登場人物紹介(ネタバレあり)



*シリーズ化にともない、簡易的な人物紹介を作成しました。

 新しく黒豹王子編を投稿しておりますので、よろしければそちらもご覧ください。


*白猫王子編までで明かされている情報のみ掲載しています。

 年齢は白猫王子編、時点でのものになります。



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■ セレナ・ハスール(16歳)

ハスール国の第四王女。

淡い金色をした、ストレートのロングヘア。菫色の瞳。


三人の異母義姉と、国王である父親から虐げられ、城内で監禁されるようにして生きてきた。

初めて参加した夜会にて、隣国の王子であるシュニーに見初められて、アレストリアへと嫁ぐ。

一年の婚約期間を経てシュニーと結婚し、幸せに暮らす。


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~アレストリア側~


■ シュニー・ダリ・アレストリア(21歳)

アレストリアの第三王子。

耳の下辺りまで伸びた癖のある白髪に、水色の瞳。


兄である王太子の補佐官になるべく、国政に携わっている。

視察で訪れたハスールにてセレナと出会い、婚約者に迎えた。

アレストリア王家に伝わる呪いを受けており、『眠気』を感じると白猫の姿になってしまう。

猫の姿ごと受け入れてくれたセレナを溺愛している。



■ ジェフ(22歳)

シュニーの従者。

短い灰色の髪。

侯爵家の次男であり、11歳の時にシュニーの従者になる。

基本的になんでもそつなくこなす、ちゃっかりした性格をしている。



■ アリー(16歳)

セレナの侍女。

茶色の髪を、頭の上でお団子のようにまとめている。

子爵家の令嬢で、セレナが嫁いできた際に王城で働くことになった。



■ ルディオ(25歳)

アレストリアの第一王子であり王太子。

金色のストレートロングヘア。新緑色の瞳。

シュニーとは母親が同じ。



■ ロイアルド(23歳)

アレストリアの第二王子。

国政には携わらず、騎士として働いている。

シュニーとは腹違いの兄弟。



■ フェルーシア

アレストリアの第一王妃。

ふわふわの白いロングヘア。薄い水色の瞳。

ルディオとシュニーの母。


■ ダリア

アレストリアの第二王妃。

黒髪ストレートロング。

ロイアルドの母親。フェルーシアとはとても仲が良い。


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~ハスール側~


■ メルセド・ファルド・ハスール

ハスールの国王であり、セレナの父親。

王宮で働いていたメイドに手を出した結果、産まれたのがセレナ。

母親の身分の低さなどの事情から、セレナを疎むようになる。


マリージュの悪行を止めることができずに、もちかけたアレストリアとの軍事同盟を、シュニーに断られてしまう。

それが原因で国王としての立場も悪くなる。



■ マリージュ

ハスールの第一王女。

赤みの強い金髪の巻き髪。


セレナを苛める主犯。

容姿の整ったセレナを疎ましく思い、嫌がらせを繰り返す。

アレストリアへと嫁いだセレナの立場を正確に理解できず、嫌がらせを続けたことからシュニーの怒りに触れ、断罪される。

罰としてヴェータ国へ嫁ぐことになる。



■ 双子

ハスールの第二王女と第三王女。

マリージュに同調して、セレナを苛めていた。

同じく断罪されたあとは、修道院に入る。



■ ゲイル

ハスールの王太子。

マリージュと双子の悪行を見て見ぬふりをしていたが、実際はセレナのことを心配していた。

最終的にはセレナに謝罪をし、二人は和解する。


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~その他~


■ ケーラ

セレナの乳母であり、実の祖母。

セレナがアレストリアに嫁ぐ際に離れ離れになるが、最終的にはアレストリアへ移住する。



■ マルク

ハスールの騎士。

亡くなったセレナの母親の婚約者。

苛められるセレナを陰で助けていた。

ケーラと同じく、騎士を辞職しアレストリアへと移住する。



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~国の紹介~


■ アレストリア

国土の広い、豊かな大国。

産業や農業が盛ん。

戦争を好む国家ではないが、自国の防衛のためには軍事力を惜しまない。



■ ハスール

アレストリアの東側に位置する国。

国土が狭く、食料の自給率が低い。

貴族と平民の生活格差が酷い。

軍事力も高くはなく、ヴェータの脅威に日々怯えている。



■ ヴェータ

アレストリアの北東側に位置する国。

戦争を繰り返し、領土を拡大してきた軍事国家。

最近は花嫁候補の募集と称して、近隣の国から若い女性を集めている。


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呪われた白猫王子は、飼い主の王女様を可愛がりたい 【ネコ科王子の手なずけ方】 鷹凪きら @takanagi-kr

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