこかほっと癒されます。
たくさんの魅力ある登場人物たちに、きっと皆さん夢中になることでしょう。
正直思い入れがありすぎて、レビューコメントを書くことを躊躇ったほど。
しかし未だ世界は天使の襲撃に晒され、ほのぼのとした日常の裏では「終わり」の危機が迫っています。
そんな世界で、どこまでも普通で特別な力を持たない主人公が成すこととは……⁉︎
是非皆さま、この非日常な「日常」を覗きに来て下さい!
世界が終わりそうな大変な混沌状態なのに、日本だけはほのぼの状態という、かつて見かけた事のない世界観。でも日本だけその状態であるという理由に、不思議と説得力もあったりするというのが。なるほど、確かに、日本ってそうかもという謎の納得の上で、神魔と秋葉とゆかいな仲間たちが織り成す日常のあれこれを楽しみながら読む、という感じの作品。
すでにかなりの文字数であるけど、現在もなお連載中であり、早く最新話に追いつきたい衝動にも駆られるが、キャラ達の掛け合いのやり取りを見逃したくもなくて、最初からじりじりと追いかけてしまう、不思議な魅力。
作者さんが、登場人物全てを愛しているという印象で、一人一人の個性が大事に大切に扱われており、やり取りで醸し出されるほのぼの感は、コミカルでほっとする部分も多々あり、物語だけでなく、彼らの日常の空気感を主軸で楽しんで行くスタイルで読むのも良い感じですね。
魅力的な登場人物がそろっているので、特定のキャラに、ハマる人もいると思います。
作者さんの絵が上手く、ツイッターをフォローしておけば登場人物のビジュアルも楽しめます。