檜風(かいふう)
羔裘(政務を顧みない君主)
羊皮の衣を着て出かけ、
狐皮の衣を着て参内する。
そなたを思うと、
心配でたまらぬのだ。
羊皮の衣を着て歩き回り、
狐皮の衣を着て公堂に立つ。
そなたを思うと、心が憂いに沈む。
羊皮の衣はつややかで、
日の輝かんばかりのまばゆさ。
そなたを思うと、
心配でたまらぬのだ。
○国風 檜風 羔裘
羊皮の着物も、狐皮の着物も、いずれも公的な案件に参加するときに身につける者であるという。にもかかわらず、檜の国の主はそれを着て私用のお出かけをし、ふらふらする、というのである。
○儒家センセー のたまわく
檜の国は洛陽のやや東あたりのエリア、ということである! この国と、次に出てくる曹の国は小国であったためか、詩経の中でも扱いが非常に小さい! それにしても羔裘なるタイトル詩が三つあるのがややこしくてかなわぬ! 今からでもよいからこの詩は逍遥と改題すべきではなかろうか!
毛詩正義https://zh.wikisource.org/wiki/%E6%AF%9B%E8%A9%A9%E6%AD%A3%E7%BE%A9/%E5%8D%B7%E4%B8%83#%E3%80%8A%E7%BE%94%E8%A3%98%E3%80%8B
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