東方之日(しゅけべ/セーフーゾクの乱れ)

東方之日とうほうしじつ



東方之日兮とうほうしじつけい

彼姝者子かしゅしゃし 在我室兮ざいがしつけい

在我室兮ざいがしつけい 履我即兮りがそくけい

 東の空に、日が昇る。

 にもかかわらず、あの美しいお人。

 あの方は、この部屋におられる。

 このお部屋にて、私の側にある。


東方之月兮とうほうしげつけい

彼姝者子がしゅしゃし 在我闥兮ざいがたつけい

在我闥兮ざいがたつけい 履我發兮りがはつけい

 東の空に月がのぼる。

 あぁ、かの美しいお人。

 あの方は、いまだ邸内におられる。

 私を踏み、発されるのだ。




〇国風 齊風 東方之日


やだ、しゅけべ……。




〇儒家センセー のたまわく


詩経中最もエロい詩である! エロは敵である! 君臣の関係が乱れるから男女の間柄も乱れるのである! 何なのだ「踏みて」「発する」とは! 何を発するのだ! 何を!




毛詩正義

https://zh.wikisource.org/wiki/%E6%AF%9B%E8%A9%A9%E6%AD%A3%E7%BE%A9/%E5%8D%B7%E4%BA%94#%E3%80%8A%E6%9D%B1%E6%96%B9%E4%B9%8B%E6%97%A5%E3%80%8B

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