ご紹介ありがとうございます(*´∀`*)
負けてる人に「しっかりしてよ~」と思うの、私も読んでてあるあるです。はやりのざまぁ系、構造的には好きなんですけど、序盤でヒーローもヒロインも理不尽に耐えすぎてない?と思っちゃう。不正義には声をあげないと!(アメリカ脳)
かといって、正義と別の正義が対立するような大人の構造は、うまくいけば面白いけど読者にカタルシスを味わわせにくい難点があります。大人向けでも、やっぱ、悪役はある程度悪役っぽく動いてくれたほうがスカッとしますよね。
作者からの返信
西さん、私もアメリカ脳です。オーストラリア在住なのに。「戦えよ、そこ!」て思っちゃいます。ニューヨークとかだと、そうしないとひどい目にあったりしませんか?(←超偏見。いやでも、ロンドンはそんな感じでした。地下鉄とか、譲り合ってたら永遠に乗れなかった……。)
物語の中では、やっぱ悪役は必要ですよね。そのほうが圧倒的に読後感はいいです。リアリティーは必要だけど、本当の現実はちっともスカッとしないですもんね(笑)。
西さんのエッセイ、少し呼んでます。面白いですよね。
しかし、まりこさんも、すごい。ほぼ毎日、エッセイと小説をアップしてるのでしょう。素晴らしいなって思う。
ただいま、お暇中の私です。
作者からの返信
アメさん、お暇中ものぞいてくださってありがとうございます。アメさんが来ると、みなさん喜びます。たぶん。私が一番喜びます。
アメさんは、今も執筆中なんですよね? 公開されるの、楽しみに待っていますね。
確かに勝った方が正義、世の中そうですよね。
戦争なんて大量虐殺ですが、日本は敗戦国というだけで未だに肩身の狭い思いをしてますし。
恋愛は、DVやモラハラとかそうかなと思っていましたが、なるほど、二人が同等という関係は珍しいですよね。そうなると、強弱あるのかあ。でも、まあ、役割分担的なのもあるかなと思います。恋愛で自分に無いものにお互い惹かれた場合、口うるさく言ってる方が強いかというと、実はそうでもなかったり。
同じ人間は一人もいないから、優劣はある。その優劣をどう捉えるかですよね。この点は優れてるけどこの点は劣ってる。そういう多面性があるのが人間だから。だから、恋人も夫婦もその人たちにしか分からないことがありますよね。だから究極はお互いそれで良いと思ってるのなら良いのかなと思ってしまいます。
周りから見たのと本人たちが感じてることって違いますしね。
ただ、絶対許せないことがあります。
虐待といじめ。
これは勝てば正義なんて絶対あり得ないと私は思ってます。
弱い方が悪いなんて、大勢対一人じゃ勝てないし、親に対しても子供は勝てません。
すみません、熱く語りすぎました。
ルビ、面倒でふってない私、見習わなければ!
作者からの返信
「口うるさく言ってる方が強いかというと、実はそうでもなかったり。」
↑そうですね! はたから見てるのと実際は違ったりしますよね。
「だから究極はお互いそれで良いと思ってるのなら良いのかなと思ってしまいます。」
↑これも、本当にそうだと思います。共感のV6、間違えた。共感のARASHI。(古い親父ギャク、止められなかった……。)
虐待といじめはほんっとーに許せないですよね。虐殺も許せないですけどね(笑)。
歴史は残酷です。未来の世界がもっと平和で優しいものになることを願っています。
歴史は勝者のものですから。
カップルの場合だと、共依存なんて怖い関係にもなりかねないですよねー
弱い方が実はしばってるみたいな。
自分を助けるのは自分。その通りです。だって、助けてもらったら今度はその人に支配されるかもしれないんだから(笑)
作者からの返信
こころさま、さすが。オ・ト・ナ。
共依存も双方ハッピーなうちは、全然いいと思うんですけど、片方が抜けたくなった時にひどいことになりますよね。共依存のままお墓に入れば、永遠の愛でちゅう。(←あー、この発言はボコられますか?)
助けてあげるのも、助けを求めることができるのも、大事なことだと思うんですが、なーんか変な構図になってしまうとき、ありますよね!? なんなんでしょうねー。というか、こういう答えなんかないことをグルグル考えるのが、趣味です……。(←ぎゃー!)
これは良いステマ
なんか広告のライターさんみたい―
それはそーと桃太郎、良く話にあがりますが酷いですよね。
鬼が各地から奪ってきた財宝を、ジジババだけに渡すとか、火事場泥棒甚だしいです。
あと犬と猿がある程度かは攻撃力があったとはいえ、のこり雉ですよ?
絶対その気になったら桃太郎ひとりで無双できてましたよね?
それでいて正義面してるこいつの方が、鬼の数倍ヤバいと思うんですよね。
実際桃太郎の3番だかの歌詞がメッサヤバいっていう有名なお話もありますし。
~総括~
金太郎はなにもやってなくね?
作者からの返信
ステマ! 見破られますた! そんなつもりはなかったんですけどねー。(←としらじらしく言ってみる。)
桃太郎の3番の歌詞、先ほどググってきました。マジやばいですね(笑)。
現代の倫理観って歴史が浅いんだなーって思いました。
倫理や道徳ってこれからどんどん変わっていくでしょうし、今普通にやってることを、未来の人がふり返って「あり得ない!」て思うんでしょうね。
金太郎は私も「あ!」て共感したんですけど、ロンさんがコメントで解説してくれてます(笑)。
いつもナイスなコメントありがとうございます。
負けを認める、というか、自分を折るって、くっそコスト高いんですよね。力でねじ伏せたほうが何倍も楽。淘汰を忌避したがる心理なんでしょうね。私の好きなブルーズは、負けたとこから突き抜けるんです。立ち上がるんでも這い上がるんでもなく。色んな表現がありますね。あさっての方向ですみませんでちゅう。
仮面ライダーはけっこー、代によってはかなりひねり入ってるみたいですね。キラメイジャー面白いっすよ。
作者からの返信
「負けを認める、というか、自分を折るって、くっそコスト高いんですよね。」
↑名言! 名言! さすがハードボイルド! しびれます。
ブルーズって負けたとこから突き抜ける文化なんですか。知らなんだ。
負ける美学ってありますね。それができる人が本当のヒーローだと思います。
泣いた赤鬼の青鬼さんとかね(←これ、あらすじ思い出しただけで涙腺ゆるみます)。
個人的には、ヒーローがあえて負けるストーリーのが、勝っちゃうやつより好きですね。めっちゃ切ないんですけどっ!
西フロイデさんの「改稿・校正作業日誌」、良いですよね。
どんな仕上がりになるんだろう。ワクワクします。
正義と悪については難しいです。作者の意見が見えすぎても駄目だと思うけど、つい自分の見解を語ってしまいがち。自作の反省すべき点です。
作者からの返信
「作者の意見が見えすぎても駄目だと思うけど、つい自分の見解を語ってしまいがち。」
↑私も、これは気をつけようと思います。説教くさくなっちゃダメー! て思うし、読者さんがどんな人生を歩んできて、今どんな状況かわからないから、どんな生き方も否定したくないと思って書いています。
でも、自分の見解、漏れますよね(笑)? 書くってそういうことでもあるので、しょうがないんとこもあるんですけど、自分の懐が深かったらいいんですかねぇ。めっちゃ狭量なのにいい作品書いてる作家さんとかもいそうだしなぁ(笑)。
編集済
実は『絶対悪』が存在する構図って、話が描きやすいと思うんですよね。というのも例えば「何かを作り上げよう」→「やったー完成だー」みたいなのってただ話の中だけで盛り上がってて本当に読者が感情移入できているのか心配になる。カタルシスまで到達するんだろうか?って不安になる。
(あくまで書き手としては、なんですが、書いた後も色々思い悩んだりします)
けど難しいこと複雑なこと、人間関係を考えてまた再度挑戦してみたくなる、割とそんな感じですよね?
作者からの返信
叶良辰さま、今回もベテランライターの風格が隠せないコメントありがとうございます。
「絶対悪」が存在する構図は書きやすいと思います! あと、やっぱりエンタメでは観客も盛り上がりやすいですよね。そういう、前からある方程式を上手に使うのも、作家の腕だと思います。
んが! 個人的には答えなんかないような複雑なものを書きたい性分です。自分にとって、執筆は自分との対話でもあり、大きな質問に挑む作業でもあるので。
一回、レシピ通りに作ってみると料理の腕があがったりもするので、ちゃんと方程式にそったやつも、練習と思って書いたほうがいっかなぁとも思います。方程式使ってても浅くない名作、たくさんありますもんね。
編集済
「弱いものになることで自由を奪う」
ここで吉田くんと菜々子さんの例が!
勝ったものが正義、真理だなぁ。
と一瞬思った私に、坂口安吾の「人間は、決して、勝ちません。たゞ、負けないのだ」という言葉を思い出しました。あれ歯痛の話だっけ?(違う)
追記
金太郎は坂田金時って言って、四天王の一人として鬼の茨木童子・酒呑童子を退治して、江戸時代になると勝手に息子さんが二次創作で作られるぐらい有名だったんですよ……!(コソ)
作者からの返信
ロンさん、レビューがね、すごすぎ! 本文よりレビューのほうが完成度が高いって、それ新手の嫌がらせか? て思うくらいです。(訳:ロンさんのレビューがあまりにもすてきなので、めっちゃくちゃ嬉しかったです。)
吉田くんと菜々子さんの例を一瞬で見破るあたり、お主も佐賀県民だな? え? 関係ない?
坂口安吾さまは、読んだことないんです。さっきね、2冊くらいKindleでポチッとやったら古典だから0円でした。ラッキー。読んでみますね。タイトルだけ見ても面白そうです。
追記、ありがとうございます。ここのエッセイ、ほんとにカオスで、コメントがめっちゃ面白いですよね。勇気出してユニバースと交信してよかったです。
負ける者を描くことで勝つ側(正義)の偽善を同時に描いているような作品が好きです。脂肪の塊とか。ただそういう話は気分が悪いので日本の方は特に嫌いだろうなと思います。
作者からの返信
「負ける者を描くことで勝つ側(正義)の偽善を同時に描いているような作品」
↑ いいですね〜。「脂肪の塊」未読なのですが、読んでみたいです。
朝井リョウさんの「正欲」や角田光代さんの「八日目の蝉」なども、負けた側を書くことで正義に疑問を提示している点では似ている……かも? と思いました。ちょっと趣旨とずれるかもしれませんが。
「脂肪の塊」は日本人ウケしない感じなのですね。正義が勝つ話がユニバーサルに人気な一方で、負けた側の話も古今東西需要があると思いますが、負けた側の書き方や、正義の叩き方に、お国柄がでるのかもしれませんね〜。